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コロナに強い業界は4つ~その理由と注意点を解説 !

 

コロナに強い業界ってどこだろう・・・?

コロナに強い業界ってどんな業界でしょうか?

また、コロナに強い資格はあるのか ?

 

新型コロナウィルスは2019年12月末の報道を最初に2020年1月~2月に広がり始め、2021年4現在まだ日本の各地で収束が見えない状況です。

 

コロナの影響で倒産した会社、業績が大きく下がった会社が多数発生し、大手旅行代理店をはじめ、新卒採用を止めた企業も多数あると言われています。

 

このようなコロナ禍で就職活動をしようとしている人、あるいは職を失って次の就職先を探している人にとってどんな業界に進むべきか、大いに悩まれていることと思います。

 

ここでは就活で悩んでいる人のために、コロナに強い業界について、またその業界に進む際の注意点について解説してゆきたいと思います。

 

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コロナに強い業界とは ?

特に強い業界としては次の4つがあげられます。

・IT業界
・通販業界
・物流・倉庫業界
・医療・介護業界

 

なぜコロナに強いのか、ひとつずつ理由をあげてご説明しましょう。

 

 

IT業界はコロナに強いか ?

テレワークや時差出勤が推奨されている状況で、最も良いのは出勤しなくても仕事ができること。

 

つまりコロナに強い業界の条件のひとつがテレワークに適していることです。

そこで真っ先にあげられるのがIT業界。

 

テレワークでは安全に通信ができることが不可欠です。

 

外部に情報を漏らさずに、また攻撃されることのないセキュアなネットワーク環境を用意できることが必要条件となります。

 

IT業界はVPN(Virtual Private Network)やリモートデスクトップなどを用いて、セキュアなネットワーク環境を構築することに長けています。ですから、テレワークに打って付けなのです。

 

でも、本当にIT業界はコロナに強いかと言えば必ずしもそうとは言えませんので注意が必要です。

 

なぜなら、お客様がコロナの影響を受けている可能性があるからです。

お客様がコロナの影響で売り上げが落ちたらIT関連の投資を控えざるを得ないでしょう。

そうなると当然IT会社にも発注がこなくなって、売上が低下することになります。

 

多くの業界がつながっているので、IT業界にも少なからず影響が出ていることは事実です。

 

特にシステム開発を請け負っている会社は、設計・製造工程はテレワークでも行うことができますが、ほとんどの場合は最終段階の「納品」では客先に出向いて調整・試験をする必要があります。

 

でも、客先がコロナを恐れて感染者の多い地域からの納品受け入れを延期するケースが見られます。

 

また、お客様自体が出勤できない或いは現場に入れないため、受け入れ検査を行うことができないケースが出てきます。

 

その場合は、IT会社としても売上を計上することができにいため業績に影響が出ます。

 

IT業界はコロナの影響を受けにくいようでありながら、結構大きな影響を受けているのです。

 

IT業界を目指すなら、その会社の得意先に着目すると良いです。

得意先がアパレルや百貨店、航空会社、地銀などであればコロナの影響をモロに受けている可能性があります。

 

その場合、採用を控えていれば良いのですが、採用した後で持ちこたえられなくなったら最悪です。

 

IT業界は得意先を確認してから応募すること

 

をおすすめします。

 

 

通販業界はコロナで伸びる

次に取り上げておきたいのが通販業界です。

 

コロナ禍で確実に伸びています。

 

政府や自治体から、不要不急の外出を控えて巣ごもりすることを推奨されてため、必要最小限の日用品や食料以外はお店に出向いて買わずにネットで購入すること人が増えています。

 

それによって通販会社が売り上げを伸ばしているのです。

 

コロナ禍でかえって業務が増加していることから、積極的な採用が期待できる業界です。

 

注意点は、現在の通販会社はほとんどがネット販売なので、パソコンの操作ができないと仕事にならないということです。もっとも、今はパソコンの操作は常識かも知れませんね。

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物流・倉庫業界

在宅勤務や巣ごもりが増えると必然的にネット通販を活用することが多くなります。

通販業界が伸びていることは上に述べた通りです。

 

それに伴って、通販で売買された品物を運ぶ物流業界も伸びることになります。

 

また、物流業界と一体になるのが倉庫業界です。

倉庫業は単にモノを一時的に保管するという単純なものではありません。

 

入荷と出荷のスケジュールに合わせたきめ細かい管理が必要です。

 

また、冷凍倉庫など温度管理も必要ですし、ロボットによる品物の出し入れ、さらにネットワークカメラによる入出庫の監視など、現在の倉庫業はかなりのハイテクを駆使しています。

ですから事務職から技術職まで幅広く採用が期待できる、コロナ禍における成長産業のひとつと言えるでしょう。

 

 

医療・介護業界

医療や介護はコロナ禍にあってはますます重要性を増し、人手不足となっています。

ただし、注意点はこれから資格を取るには難しい面もあるということです。

それは、

医療や介護ではコロナのため実習が制限されている

ということです。

 

理由は、コロナの感染拡大防止の観点から、看護師さんや介護福祉士さんの実習受け入れを見送る病院や施設が多いからです。

オンラインの講義だけでは現場で働くための「自信」がつきません。

既に資格を持っている人なら仕事を得やすいですが、これから資格を取ろうとする方にはハードルが高くなっていることを理解した上で進む方向を選択する必要があります。

 

同じ医療・介護分野でも、事務の業務なら実習は必要ありませんから、事務職を望む人は医療事務や介護事務の資格を取っておくのも良いでしょう。

 

おわりに

いかがでしたか ?

コロナに強い業界についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

ここでは業界と言うくくりで見てきましたが、もう一つの見方があります。

「オンリーワン」と言えるものを持っている会社は強いです。

就活をするに当たっては業界だけでなく、強みを持った会社かどうかも良く見て選択されると良いですよ。

 

どんな状況でも、納得のできる就職ができますように !

最後までお読みくださってありがとうございました。