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パートは失業保険をいくらもらえるの ? 計算してみよう !

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

パートのしつぎ用保険 計算してみよう !

パートは失業保険をいくらもらえるのか ?

その前に、そもそもパートは失業保険をもらえるのか・・・心配ですね。

 

パートも失業保険をもらえます !

 

ただし条件があります。

 

じつはパートも正社員も失業保険をもらえる条件は同じなんです。

 

退職するまでにもらっていた給料の額と年齢と勤続年数によって失業保険の額ともらえる期間が決まるのです。

 

もらえる場合の額は

 

退職前6ヵ月の給料の平均の50%~80%で、最低でも1日当たり2,061

 

です(2021年8月現在)。

後ほど詳しく解説しますね。

 

一般的にパートの場合は給料はあまり高くありませんし、退職までの勤続年数もそう長くはないでしょう。

 

なのでもらえる失業保険はそう多くはないことが多いです。

それでも自分がどれくらいもらえるか、目安は知っておきたいですよね。

 

ここではパートが失業保険をもらえる条件、そして気になる金額さらにもらえる期間について詳しく解説してゆきます。

 

豆知識 : 失業保険の正式名称

一般的に「失業保険」と呼んでいますが、この呼び方は正しくありません。
正しくは「雇用保険の基本手当」と言います。

ずっと以前(昭和22年)に「失業保険法」が制定された時の呼び方であった「失業保険」が定着して現在も失業保険と呼ばれることが多いのです。

「失業保険法」は上は50年に「雇用保険法」に改められました。

 

 

 

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パートが失業保険をもらえる条件

 

パートが失業保険をもらう条件は次の1点です。

 

雇用保険に一定期間以上入っていること

 

雇用保険に入っていることが前提です。

 

パートが雇用保険に入る条件

そして雇用保険に入る条件は次の通りです。

 

雇用保険の加入条件

・勤務時間が週20時間以上あること
・雇用の見込みが31日以上あること

 

たとえば、1日3時間で週5日働いている場合は

3時間/日×5日/週=15時間/週

ですから、この場合は雇用保険に入っていませんので、退職しても失業保険はもらえませんよ。

 

1日4時間で週5日勤務ならちょうど週に20時間働くことになりますから雇用保険に加入しているはずです。

 

給料の明細書を見てください。

「雇用保険料」が控除、つまり天引きされていれば雇用保険に加入しています。

 

もしも週に20時間勤務で1ヵ月以上働いていているのに雇用保険に加入していなければ会社に相談してください。

 

会社が雇用保険の加入に応じない場合は、労働基準監督署に相談して、行政から会社を指導してもらう手があります。

 

さて、雇用保険に加入していることが確認できたとして、次の段階です。

 

雇用保険に加入しているだけでは失業保険はもらえません。

 

雇用保険の加入期間が条件になります。

 

パートが失業保険をもらうための雇用保険加入期間

失業保険をもらうには、会社都合による退職なら最低でも1年、自己都合による退職なら最低2年間雇用保険の加入期間がなければなりません。

 

失業保険をもらえる条件

・離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12ヵ月以上あること(自己都合退職)
・離職日以前の1年間に、被保険者期間が通算して6ヵ月以上あること(会社都合退職)

 

次に失業保険をもらえる場合、実際にはいくらもらえるのか確認しましょう。

 

パートは失業保険をいくらもらえるか ?

冒頭お伝えした通り、パートが失業保険もらえる場合の額は、退職前6ヵ月の給料の平均の50%~80%で、最低でも1日当たり2,059円です。

 

これは離職時の給料の額と年齢、そして雇用保険の加入期間によって決まります。

初めに「賃金日額」を調べます。

 

賃金日額とは

失業保険の計算は「賃金日額」が基本となります。

 

賃金日額とは

賃金日額 : 退職前6ヵ月間の基本給と手当の合計を1日あたりの額に換算したもの。

※手当 : 残業手当、交通費など

賃金日額は、ハローワークに休職の申し込みをして、「雇用保険受給者初回説明会」に参加したときにもらう「雇用保険受給資格者証」(第1面)の 14 欄に記載されています。

 

 

例えば基本給+手当が月額120,000円の場合なら、

賃金日額 = 120,000/月 x 6ヵ月÷ 180 = 4,000円

となります。

 

もしも給料が手当込みで月額42,000円だとしたら

賃金日額 = 42,000/月 x 6ヵ月÷ 180 = 1,400円

となりますが、この場合は賃金日額は最低の2,577円(2021年8月時点)が適用されます。

 

では「賃金日額」が分かったところで失業保険の具体的な額を見てゆきましょう。

 

 

失業保険の額の計算

基本は賃金日額の50%又は80%ですが、各年齢層ごとに面倒な計算式を使う賃金日額がひとつずつあります。

 

一覧表を載せておきますね。

なお、基本手当日額上限値は毎年見直しがありますので、厚生労働省やハローワークのホームページで最新情報をご確認くださいね。

 

以下は2021(令和3)年8月改定時のデータです。

 

離職時の年齢 29歳以下

賃金日額給付率基本手当日額上限
2,577円以上 4,970 円未満80%3,975 円
4,970 円以上 12,240 円以下80%~50%6,120 円
12,240 円超 13,520 円以下50%6,760 円
13,520 円(上限額)超6,760 円

 

 

離職時の年齢 30~44

賃金日額給付率基本手当日額上限
2,577円以上 4,970 円未満80%3,975 円
4,970 円以上 12,240 円以下80%~50%6,120 円
12,240 円超 15,020 円以下50%7,510 円
15,020 円(上限額)超7,510 円

 

 

離職時の年齢 45~59歳

賃金日額給付率基本手当日額上限
2,577円以上 4,970 円未満80%3,975 円
4,970 円以上 12,240 円以下80%~50%6,120 円
12,240 円超 16,530 円以下50%8,265 円
16,530 円(上限額)超8,265 円

 

 

離職時の年齢 60~64歳

賃金日額給付率基本手当日額上限
2,577円以上 4,970 円未満80%3,975 円
4,970 円以上 11,000 円以下80%~50%4,950 円
11,000 円超 15,770 円以下50%7,096 円
15,770 円(上限額)超7,096 円

 

出展 : 厚生労働省
雇用保険の基本手当(失業給付)を受給される皆さまへ

 

基本手当日額下限は年齢に関係なく 2,061円(2021年8月現在)です。

 

 

パートは失業保険をいつまでもらえるか

雇用保険加入期間と退職の理由、つまり自己都合か会社都合かによって決まります。

 

自己都合でパートを辞めて新たに求職した場合は、3ヵ月か4ヵ月間もらうことができます。

自己都合退職の場合

失業保険受給期間(自己都合)

 

会社都合退職の場合

失業保険受給期間(会社都合)

 

20年以上雇用保険に加入している45歳以上60歳未満の人がちなみに会社都合で失業したら、330日間と1年近く失業保険をもらうことができますよ。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

パートは失業保険をいくらもらえるのか、またいつまでもらえるのかについて解説してきましたが参考になりましたでしょうか ?

 

そもそも失業保険は雇用保険に加入していることが前提ですが、勤務時間が週20時間以上で、31日以上雇用される人は雇用保険に加入することになっています。

 

最低でも1日当たり2,061円もらえます(2021年8月現在)。

 

目安として知っておくと良いですよ。

 

さいごまでお読みくださってありがとうございました。