就活中にメンタルが崩壊してしまう人がいます。
なかなか就職が決まらないとキツイでよね。
でも、あなただけじゃない、ほとんどの就活生が苦しんでいます。
メンタルがボロボロになる人、ならない人。
その違いはどこにあるでしょう ?
割り切れるかどうかにかかっています。
何をどう割り切るかはこのあと、すぐ解説します。
ここでは就活でメンタルが崩壊する原因とボロボロにならないためよう、割り切るための5つの処方箋をお伝えしてゆきます。
その前に2つの言葉をご紹介させてください。
お天道様とコメのめしはついて回る
生きていれば必ずなんとかなります。
神様はその人が耐えられないような試練を決してお与えにならない
辛いときは、自分が乗り越えられるからこそ与えられた試練だと思うとよいです。
必ず乗り越えられます。
それでは本文に入りましょう。
就活でメンタルが崩壊する原因と対処法
就活でメンタルが崩壊する主な原因は次の5つです。
①何社受けても次々と不合格
②周りの友人はどんどん内定をゲットしている
③面接でキツイことを言われて落ち込んだ
④面接で質問に答えられずにトラウマになった
⑤親に「まだ決まらないのか」と言われている
では、それぞれについての対処法=処方箋をお伝えしてゆきましょう。
何社受けても次々と不合格
これは焦りますね。
自分は価値のない人間。
だからどこにも採用されない。
そう思い込んでメンタルをやられてしまう。
でも、価値のない人間なんていません !
神様に許されてこの世に生まれてきたわけですから、価値のないわけがない。
価値がないなんでひどい思い込みです。
就活で合格しないのは自分にその会社が合っていない
からです。
人は自分にふさわしい、つまりちょうど良い職に就くことになります。
・この会社は自分合っていないと割り切る
・必ず自分にちょうど良い仕事に就けると信じ切る
周りの友人はどんどん内定をゲットしている
友人や周りの就活生たちがどんどん内定をもらっているのに、自分だけまだひとつも内定をもらえない。
これも焦ります。
そして、「自分は他の人たちに比べて『ダメなヤツ』なんだ・・・。」と思ってしまいます。
でも、人は人です。
要は最終的に自分にふさわしい職に就ければよいのです。
処方箋はこうです。
・人と比べない
・自分は自分と割り切る
・最後に笑えればいいと割り切る
面接でキツイことを言われて落ち込んだ
しばしば圧迫面接を仕掛ける面接官がいます。
例えば、「あなたは、当社に向いてない」とか・・・。
こんなことで落ち込む自分が情けなくなってしまうのは分かります。
でも、わざと答えにくい質問をしたり、キツイことを言うのは理由があってしていることが多いのです。
あなたが追い込まれたときにどんな反応をするかを見るための質問が、時に圧迫面接と感じられることがあります。
なので、会社そのものの雰囲気が悪いのとは違います。
それに、キツイことを言われて落ち込んでいる暇はないのです。
次に備えることの方が先決ですよ。
処方箋はこうです。
・こんなことで落ち込んでいるヒマはないと思う
・なぜ、キツイと感じたか理由を分析する
・次に同じことを言われたらどう返すか準備しておく
面接で質問に答えられずにトラウマになった
面接で質問に答えられずに黙り込んでしまった。
それがトラウマになって、面接が怖くてどうしてもヒビってしまう。
その状態が続くとメンタルをやられてしまいます。
いや、既にトラウマになった時点でやられていると言っても良いでしょう。
面接で答えられないのは、ほとんどの場合準備が足りないことが原因です。
面接で質問に答えられずにトラウマになったときの処方箋はこうてす。
・答えられなかったことをおさらいして答えられるようにしておく
・想定質問に対する答えを準備しておく
・それでも答えられない質問に出会ったら「宿題」にさせてもらう
シッカリ準備したつもりでも、想定外の質問に出くわすことがあります。
そんなときは、
「済みません。考えていなかったことですので、宿題に嗄声頂けないでしょうか ?」
面接官に、
「それには及びません。」
と言われたら仕方がありませんが、宿題にさせてもらえたら、必ずメールで面接のお礼と宿題にさせてもらったお礼を述べた上で自分なりの「答え」を返してください。
「宿題にさせてください」という機転と、約束をキチンと守ったということで、少なくともマイナス評価にはなりません。
こちらの記事にもう答えられない時の対処法、リカバリー法を詳しく説明していますから、よろしければご参照ください。
面接で沈黙してしまった ! これは落ちる ? リカバリーは ?
親に「まだ決まらないのか」と言われている
親に就職をせかされるのはたまったものではありませんよね。
親は味方になってくれなくちゃいけません。
でも、親は決して世間体を気にして言っているのではありません。
わが子のことを心配して言っているのです。
本当は有難いことなのです。
それでも急かされると焦りが出るし、親に申し訳ない気持ちになってきます。
この状態が続けばメンタルをやられてしまいます。
この場合の処方箋は次の通りです。
・親に心配してくれてありがとうと言ってほほ笑む
・それで分ってもらえない時はしばらく距離をおく
具体的にはこう言います。
「お母さん(お父さん)心配してくれてありがとう。」
「僕は(私は)どんな状況でも強く生きれるから大丈夫。」
「今回も乗り越えるよ。」
と言ってニコッと笑ってみせるのです。
相手が親だからこそ、いら立ったり「なんだ ! こっちの気持ちも知らないで。」といら立ったり情けなくなったりするのは自然なことです。
でも、ここは笑顔を見せた方が勝ち。
あなたの態度を見て親は安心するか、自分の心無い言葉に気づかされると思います。
それでも、
「そんなのんきなことを言ってるから就職が決まらないのよ !」
と言われるようなら親とは距離をとった方が良いです。
分ってもらえる日が来ることを待ちましょう。
メンタルの観点から見た就活の立て直し
ここまで就活でメンタルが崩壊する原因とその対処法について見てきました。
ここでメンタルの観点から見た就活の立て直しについて触れておきたいと思います。
人生を焦ってはいけない
はじめにお伝えしたいことは、
人生を焦ってはいけない
ということです。
うまくいかないときは、いったん立ち止まって自分を見つめなおしてみると良いです。
焦ってしまうと自分を見失ってしまいかねません。
「人生を焦ってはいけない」
そう自分に言い聞かせてみましょう。
それから落ち着いて次のことを考えてみましょう。
- 一旦就活を離れて自分は何をやりたいのかもう一度考えてみる
- 次善の策を考えてみる
一旦就活を離れて自分は何をやりたいのかもう一度考えてみる
自分はいったい何をやりたいのか?
これまでの就活を何を求めて、何を目標に行ってきたのか?
給料や勤務地など、条件面を重視するあまり本当にやりたいことを二の次にして応募していなかったか?
もしそうなら落ちて当たり前。
「自分が本当にやりたいことに向き合ってごらんなさい」という神様のアドバイスかも知れませんよ。
次善の策を考えてみる
どうしても内定が取れないのは、本当は向いていないからかもしれません。
目先を変えて2番目に興味のあることを目指してみるのも一つの手です。
案外自分に向いていることが見つかるかもしれません。
いままで「これしかない」と固執していた業界や業種にとらわれずに、2番目に興味のあることに方向転換することで道が拓けることがあります。
ただし、なんでもよいのではなく、あくまでも「興味のあること」からえらことです。
そうしないと、せっかく合格しても長く続きませんから。
おわりに~就活でのメンタルの保ち方 まとめ
いかがでしたか ?
就活中にメンタルが崩壊してしまいそうなケースを5つあげて、それぞれに対する対処の仕方、つまり処方箋をご紹介し、さらに就活の立て直しについて触れてきましたが、参考になりましたでしょうか ?
なかなか就職が決まらないとキツイ。
でも、今を乗り切れば人生が拓けてきます。
最後に各章でお伝えしてきた就活でのメンタルの保ち方をまとめておきますね。
- お天道様とコメのめしはついて回る
- 神様はその人が耐えられないような試練を決してお与えにならない
- 人生を焦ってはいけない
- この会社は自分合っていないと割り切る
- 必ず自分にちょうど良い仕事に就けると信じ切る
- 人と比べない
- 自分は自分と割り切る
- 最後に笑えればいいと割り切る
- こんなことで落ち込んでいるヒマはないと思う
- なぜ、キツイと感じたか理由を分析する
- 次に同じことを言われたらどう返すか準備しておく
- 答えられなかったことをおさらいして答えられるようにしておく
- 想定質問に対する答えを準備しておく
- それでも答えられない質問に出会ったら「宿題」にさせてもらう
- 親に心配してくれてありがとうと言ってほほ笑む
- それで分ってもらえない時はしばらく距離をおく
- 一旦就活を離れて自分は何をやりたいのかもう一度考えてみる
- 次善の策を考えてみる
あなたの就活がうまく行きますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。