転職がうまくいかない !
何社も応募しているけど、合格しない。
理由は何だろう ?
書類選考で落される。
面接で落される。
それぞれ理由があるはずです。
理由が分かれば対処法も見えてくる。
ここでは、転職がうまくいかないのはなぜか、面接官からみた落ちる理由を明かした上でその対処法についてお伝えしたいと思います。
転職がうまくいかない理由
転職が上手くいかない理由は、書類選考と面接に分けられます。
それぞれについてご説明しますね。
書類選考で落ちるのは
書類選考で落ちる理由はたいてい次の3つのうちのどれかです。
・応募書類が見にくい
・自分ができる仕事を選んでいない
・「ウリ」がない
順に見てゆきます。
応募書類が見にくい
字がきたない人は手書きにしないでワープロ(つまりパソコン)で作った方が良いです。
字が下手なことが悪いのではなく、見にくい応募書類を提出する気づかいのなさが採用担当者に嫌われるのです。
見にくい応募書類は初めから見てもらえませんよ。
自分ができる仕事を選んでいない
中途採用で求められるのは即戦力。
なので、ある程度の年齢になって経験のない仕事に応募しても書類選考で落されます。
転職に成功するには、やりたいことより自分ができる仕事を選ぶのが王道です。
どうしても未経験の仕事にチャレンジしたいなら、それなりの理由と熱意を履歴書の志望の動機欄などに書いて採用担当者の目を引く必要がありますよ。
一方、第二新卒くらいの若い人なら、経験がなくてもしっかりした志望の動機があれば書類選考を通る可能性は十分あります。
「ウリ」がない
経験者ならできること、得意なことをアピールしなければ「欲しい」とは思われません。
その点は職務経歴書でアピールします。
職務経歴書の書き方については、後ほど取り上げますね。
面接で落ちるのは
次に、面接で落ちる理由を見ておきましょう。
次の3つです。
・志望の動機が弱い
・自分の経験がその会社でどう活かせるかを言えていない
・応募先のことを良く調べていない
・質問しない
志望の動機が弱い
なぜその会社でなければならないかをしっかり伝えられなければ、面接官は
「この人は入れれば、どこでもよいと考えているな。」
と思います。
「是非ともその会社で働きたい」という熱意が、「志望の動機」を通して伝わらなければ面接で落とされます。
自分の経験がその会社でどう活かせるかを言えていない
応募先の会社で活かせない資格や経験がいくらあっても採用にはつながりません。
応募先のことを良く調べていない
「当社の製品の特長をどう思いますか ?」
と聞かれて答えられないと、応募先の会社に対する関心度が低いとみなされますからNGです。
質問しない
こちらから質問しないのも、関心度が低い証拠とみなされますから、落とされます。
それでは、書類選考と面接で落ちる主な理由が分かったところで、転職を成功させるにはどうしたら良いかについてご説明しましょう。
転職を成功させるには
転職を成功させるためのポイントを応募書類と面接のそれぞれに分けて解説しますね。
応募書類のアピールする書き方
応募書類は見やすいだけではダメです。
アピールできる書き方でなければいけません。
そのためには、自分が前職でどんな役割を果たし、どんな成果を上げてきたか、また、顧客や上司からどんな評価をほされてきたかを盛り込むのがポイントです。
これらを職務経歴書に盛り込んでください。
・自分が果たした役割
・顧客、上司からの評価
・成果
こちらにもっと詳しくまとめましたのでよろしければどうぞ。
面接でのアピールの仕方
面接では次の5つの質問にしっかり答えることでアピールします。
・前職をお辞めになる理由は ?
・あなたがやってこられた業務について説明してください
・あなたの経験を当社でどう活かせますか ?
・当社を志望された理由を教えてください
・最後に何か質問はありますか ?
ひとつずつ解説しますね。
「前職をお辞めになる理由は ?」
転職の時は必ず聞かれることです。
ポイントは前の会社の悪口や愚痴を絶対言わないこと。
面接官は、「ウチでもイヤなことがあったらすぐ辞めて、他に言ってウチの悪口を言うに違いない」
そう思って敬遠されます。
退職理由は職務経歴書に簡単に書いておくと、面接であまり突っ込まれませんよ。
退職理由についてはこちらにまとめてありますのでご参照ください。
ただし、パワハラは別です。
正直に話しても大丈夫ですよ。
「あなたがやってこられた業務について説明してください」
自分の職務経歴をかいつまんで長くても1分程度で説明できるようにしておきます。
文字数としては150文字~300文字くらいまでです。
職務経歴書を読むのではありません。
原則として面接のときはテーブルの上には何も置きません。
面接官があなたの応募書類を広げているだけで、あなたは応募書類の写しなどを見れませんから職務経歴は暗記ですよ。
例えばこんなん感じです。
「私は、株式会社○○で技術職に就き、○○の開発に3年間従事し、その後技術の知識を活かして営業職に就いて、2年従事してまいりました。」
「そこで、○○の専門知識とお客様への提案スキルを身に付けました。」
「その後Uターンして現在の会社に転職し、やはり営業職として今日に至っております。」
「あなたの経験を当社でどう活かせますか ?」
「私はこれまで技術職だった経験を活かしてお客様にわかりやすい説明を心がけて○○の営業を行ってまいりました。」
「業界は異なりますが、これまで身に付けたお客様への接し方、提案の仕方などを活かして、御社の製品の特長などをお客様にアピールして、業績に貢献させていただきたいと考えております。
30歳以上でこれまでの経験が応募先で活かせない人を企業は欲しいとは思いません。
未経験なら若い人の方が良いのです。
へんな「クセ」がついていないし、伸びしろが期待できますから、熱意があって素直な人なら未経験でも採用される可能性は高くなります。
「当社を志望された理由を教えてください。」
ここは特に「熱く」理由を述べてください。
「御社が〇〇の分野で早くから独走的な製品を出されて、世の中に貢献されてきたことに企業としての魅力を感じて応募させて頂きました。」
「私はこれまで培ってきた提案力を活かして、御社の得意とする〇〇の分野でお客様に喜んで頂きたいと考えていますので、よろしくお願い致します。」
「最後に何か質問はありますか ?」
これもたいていの面接でなされる質問で、新卒同様に中途でも聞かれます。
受ける企業のことをあらかじめいろいろ調べてゆくと、必ず確かめたいことが出てきます。
質問がないということは、企業研究がまだ十分ではない。
つまり、その会社に対する関心度がそれほど高くないとみられてしまうのです。
「質問は特にありません。」
と答えた時点で面接官は、
「あ、この人の当社に対する関心度はいまいちというところだな」
「それなら採用を見送ろうか・・・」
面接官は応募者のスキルだけでなく、「本気度」と「熱意」を見たいのです。
せっかく面接がいいところまでいっていても、最後の質問で逃してしまう。
じつに勿体ないです。
からなず質問事項は用意しておきましょう。
おわりに
いかがでしたか ?
転職がうまくいかない理由とその対処法についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?
あわせて転職の面接に関しては、こちらの記事も参考になると思います。
あなたが望む転職に成功して幸せに暮らしてゆけますように !
最後までお読みくださって有難うございました。