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パワハラが退職理由なら。採用担当者が教える面接突破法!

退職理由はパワハラ !

パワハラが退職理由となって辞める人がたくさんいます。

私の知り合いにも上司の暴言に耐えられなくなって退職してしまった人がいます。

 

辛い思いだけでなく、そんなことで辞めなければならないのはくやしいですよね。

 

転職が多いほど、次の就職先を探すときに不利になります。

それが分かっていても、精神的に取り返しのつかない状態になる前に辞めることの方が優先します。

 

心身が健康であれば、就職のチャンスをつかむことができますから。

 

ただ、気になるのは、再就職の応募先に提出する履歴書です。

前職の退職理由をどう書けば良いのか ?

 

「パワハラ」を退職理由として書いて良いのか ?

 

一般的に、ネガティブな退職理由は応募先に嫌われます。

ポジティブな理由を書くことがすすめられます。

 

でも体調を崩して休職してから退職した場合などは、ポジティブな理由は書きにくいものです。

 

最も無難な退職理由は「一身上の都合」です。

 

ここでは、パワハラが退職理由のときの履歴書の書き方と、面接での答え方について、採用担当者の視点からお伝えしたいと思います。

 

 

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パワハラが退職理由なら履歴書の書き方は ?

中途採用のき、採用担当者は履歴書の前職の「退職理由」をとても気にします。

 

「本人になにか問題があって辞めた(あるいは辞めようとしている)のではないか ?」

と疑うからです。

 

「事業縮小のため」などの会社都合であればやむを得ないと判断します。

本人の都合なら、Uターンしたいため、とか、親の介護のためとかもやむを得ない事情と判断されるので、問題ありません。

 

 

退職理由としてパワハラは書かない

でも、履歴書に「パワハラを受けたため」と書かれていると、警戒します。

ちょっとした叱責や上司と合わないことを「パワハラを受けた」と言って辞めるケースもあるからです。

 

それは、むしろ本人の忍耐力に問題があるわけですから・・・。

 

それに、前職の会社の「悪口」を言っていると取られかねません。

 

「もしもこの人を採用したら、またちょっとしたことで退職されてしまうかも知れない。」

「それに退職したあとで、ウチの会社でパワハラを受けたと言われるかも・・・。」

 

なので、直接的に「パワハラ」とは書かない方が良いです。

 

ではどう書けばよいのか ?

 

おすすめの退職理由

おすすめの退職理由を幾つかご紹介しましょう。

・○○分野でのキャリアアップをはかるため
・〇〇だけでなく、□□にもチャレンジして業務の幅を広げるため
・一身上の都合

 

実際に今後力を入れたいこと、チャレンジしたいことを考えて書くのが最も望ましいです。

前向きの理由で辞めた(あるいはこれから辞める)ことを意味しますから。

 

どうしても書けない場合はあえて「一身上の都合」と書きます。

 

書類選考が通ったときに、必ず面接で「一身上の都合」とは具体的にどんなことか面接官に聞かれます。

 

このときに、本当のことを言えば良いのです。

言い方については次の章でご説明しますね。

 

あ、転職時の履歴書の書き方をもっと知りたい方はこちらもどうぞ。

転職のときの履歴書の書き方~退職理由がポイント !

 

 

パワハラが退職理由なら面接での答え方は ?

さて、書類選考が通って、いよいよ面接に臨むことができたら、改めて「退職理由」を問われます。

履歴書に退職理由をどう書いたかによって面接での答え方は少し違ってきます。

 

履歴書にポジティブな理由を書いた場合

たとえば、

「前職(あるいは今の職場)に不満がある訳ではありません。」

「でも、自分も〇〇にもチャレンジして業務の巾を広げたいと考えていて、思いが強くなった今のタイミングをりがしたく逃したくなかったので、転職を決意しました。」

なとど答えると良いでしょう。

 

 

履歴書に一身上の都合と書いた場合

既に述べたように、「一身上の都合」と書いた場合は、必ず具体的な理由を聞かれます。

そのときに、パワハラの事実を伝えるのはOKです。

ただし、具体的にどんなことがあったのか、説明できなければいけません。

 

ちょっとしたことで簡単に辞めるわけではなく、誰が考えても「しかたがない」と面接官が納得できるパワハラの例を用意しておいてください。

 

「じつは、一言でいえば『パワハラ』を受けまして・・・。」

「明らかなミスをしたとかではなくて、上司が気に入らないと感じた場合は1時間以上も怒鳴りつづけられる、と言うことが何度もありまして・・・。」

「しかも指示の内容が前回と違っていたりして、理由が分からないまま怒鳴られていました。」

「それで、このまま我慢していては、自分の精神がもたないと判断して退職を決意しました。」

 

このとき、注意すべきことは、「とんでもない上司」とか「ひどい上司」とか非難する言葉を使はないということです。

 

感情的に非難すると、たとえ非が前職の上司にあっても採用されません。

 

感情的になる人は敬遠されます。

あくまで、冷静に判断した結果退職の道を選んだことを理解してもらいましょう。

 

転職の面接についてもっと知りたい方はこちらもあわせてお読みください。

転職の面接では退職理由が重要。希望年収もしっかり言おう !

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

パワハラを退職理由として転職する場合の履歴書の書き方と面接での答え方に

ついてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

あなたが、パワハラのない「健全な職場」への転職がかないますように !

 

最後までお読みくださって、ありがとうございました。