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会社選びの基準を面接で聞かれたら ? 理想の答え方を伝授。

会社選びの基準を聞かれても大丈夫よ !

「あなたの会社選びの基準はなんですか ?」と面接でいきなり聞かれることがあります。

「えっ ? 基準ですか ? ・・・」

 

会社選びの基準とか軸を問うのは、意外と想定外の質問の質問かも知れませんね。

 

あわてて思わず本音を答えてしまう。

 

しっかりした「ホンネ」なら良いのですが、「給料の高いこと」とか「残業の少ない会社」あるいは「夏休みをしっかり取れること」なんて答えたらホンネ過ぎて失笑を買うことになってしまいます。

 

じつは、「会社選びの基準」は「志望の動機」と同じことなんです。

 

①私の会社選びの基準は〇〇です。

②御社は〇〇において魅力的な会社だと思います。

③だから御社を志望しました。

 

という感じでつながっているのです。

 

ここでは、会社選びの基準を面接で聞かれたときに面接官が納得する理想の答え方を伝授したいと思います。

 

 

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会社選びの基準~面接でこの答えはNG

はじめに、会社選びの基準として、面接では相応しくない答えを見ておきましょう。

 

以下、NGの回答例です。

 

・人材育成に力を入れている会社
・和気あいあいと仕事ができる会社
・実力や成果を正しく評価する会社
・自己成長できる会社

 

これらがなぜNGか分かりますか ?

 

面接官の「内心」をお教えすればご納得いただけるかと・・・。

 

人材育成に力を入れている会社

教育制度がしっかりしているとか人材育成に力を入れているというのは、いかにも良さそうな会社に思えるので、会社選びの基準としてはOKじゃないかと思いますよね。

 

考え方としては正しい。

 

でも、面接官はこう思います。

 

「当然教育はする。だがここは学校じゃねぇぞ」

 

「会社に教育してもらうことより、自分で技術や知識を身に付けようとする意欲を見せてみろ!」

 

もちろん口には出しません。

 

人材教育は大事なことですが、会社を選ぶ基準として答えると、他力に頼る姿勢ととられることがあるのです。

 

 

和気あいあいと仕事ができる会社

会社は仲良しクラブではありません。

面接官は内心こう思います。

 

「仕事はそんな甘いもんじゃないぞ。」

「社会人になる覚悟ができてないな。」

「ちょっとキツイと辞めてしまうかもしれないな・・・。」

 

実力や成果を正しく評価する会社

面接官はこう聞き返します。

 

「それは具体的にどういうことですか ?」

 

「成果を上げたら橋梁とか賞与に反映して欲しいと思います。」

 

「そんなことは実力をつけてから言えよ。」

「自分の利益を最優先する人間だな。」

 

と思われるでしょう。

 

自己成長できる会社

これも、「人材育成に力を入れている会社」と似ています。

やはり他力に頼る人間と思われるでしょう。

 

会社が成長させてくれるのではなく、自分が成長するという気構えが欲しいところです。

 

 

では、会社選びの基準を面接で聞かれたときの理想的な答えはどんな答えかお伝えしましょう。

 

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会社選びの基準~面接での理想の答え

会社選びの基準として面接官が納得する理想の答え方は次の3つを組み合わせていることです

 

①やりたい仕事に就けること
②世の中に貢献していること
③将来性を感じること

 

これであなたはこう評価されます。

 

・自分の軸がしっかり定まっている
・なぜその会社を選んだか、志望の動機が明確である
・先を見据えている

 

順にご説明します。

 

やりたい仕事に就けること

会社選びの基準としては、ホンネは自分のやりたいこと、興味のあることをやらせてくれる会社でしょう。

好きなことをやらせてもらえて給料をもらえる。

 

そのためには、自分のやりたいこと、就きたい仕事を真剣に考えること。

 

給料が高いに越したことはない。

休みが大いに越したことはない。

でも、この仕事ができるなら少々給料が安くても、仕事自体がキツくても頑張れる。

 

自分にとってそんな仕事は何か ?

それを突き詰めておくと、「会社選びの基準」はおのずと見えてきますよね。

 

あなたが心からやりたい仕事、就きたい職種はなんですか ?

研究職 ? 技術職 ? 経理職 ? 営業職 ?

 

まずはじめにそれを決めて、それからその仕事ができる会社を探したはずです。

会社選びの基準として、最初にあげるべきものは「やりたい仕事に就けること」です。

 

 

世の中に貢献していること

じつは、どんな会社でも世の中に貢献しています。

もちろん、詐欺とか犯罪にかかわっていない限りですよ。

 

世の中に必要とされない会社はなくなってゆきます。

必要とされる会社でさえ経営に失敗して消えてしまうことだってあるのです。

 

少なくとも今存在していると言うことはその会社が何らかの役に立っているから。

応募した会社の製品やサービスを見ればどんな貢献をしているか言うことができます。

 

たとえば、食品会社なら

「人間の生きる根幹である『食』を支えることで世の中に貢献している御社の一員として自分も世の中の役に立ちたいと考えて応募させて頂きました。」

 

面接官はこう切り返してきます。

 

「世の中には食品会社は当社だけでなく、たくさんありますよ。」

「なぜ、当社なのですか ?」

 

そこで次の将来性につなげます。

 

将来性を感じること

「御社は食品の中でも特に高齢者向けのものに力を入れておられます。」

「高齢化が進む社会でますます必要とされる会社だと考えるからです。」

 

ここでは食品会社を例にあげましたが、ネットワークカメラを扱っているIT会社なら

次のようになります。

 

①開発の仕事に就きたい
②御社はネットワークカメラで犯罪防止やセキュリティの確保で社会に貢献している
③少子化が進む社会で無人の監視システムを扱っておられる御社はますます社会に必要とされると考えます。

 

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

会社選びの基準を面接で聞かれたときのNGな答えと理想の答えをお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

自分の会社選びの軸をしっかり決めていれば、面接で聞かれても慌てることはありません。

あなたはもう決まっていますか ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。