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第二新卒が受からないのはなぜ ? 理由と対策を解説。

第二新卒ってどうして受からないのかなぁ

第二新卒が受からないのはなぜでしょう ?

第二新卒は需要が高いとも言われています。
それなのに何社受けても受からないのは理由があります。

それは第二新卒の強みを活かせていないからにほかなりません。
また、現在の会社を辞める理由に問題がある場合も多いようです。

ここでは、第二新卒が受からないのはなぜか、その理由と対策について解説してゆきます。

第二新卒の強みとは
第二新卒の強みは、次の2つができていることです。

・社会人としてのマナー
・仕事に対する姿勢

社会人としてのマナーが身に付いている
第二新卒の人は、既に社会人としての最低限の教育は受けているわけですから、当然マナーは身についているはずです。

ですから、あまりいないとは思いますが、もしも挨拶の仕方や質問の受け答えがマナーから少しでも外れていれば、初めから「論外」と見なされます。

社会人を経験していることから、転職の面接で人なれした態度を取る方がいますが、これはNGです。

「余裕」を見せて新卒とは違うことを示したいのかも知れませんが、面接官から見るとむしろ、「不遜」に感じられます。

仕事に対する姿勢
仕事に対する姿勢ができているかどうかは、責任感に現れます。
面接の受け答えで責任感を示せるかが見られます。

自己紹介や自己PRの場があれば、自分が「粘り強い」とか、「最後までやり抜く」ことを大事だと考えている人間であることを、エピソードを交えて触れておくとよいでしょう。

第二新卒が受からない理由
では次に、第二新卒の強みが活かせるにもかかわらずなかなか受からない人について考えて見ましょう。

理由は、次の3つのいずれかに該当します。

・辞めることが先決で志望の動機が薄い
・転職理由がネガティブ
・こだわりが強く自分本位

辞めることが先決で志望の動機が薄い
「今の会社を辞めたい」という気持ちが先に立つと、辞めることばかり考えて目指す方向、「自分はこれをやりたい。この仕事をしたい。」という気持ちが希薄になります。

すると採用担当者は、

「この人は、別に当社でなくてもどこでも入れればいいと考えているな」

と取ります。

採用担当者や面接官は、志望の動機が弱い人を「欲しい人材」とは考えません。

それに、転職を焦るとまた不本意な会社に就職してしまう確率が高くなります。

じっくりと受けたい会社を選んで、合格してから辞めることをおすすめします。

転職先が探せないときは、転職エージェントや以外かも知れませんがハローワークが使えますよ。

第二新卒はハローワークが使える ! エージェントもおススメ

 

転職理由がネガティブ
上司と合わなかったとか、残業が多かったとか、前の会社を辞める理由がネガティブだと、採用されません。

面接官に、我慢が足りない人と見られるからです。

採用してもまた何か気に入らないことを見つけていずれ辞めてしまうと思われるのです。

こだわりが強く自分本位
「こだわり」と言ってもやりたいことに対するこだわりではなく、条件面や福利厚生に対するこだわりが強いと、初めから受ける会社が狭くなってしまいます。

そして面接でも自分がこだわることに対する逆質問をしがちになります。

仕事よりも条件面にこだわる人は、面接官にとっては自分本位と映るので、受かりにくくなります。

面接の逆質問では会社が力を入れていることや仕事の内容に関するものをメインとし、待遇や条件に付いてはあまり触れない方が良いです。

募集要項でだいたい分かるはずですから。

第二新卒は退職の理由がポイント
上でも述べましたが退職理由がネガティブな人は第二新卒に限らず転職は難しいです。

特に、辞める理由を人や会社のせいにすると、面接官はこう思います。

「この人は自分本位で、気に入らないと人のせいにしてまた辞めてしまうだろう。」
「しかも他社の面接で当社を悪く言うに違いない。」

当然不採用です。

パワハラなら仕方がありませんが、そうでない場合は、ポジティブな理由でなければ、面接官は採用したくないと考えます。

そして、退職の理由を会社や他の人のせいではなく、自分自身にも非があることを認めた上でポジティブなものとすることです。

「私は自分の方向性をきちんと定めないまま就職してしまいました。」
「仕事をしながら自分自身何を目指すかよく考えた結果、本当は○○の方向に進みたいのだ、と言うことに気が付きました。」
「御社は○○に力をいれていることに惹かれて応募させていただきました。」

退職の理由=志望の動機

という風にひとつにするのが理想です。

第二新卒が転職に成功するためには
これまで見てきた「受からない理由」と逆をやれば受かりやすくなることがお分かりになったと思います。

まとめるとこうなります。

・辞めることが先で志望の動機が希薄 → 辞めることを焦らず方向性を決めてから転職活動をする
・退職の理由がネガティブ → ポジティブな志望の動機に変える
・こだわりが強く自分本位 → こだわりは条件面より仕事の内容を重視する

関連記事で転職の理由の具体的な答え方、本気度の示し方をまとめていますのでよろしければご参照ください。

第二新卒の転職・成功のポイントを採用担当者が明かす。

 

おわりに
いかがでしたか ?
第二新卒が受からない理由と対策についてお伝えてたきましたが、参考になりましたでしょうか ?

若いうちの失敗はやり直しがききます。

あなたが望ましい会社に転職できますように。

最後までお読みくださってありがとうございました。