スポンサーリンク

面接のテクニックは危険 ! 本当に役に立つものは何か ?

面接のテクニックって・・・本当に使えるのかな・・??

面接に絶対受かるテクニックは ?

そんなものがあれば是非知りたい ! と思いますよね。

 

でも、じつは面接の際のNG集やノウハウ的なことを、テクニックとしてとらえるのは危険なんです。

 

面接のノウハウは、あくまでも自分を正確に見てもらうために活用するもの。

テクニックとしてとらえると、自分がどこかに飛んでしまいます。

 

自分を良く見せるためのテクニックではなく、「自分を理解してもらうために気を付けるべきこと」ととらえて、役立ちそうなことは活用する。それくらいの気持ちでいた方が良いですよ。

 

ノウハウ本に載っていた質問が出たので覚えていた回答を返したけど、じつは自分の考えと違っていた。

後でノウハウ本に載っていない少しひねった形で質問をされて、自分の「素」で答えたら前の答えと逆になってしまったとか・・・。

 

あまり「テクニック」を覚えて対応しようとすると自分自身と「矛盾」が出てきてしまいます。

 

「面接のテクニック」は、「自分を良く見せるためのもの」ではなく、「自分の良いところを引き出すために活用するもの」と思ってください。

 

「良く見せる」と「良いところを引き出す」は似ているようで違います。

 

「良く見せる」は見せかけも含んでいま。

「良いところを引き出す」はもともと自分にあるもので、見せかけではありません。

 

「素」の自分で対応するのが自分の力を最も良く発揮できるのです。

 

じつは面接のテクニックには、使って良いものと使ってはいけないものがあるのです。

具体的にお伝えしましょう。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

面接のテクニック~使って良いもの

次のようなものは使って構いません。

と言うより大いに活用されたら良いです。

・困ったときの対処法
・知識として使えること

順にご説明しますね。

 

困ったときの対処法

面接で困ったときにどう対処したら良いかはあらかじめ見ておくと心強いですよ。

・質問に答えられないときの対処法
・答えにくい質問への答え方
・遅刻したときの対処法
・緊張への対処法
・体調不良のときはどうするか
・グループディスカッションへの対処法

など。

 

知識として使えること

面接に臨む前段階として次の3つは役に立ちます。

・応募の際の封筒の書き方
・面接は何分前に着くのが良いか
・定番の質問にはどんなものがあるか

など。

 

つまり、自分がどう考えるかによらないこと。

誰にとっても同じように使えるものはOKです。

知ることによって就活の準備や面接に役立てることは積極的に活用しましょう。

 

面接のテクニック~使うと危険なもの

使って良いテクニックが分かれば、使ってはいけないテクニックはおのずと分かりますね。

そうです。

自分の考えに基づかなくてはいけないことです。

代表的なものは次の2つ。

・質問に対する答え
・就職がうまくゆかない時の対処法

 

質問に対する答え

特に志望の動機などは、自分の考えを述べなければいけません。

 

ノウハウ本にある答えは、参考にはしても暗記して使うようなものではありません。

なぜなら、志望の動機は人それぞれ、また、受ける会社によっても当然違ってくるから。

 

就職がうまくゆかない時の対処法

なかなか就職が決まらないと、「ワラにもすがる」気持ちになって「これさえやれば大丈夫 !」的なものを求めるかも知れません。

 

しかし、テクニックを知れば誰でも就職できると言うものはありません。

不安を和らげたり、勇気を出して次にチャレンジするための参考として見てください。

 

答え方は「答え」ではない

当サイトでも、答えにくい質問の対する「答え方」に関する記事を多数用意しています。

でも、これは「答え方」つまり、答えのベースとなる考え方や対処法であって、「答え」そのものではありません。

答えのサンプルを暗記しても意味はありませんよ。

 

 

テクニック以前の問題

マナーは「常識」であって合格のためのテクニックではありませんよ。

念のため。

 

 

テクニックを面接官の目から見たら ?

面接官はノウハウ本から得た答えを見抜きます。

「あ、この人の答えは受け売りのようだな」

「ちょっと意地悪な質問で本性を見てみようか」・・・なんて思ったりして。

 

面接官は、ノウハウ本から得た答えでも、「何も準備していない人よりは良い」と考えます。

でも、努力は認めますが「素」で人間性の良い人にはかないません。

 

「ノウハウ本を読む暇があったら自分を磨け」と言うのはそういうことです。

 

本を読む、映画を観る、ニュースを見る。

 

本は、小説でも自己啓発本でも良いです。

心に感じるものがあれば自分の成長につながりますから。

 

面接官が知りたいのは、あなたがどれだけ面接対応の知識やテクニックを持っているかではありません。

 

あなたの人柄を知りたいのです。

・考え方がしっかりしているか
・真面目そうか
・希望の職種に向いているか

 

既に述べましたが、面接のテクニックやノウハウは、あなたの良いところを引きたすために使うもの。

 

人間として、しっかりした考え方を身に付けることの方が大事ですよ。

そうすれば、「素」のままのあなたで、少々意地の悪い質問に出会っても「ブレる」ことなく答えることができますから。

 

 

トップページにも書いている通り、このサイトは、いわゆる「ノウハウ」ものではありません。

ノウハウを否定はしませんが、それよりも「考え方」を重視した方が良いですよ

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接のテクニックについて、使って良いもの、使うと危険なものは何かをお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

知識として使えるものは活用しても、質問に対する「答え」そのものは役に立たない。

あなたの考え方が大事。

そのこと、お分かり頂けたと思います。

 

あなたが就活を乗り切って納得のゆく会社に入れますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。