転職が難しい年齢だけど別な会社で働きたい !
あるいは一般的に転職が難しいと言われている人、例えば短期間で退職している人、ブランクが長い人、転職回数の多い人など。
そんな人がもう一度転職したいと考えているならどうしたらいいのか ?
チャンスはあります。
この記事は転職が難しい年齢や不利な人な人達のために、失敗しないポイントを書かせていただきました。
転職が難しい年齢や不利な人とは
転職が難しいのは年齢が高い人だけではありません。
はじめにどんな人が転職に不利かを上げておきましょう。
・転職回数の多い人
・ブランクが長い人
・短期間で退職している人
・中年以降の人
これらの逆をいけば転職に有利と言えるでしょう。
でも、過去や年齢は変えられません。
そこで、不利な条件になってしまってもそれを帳消しにする、あるいは上回る有利な点を見せる必要があります。
ご説明しましょう。
転職成功のカギは退職理由にある
転職回数が多くても、中年以降の転職でも、在職期間が短くても、
退職する理由がOKなら転職に不利にならない
のです。
採用担当者はことのほか「退職理由」を気にします。
たとえばこんな退職理由はNGです。
・上司や先輩、同僚と合わない
・仕事が面白くない
人とうまくやってゆけないのは協調性がなく、職場を乱すと考えられますし、仕事に楽しさを見出せないのは工夫が足りないと思われてしまいます。
ではどんな理由なら不利にならないのか、上に列記した転職に不利な人ごとに見てゆきましょう。
転職回数が多い人
転職回数が多い人は、次のような理由ならOKです。
・Uターンのため転職
・技術力やスキル向上のため転職
・会社都合による退職
・転勤できない事情があって転職
など、毎回の転職理由が採用担当者が納得する理由であれば大丈夫。
と言うか、そうでなければ転職は難しいです。
在職期間が短い人
在職期間が短い人はどこへ行っても長続きしないと思われます。
でも、次のような理由で退職したのなら別です。
・入社前の説明と条件が違っていた
・業務内容が説明と違っていた
例えば「事務職として採用されたのに営業に回され、ノルマを課せられた」などは転職理由として理解を得られやすいでしょう。
あるいは入社前に提示された給料が20時間の残業代込みだったなど、詐欺のような話も当然採用担当者の理解を得られやすいです。
ただし、条件を細かく確認しなかったのは本人の落ち度ととられることもあります。
また、2つがそろってしまうと・・・
(転職回数が多い) × (在職期間が短い)
これはさすがに書類選考で落とされます。
中年以降の人
中年以降で転職しようとすると、その年で会社を辞めるのはよほどの理由か、本人に落ち度があって辞めさせられたととられかねません。
でも、次の退職理由なら大丈夫です。
・介護などの家庭の事情で勤務形態を変えたい
・家庭の事情で転勤できない
・会社都合
等は納得を得られやすいです。
ただし、会社都合の場合は、長年勤務した会社に残れなかったのは本人の実力が無いか人望がないからと取られることもありますが・・・。
それでも会社の経営状態悪化による年長者からのリストラであれば致し方ないということになるでしょう。
ブランクが長い人
ブランクが長い人は働く意欲がないか、本人に問題があってどこにも採用されないのであろうととられます。
履歴書にブランクの期間、何をしていたかを書いておく必要があります。
・家の仕事を手伝っていた
・資格取得の勉強をしていた
・アルバイトをしながら就きたい仕事について調べていた
など、とにかく「何かをして有意義に過ごしていた」ことを応募先に伝えます。
通常、ブランクが長いだけで敬遠されて面接に進みにくくなります。
ブランク期間中何をしていたかは履歴書なり職務経歴書に簡単に記載しておくと面接に進むチャンスが得られやすいです。
面接では突っ込んで聞かれます。
「前職を辞められてから期間が長いようですが、その間何をしておられましたか ?」
「家の仕事を手伝っていましたが、○○という仕事に興味を持ったので必要なスキルを身に付けようと通信教育を受けていました。」
「御社で○○の要員を募集されていること、御社が××の分野で成長されれていることを知って、是非御社の一員としてお役に立ちたいと考えて応募させて頂きました。」
と言う感じで答えると良いでしょう。
さらに詳しくはこちらをどうぞ。
転職でブランクの理由をどう説明する ? 何もしてないはNG !
転職成功のためのもうひとつのポイント
転職を成功させるためには退職理由が重要であることは既にお伝えした通りですが、ここでもうひとつ転職成功のポイントを付け加えさせていただきます。
・中年以降や役職者なら業務履歴を書きすぎない
→ 応募先に適合する業歴にスポットを当てて書く
・若い人なら退職理由と志望の動機をつなげる
順にご説明しますね。
中年以降や役職者は業務経歴書にコツがある
また、役職者だけでなく、ある程度年齢が高くなると様々な業務を経験しているので職務経歴書にたくさん書きたくなります。
でも、応募する会社で求めている人物ぞに関係ないと思われる業務は「○○等」で一括してしまった方が良いです。
書きすぎると採用担当者は何が得意なのか、自社が求めることができる人なのか判断しにくくなってしまいますよ。
さらに詳しくはこちらをどうぞ。
50代の転職を成功させよう ! 履歴書の書き方がポイント
若い人は退職理由と志望の動機をつなげる
若い人なら、退職理由として「技術力やスキル向上のため」とすることができるでしょう。
「ホームページを拝見させていただき、御社は○○の分野で高い技術力をお持ちであると理解しております。」
「御社で働かせていただければ、私の○○の経験が活かせると思いますし、さらにスキルアップしてお役に立てると思って応募させていただきました。」
このように
退職理由と志望の動機がひとつにつながっている
ことが若い人ほど説明しやすいのです。
おわりに
いかがでしたか ?
この記事は転職が難しい年齢や不利な人な人達のために、失敗しないポイントを採用担当者の視点からお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?
転職が不利な人が成功するポイントは
・退職の理由と志望の動機
・理想は退職の理由と志望の動機がつながっていること
この2つはぜひ心に留めておいてくださいね。
あなたが転職に成功して望みの仕事に就けますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。