就活しなければならないのに進路が決まらない。
自分はいったい何をやりたいのか ?
自分でもよく分からない。
でも、心配しないで。
多くの学生は自分の将来像・ビジョンをそんなに明確にはもっていません。
みんな悩みながら、迷いながら進路を決めているのです。
進路が決まらないと、当然ながらどの会社を受けるかも決められませんね。
とりあえずいろいろ受けて見る。
でもたいていは採用されません。
なぜなら、「志望の動機」がはっきりしていないから。
採用する側としては、優秀人材が欲しい。
さらに、この会社に入りたいという熱意のある人が望ましいのです。
やりたいことがはっきりせずに、とりあえず応募した人には面接官は「熱意」を感じません。
当然、採用される確率は低くなります。
どうしたら良いでしょう。
ここでは就活なのに進路が決まらない人のために、どうしたら良いかをお伝えしたいと思います。
就活で進路が決まらないときはこうしてみる
就活で進路が決まらないときは、次のことをやってみると良いです。
・興味のあることを書きだす
・学部や専攻は気にしないでやりたいことを考える
・合同企業説明会に行ってみる
・大学院も選択肢としてみる
順にご説明しましょう。
興味のあることを書きだす
進路が決まらないときは、まず自分が興味のあることを紙に書きだしてください。
思いつくまま、列記するのです。
たとえば、
・パソコン
・法律
・料理
・旅
・車
・写真
・電車
・花
・etc.
自分が文系とか理系とか気にしないでどんどん書いて行きます。
たとえば、車に興味があるからといってドライバーにならなくても、車の設計にたずさわる人、販売する人、車の会社で事務をやる人、さまざまな職種があります。
興味があることに関する職種に就いている自分がイメージしてみます。
ワクワクするならそれがあなたに合った仕事かも知れません。
学部や専攻で進路を決めるか ?
文系出身でSE(システムエンジニア)の職に就いている人もいますし、逆に理系出身で営業職に就いている人もいます。
なので自分の学部とか専攻は気にしないでOKです。
多少大学で学んだことが役に立つかもしれませんが、新入社員はスタートラインでの知識は大差ありません。
みんな入社してから覚えて、成長してゆきます。
そして採用担当者は学部や成績より、人柄と熱意を買います。
自分の専攻や学部とまったく違う分野でも、熱意を持って志望動機を示せれば採用される可能性は高くなりますよ。
合同企業説明会に行ってみる
合同企業説明会では様々な企業を見ることができます。
色々な企業を広く見ることで、次第に自分が興味を惹かれる業種や職種が見えてきます。
そして、「へえ、こんな会社もあるんだ。おもしろそうだな。」という会社が目に止まるかも知れません。
興味を引かれる会社が見つかったら、応募する前にその会社のことを徹底的に調べてください。
ますます興味を感じるか、それとも逆に合わないと思うかが分かって来ます。
それに、企業研究をしておくことは、応募前の鉄則ともいえる大事なことです。
志望動機を書くときや面接の際に必ず役に立ちますから。
志望動機はその会社が得意とすることや力を入れていることと、自分のやりたいことを結びつけて各と効果的です。
面接でも同様に志望動機を聞かれます。
そのときにはっきり答えられないとマイナス評価になってしまいます。
企業研究についてはこちらに詳しくまとめましたのでどうぞ。
大学院に進むという選択肢
進路が決められないとき、大学院に進むという選択肢もあります。
大学院に行くと、就活が難しくなると言う人もいます。
理系は良いけど文系の大学院生は就職先が決まりにくいと思われています。
でも、大学院に進んでも就活で不利にならないようにすることもできます。
こちらをご参照ください。
無理に就職して、「やっぱり自分に向いていない」と辞めてしまうと履歴書に「キズ」がつきます。
やはり、自分の「やりたいこと」を見つけてから就活をするのが望ましいですよ。
とりあえず卒業してフリーターになる
これはおすすめしません。
将来正社員として就職しにくくなるからです。
まずは、就職するか大学院に進むかいずれかをおすすめします。
フリーターのメリット、デメリットについてはこちらをご参照ください。
なんとなく就職
なかなか就職が決まらずに、ようやく内定をもらったけど、それほど興味のある会社ではない。
そんなときは、入社させてもらいましょう。
案外入った会社での仕事が性に合うかも知れません。
どうしてもほかにやりたいことがあるなら別ですが、進路が定められないまま就職が決まった場合は、流れにまかせてみてはいかがでしょう。
おわりに
いかがでしたか ?
就活で進路が決まらないときはどうしたら良いかについてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょか ?
最後にまとめておきますね。
・興味のあることを書きだす
・合同企業説明会に行く
・文系、理系にこだわらない
・大学院に進む
あなたが自分進路をしっかりと定めることができますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。