もしかしたら「就活うつ」かも・・・。
そう感じていませんか ?
必要単位がまだ取れていない中、就活が思うように進まない。
内定がもらえない焦り。
いら立ち、焦った挙句に陥るどうしようもない無気力。
何もできないまま時間だけが過ぎてゆく。
もう何もかもイヤだ !
これはもう立派な「就活うつ」かも知れません。
ここでは、「就活うつ」かも知れないと思ったときどうしたら良いのか、その対処法について解説したいと思います。
就活うつ~その症状は ?
就活中に次の症状に気づいたら、「うつ」が疑われます。
・ひどく気分が落ち込む
・好きだったことに興味を感じなくなる
・不安感がつのる
・イライラする
・気が短くなる
・集中力がなくなる
・自分なんかダメだと思う
・死にたい
「うつ」は体にも症状が現れることがあります。
・眠れない
・朝起きられない
・動悸がする
・過換気症候群がでる
・ひどく疲れた感じがする
・頭痛・肩こりがひどくなる
・食欲が出ない
・吐き気が続く
・下痢が続く
あなたはどれか当てはまりますか ?
「就活うつ」と思った時の対処は ?
就活中に自分はもしかしたら「うつ」になったのでは ? とおもったら試して頂きたい対処法がありますのでご紹介しましょう。
・就活からいったん離れる
・日光浴をする
・心療内科を受診する
順にご説明しますね。
就活からいったん離れる
「うつ」かも知れないと思ったらいったん就活から離れることが効果的です。
「休んでいる場合じゃないんだ」
「就活を休めるくらいなら苦労はしないよ !」
そう思うでしょう。
でも、今の状態が強いストレスとなっているからこそ「うつ」の症状がでているわけですから、原因からいったん遠ざかってみることも必要です。
就活からいったん離れるには次の手があります。
・遊びに出かける
・カラオケで歌いまくる
・ボーリングでスカッとする
・テニスで汗をかく
一時(いっとき)就活を忘れてまったく関係ないことに集中してみてください。
要は、「非日常的」なことをしてストレスを発散させるのです。
えっ ? 日ごろから遊んでいるですって ?
そういう人は「うつ」になりません。
日光浴をする
以外と効果的なのが「日光浴」です。
太陽の光を浴びることは「うつ」を癒す効果があるのです。
日光浴をすることで、「セロトニン」という脳内物質が活性化されることが分かっています。
「セロトニン」は精神の安定に大きな影響を与えるホルモンで、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
なぜ日光浴でセロトニンが活性化されるのか ?
実は日光浴をすると皮膚でビタミンDが作られます。
そしてこのビタミンDには、セロトニンの合成・放出を促す働きがあるのです。
これが、日光浴が「うつ」に効果がある理由です。
「冬季うつ病」と言って、冬にうつ病が増える傾向があるのは、日照量が少なくなるからだと言われています。
効果的に日光浴をするには、ほんの少し外に出るだけではいけません。
少なくとも15分以上は陽の光を浴びることが必要と言われています。
日光浴は単にビタミンDが作られるだけでなく、その明るさで心が晴れる効果もあります。
朝、陽の光を浴びながら20分~30分の散歩をするのがおすすめです。
きのこを食べる ?
「うつ」の対処に「きのこ」とはどういうことか ?
と思いますよね。
これ、上の日光浴と関係があるのです。
日光浴が「うつ」を癒す効果があるのは、太陽の光を浴びることで、皮膚でビタミンDが作られるためであることはお伝えましたね。
それなら、ビタミンDを多く含む食べ物を摂ることも効果があるのは頷けるでしょう。
ビタミンDを多く含む食品と言えば「きのこ」がダントツなのです。
次いで魚介類。
ビタミンDは脂溶性なので、きのこや魚介類は炒め物などにして、油と一緒に摂取すると吸収率を上げることができます。
ちなみに、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きもあるので、骨を強くする効果もありますよ。
心療内科を受診する
さて、上をお伝えしたことを試してもどうしても心が晴れない、辛さがつのる一方だと感じるなら、専門医を訪ねることをおすすめします。
心療内科です。
親身に相談に乗ってくれる、評判の良い医院を調べてから受信してください。
心の問題は外科や内科と違って目に見える形では確認できません。
ドクターの資質は本人との相性に大きく影響されます。
じつは、私自身も「うつ」で心療内科のお世話になったことがあります。
その時の体験を交えた「うつ」の対処について、よろしければこちらもご参照ください。
症状が重くなると・・・
「うつ」の症状が主なると、幻聴が聞こえるなどの症状が出ることがあります。
この場合は放っておくと他人に対して攻撃的になるなど、大変にことになります。
「うつ」を通りこして「統合失調症」と呼ばれる病気となっていることが考えられます。
「統合失調症」は、程度によっては「障害者」に認定されます。
そうなると就職は非常に難しくなり、「障害年金」に頼らざるを得なくなります。
ただ、ここではご説明しませんが、障害者の就職を支援する団体もあることだけお伝えしておきます。
「うつ」の疑いを持った時点で心療内科を受診するのが悪化させないためにも必要と考えてください。
おわりに
いかがでしたか ?
「就活うつ」かも知れないと思ったときの対処法についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?
就活はストレスが溜まります。
まして、うまく行かないと辛くなるばかり。
どうしても辛いときは、いったん就活からリタイアするのも「あり」ですよ。
でも、人生をリタイアしてはいけません。
生きていれば、そして諦めさえしなければ、道は拓けてきます !
他のページでも書きましたが2つの言葉をお贈りします。
「神様はあなたが耐えられないような試練は決してお与えにならない」
「生きていればおてんとう様とこめの飯はついてまわる」
もし、なかなか内定がもらえずに悩んでいるなら、こちらもお読みいただければと思います。
なかなか内定がもらえない ! チェックポイントと対策を伝授。
あなたが「就活うつ」から解放されますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。