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上司との食事はここに注意 ! マナーを伝授。

時用紙と食事 ! 御馳走になっていいのかな・・?

上司と一緒に残業した帰り。

あるいは、ともに出張に行って泊まりの夜。

夕食に誘われることがあります。

 

この場合、おごってもらって良いものでしょうか ?

あと、夕食だとたいていアルコールが入ります。

そんなとき、どんなことに注意すれば良いのか?

 

ここでは、上司に夕食をごちそうになるときのマナーと注意点について、人事担当者として、また社会人の先輩としてお伝えしたいと思います。

 

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上司との食事のマナーは ?

上司と夕食をするとたいていお勘定は、上司持ちになります。

素直に奢ってもらいましょう。

 

「あ、自分の分は払います。」

 

なんて言うと、気を使ったつもりが返って「アダ」になりますよ。

「なんだ、可愛げのないヤツだな。」と上司は内心思うでしょう。

 

「あ、有難うございます。ごちそうさまでした!」

とお礼を言ってごちそうになると良いです。

 

気持ち良くおごってもらうのもマナーのうちです。

続いて、飲み物、食べ物、そして会話の注意点を伝授しますね。

 

飲み物の注意点

上司と食事をするとき、夕食だとたいていアルコールが入ることは既に述べました。

アルコールが入るときの注意点をお伝えしましょう。

 

上司の飲み物が無くなったとき、

「お代わりたのみますか ?」

とか

「次、何飲まれますか ?」

と聞く人がいます。

 

気を利かせたつもりでしょうが、じつはこれだと自分がお代わりを欲しいと催促していることになってしまいます。

 

もしかしたら、上司は一杯だけのつもりかも知れませんから。

 

上司のグラスが空になっても素知らぬ顔で食事を続けるのが良いですよ。

 

ただ、場所が居酒屋さんだと、「飲む」ことが前提のようなものですから、一杯で終わることはないかも知れませんが・・・。

 

その場合も、上司のリードに従っているのが良いです。

上司の食事や飲むペースに合わせるのもおごられるときのマナーと言えます。

 

食べ物の注意点

出張のとき、夕食の場所が居酒屋さんではなく、ホテルのレストランなんかだと、何をたのむか迷ってしまうことがあります。

 

上司に

「好きなものたんのでいいよ。」

と言われるとなおさら困ります。

 

この場合は、上司と同じものを頼むのが無難です。

 

「好きなものを頼んでいい」と言われても、上司が頼んだものより高いものを頼むのは控えるべきですね。

 

上司は、言った手前イヤな顔はしないでしょうけど、内心「遠慮を知らんヤツだなぁ」くらいは思われるでしょう。

 

 

会話の注意点

食事のときアルコールが入ると、つい気が緩みがちになります。

そんなとき、他の人の悪口は言ってはいけません。

たとえ上司や先輩社員が言っても、です。

 

上司が部下に対して人の悪口を言うことはあまりありません。

立場上自制するのが普通ですから。

 

でも、そうは言っても、お酒が入ると他人の悪口を言う人がときどきいるので要注意です。

 

上司の悪口に誘われて、思わず同僚の悪口を言ってしまった。

じつはその相手が、上司がひそかに目をかけている人物だったら、上司は内心面白くありません。

 

それに、「コイツは結構人の悪口を言うヤツなんだな。オレもどこかで言われているかも知れない。」

 

と思ってあなたに警戒心を持ってしまいます。

自分が他人の悪口を言っていることを棚に上げて。

 

なので、上司が人の悪口を言っているときは黙って聞いていると良いです。

ときどき相槌をうちながら。

 

「あぁ、そうなんですね。」

くらいにとどめます。

「いやー、本当にそうですね。」

は言い過ぎです。

 

後で、その上司が自分が言ったことは棚にあげてあなたのことを言うかも知れません。

「○○くん。アイツ、君のことを良く思っていないようだよ。」

こんな上司はいただけません。

でも、あり得ることなので、たとえアルコールが入っても、くれぐれも人の悪口は言わないことです。

 

 

上司との食事・翌日も「お礼」がマナー

上司に食事をごちそうになったら、その時だけでなく、翌日もお礼を言うのが礼儀です。

 

「昨日はどうもごちそうさまでした。」

とか、

「昨日はごちそうになりまして、有難うございました。」

と一言で構いません。

 

朝イチがポイント

最初に会った時に言わないと、言う機会を逃してしまいますから、忘れずに。

たった一言でもお礼を言うことで、あなたの上司はその日一日気持ちよく過ごすことができます。

「コイツは礼儀正しいヤツだな。 また、機会があればおごってやろう。」

きっと、そう思ってくれますよ。

 

もしも、最初に会ったときにお礼を言いそびれると、その後言いにくくなる。

結局お礼を伝える機会を逃してしまいます。

 

あさイチでお礼を伝えた方が上司との関係はより「良好」になると言うことです。

 

会えないときはメールで

出張のときなら、翌朝かならず合うでしょうけど、普段の日にごちそうになった場合、上司が外出とかで、会わないかも知れません。

 

その場合はメールでお礼してもかまいませんよ。

文面は口頭でお礼を言う場合と同じでOKですが、相手の名前を入れておきましょう。

 

「○○さん

昨日はすっかりごちそうになってしまって、楽しいひと時をすごさせて頂きました。

有難うございました。

取り急ぎ、御礼申し上げます。」

と、こんな感じです。

 

メールは朝イチでお礼を言いそびれた場合にも使えますよ。

 

おわりに

いかがでしたか ?

上司と食事をする時のマナーと注意点についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

最後にまとめておきますね。

・上司には素直におごってもらって良い
・飲むペースは上司に合わせる
・レストランなら上司より高い物は頼まない
・アルコールが入っても人の悪口は言わない
・ごちそうになったら「御礼」を忘れずに
・「御礼」は翌日もすること

 

いつかあなたが後輩を指導するようになったら、上司にしてもらったことを後輩にもしてあげると良いですよ。

つまり、後輩におごってあげるのです。

両方経験して社会人として成長してゆきます。

 

あなたが、上司と良い関係を築いてゆけますように。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。