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職業訓練を受けるには ? 入り口は2つある。

職業訓練を受けるには 入口が2つある !

職業訓練を受けるにはどうしたら良いのか ?

職業訓練でスキルを身に付けて就職につなげたい。

でも雇用保険に入っていないといけないとか・・・。

 

じつは「職業訓練」には2つの入り口があるのです。

 

・ひとつは失業保険を受けている人用 → 公共職業訓練
・もうひとつは失業保険を受けられない人用 → 求職者支援訓練

 

どちらも無償で訓練を受けることができます。

 

これらを合わせて公的職業訓練(ハロートレーニング)と呼んでいます。

なので、単に職業訓練と言うと公共職業訓練を指すのか求職者支援訓練を指すのか区別がつかないのです。

 

ここではまぎらわしい公共職業訓練と求職者支援訓練を徹底比較して解説しています。

 

 

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公共職業訓練と求職者支援訓練の違いは ?

では早速公共職業訓練と求職者支援訓練の違いをご説明しましょう。

 

最も大きな違いは

・受講の対象者
・受講に伴って支給される手当

の2つです。

 

公共職業訓練はおもに失業保険(雇用保険の基本手当)を受給しているまたは受給予定の人を対象としています。

 

一方の求職者支援訓練は失業保険(雇用保険の基本手当)を受給できない人を対象としています。

 

その代わり、公共職業訓練で支給される受講手当は1日あた500円max 40日間しか支給されません。ただし、通所のための交通費は毎月支給されます。

 

一方の求職者支援訓練は毎月10万円の手当が支給されます。

これを「職業訓練受講給付金」と言います。

ただし、本人の収入が8万円以下の場合に限ります。

 

求職者支援訓練は失業保険をもらえない人のための救済制度

 

と言って良いでしょう。

 

ほかに通所のための交通費が支給されます。

 

これら以外にも公共職業訓練と求職者支援訓練にはいくつかの違いがあります。

 

公共職業訓練は受講期間の長いものが多く、じっくりスキルを身に付け、資格取得を目指すのに適しています。

 

それに対して求職者支援訓練は長くても6ヵ月ですから、早く仕事に就きたい人に向いているといえます。

 

もっとも、公共職業訓練と求職者支援訓練課のどちらを選ぶかを自分で決められるわけではありませが・・・。

 

一覧表にしておきますね。

 

公共職業訓練 求職者支援訓練
対象者 ハローワークに求職の申込みをして失業保険を受けている人 ハローワークに求職の申込みをして失業保険を受けていない人
訓練期間 概ね3ヵ月~1年 2ヵ月~6ヵ月
給付金・手当 基本手当(失業保険)+受講手当(500円/訓練日)+通所手当+寄宿手当
※訓練を受講する場合、基本手当給付日数の延長措置あり
受講手当(月10万円) +通所手当+寄宿手当
※本人収入が月8万円以下等、一定の要件を満たす場合
実施機関 ・国(ポリテクセンター)
・都道府県(職業能力開発校)
・民間事業者(都道府県が委託)
・民間事業者(厚生労働大臣が認定)
訓練コース 施設内訓練
・機械、電気、建築、塗装、造園、印刷、ファッション等委託訓練
・医療、介護、保育、美容、財務、総務、不動産、Webデザイン、
プログラミング等
・Webデザイン、プログラミング、医療、介護、電気、機械、
保育、理美容、財務、総務、不動産、等基礎コース、実践コースによりレベルが異なる

出典 : 厚生労働省
ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の全体像
を参考に作成

 

公共職業訓練は、国、都道府県のほか、民間事業者へも委託して行っています。

国の機関である各地のポリテクセンターでは、機械科、金属加工科、CADデザイン科、

電気設備技術科、ビル管理技術科など、もの作りにかかわる訓練が多いのが特徴ですが、ビジネスワーク科などの事務系の訓練コースもあります。

 

また、都道府県の職業能力開発校では、地域に応じたコースが用意されます。

 

一方、求職者支援訓練は、厚生労働大臣が認定の認定を受けた民間事業者が行っており、訓練内容はITから医療、介護、電気、機械、事務系など、幅広いコースが用意されています。

 

いずれの訓練も窓口はハローワークとなりますから、自分が就きたい仕事を決めたらハローワークの職員に相談するとよいです。

地域、時期によって受けられるコースが違いますから、こちらから地域毎の訓練情報をご確認をご確認ください。

出典 : 厚生労働省
職業訓練検索検索

 

 

公共職業訓練と求職者支援訓練の共通点は ?

ここまで公共職業訓練と求職者支援訓練の違いについて解説してきましたが、実は大事な共通点があります。

 

それは、いずれも

 

筆記試験と面接試験がある

 

ということです。

 

公共職業訓練は受講することで、失業手当の受給期間が延長されるという優遇措置があります。

 

一方の求職者支援訓練は受講することで毎月10万円の受講手当をもらうことができるという優遇措置があります。

 

これらの大きな優遇措置受けるためにはそれなりの熱心さが必要だということなのです。

 

そして、公共職業訓練も求職者支援訓練とも、受講した人の就職率は70%~80%と高いことも付け加えておきます。

 

金銭面での優遇を受けて、さらに再就職に有利になる。

それならこれらの公的職業訓練(ハロートレーニング)を申し込まない手はありません。

 

頑張ってみる価値はありますよ !

 

気になる職業訓練の就職率は ?

厚生労働省が公開した2020年度の公的職業訓練受講者の就職率の実績は次の通りです。

 

公共職業訓練                          : 81.9%

求職者支援訓練基礎コース  : 46.8%

求職者支援訓練実践コース  : 57.2%

 

出典 : 厚生労働省
令和2年度公共職業訓練と求職者支援訓練の実施状況について

 

求職者支援訓練に比べて公共職業訓練の受講者の方が就職率が高いのは、やはり訓練期間が長く、それだけ実務に即したスキルを獲得できていると見てよいかと思います。

 

求職者支援訓練基実践コースの中で、「介護福祉」分野の就職率が 72.2%と総体的に就職率が低めの求職者支援訓練の中では断トツに「良い」と言えるでしょう。

 

それだけ「介護福祉」分野は人で不足であることがうかがえますね。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

職業訓練を受けるにはどうしたら良いのか ?

訓練を受けようとする人の立場によって入り口が異なること、お分かりいただけたと思います。

 

なお、職業訓練にはデメリットもありますので、こちらも併せてご参照くださいね。
職業訓練は就職に有利か ? デメリットにも目を向けよう !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。