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面接の始め方と終わり方。人事担当者が見るポイントは ?

面接って・・始めと終わりが大事なのよね?

面接は始め方と終わり方で決まるって言うけど本当 ?

それより中身が大事なんじゃない ?

 

そう思いますよね。

 

もちろん、受け答えの中味は大事。

でもじつは、面接の始めと終わり、特に始めの一瞬が合否の鍵を握っているのです。

あまり気にしていなかったでしょう ?

 

ここでは、面接の始めと終わりの重要性と、採用担当者の目から見た合格につながるポイントをお伝えしたいと思います。

 

 

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面接は始め方で決まる !?

面接官は、応募者に会った瞬間に「あ、これは良さそうだ」とか「うーん、ちょっと違うかな・・・」などと第一印象を抱きます。

 

そして、この第一印象こそが、あとあとの質問のやり取りの際に、面接官の判断に影響を及ぼすのです。

 

たとえば、「志望の動機」を同じ言葉で語ったとしても、第一印象が良い場合は贔屓(ひいき)目に判断されます。

 

逆に第一印象が良くないと、面接官は内心「ふーん、そうですか」くらいに割り引いて判断してしまいます。

 

面接官も人間ですから、すべてを客観的に判断すると言うのは無理。

どうしても感覚的に判断する部分があります。

 

なかでも、第一印象は面接官にとってウエイトの高い判断材料です。

 

それは、長年にわたって毎年何十人も、場合によっては何百人もの応募者を見てきているので、見た瞬間に「いい・悪い」、「合う・合わない」を感じ取る能力が養われているからなんです。

 

そういう訳で、面接での第一印象を良くするにはどうしたらよいかをお伝えしますね。

 

第一印象を良くするには

このサイトのほかの記事でも述べていますが、ここでも改めて記しておきます。

[面接の第一印象を良くする態度]

・背筋を伸ばす
・アゴを引く
・口を閉じる
・正面を向く
・面接官と目を合わせて話し、聞く

これだけで、第一印象は悪くありません。

 

始めの挨拶の仕方

さらに、ハキハキと挨拶すれば、良い第一印象を残すことができます。

 

「○○大学□□学部の△△です。
本日は面接の機会を頂きまして、誠に有難うございます。
どうぞ、宜しくお願い致します。」

 

始めの印象が良ければ、受け答えの中に多少しどろもどろになった場面があったとしても、大目に見てもらえる可能性が高くなりますよ。

 

 

一方、第一印象が悪いと、面接官は早く終わらせようという意識が働きます。

その結果、中身の薄い形式だけの面接になってしまう可能性が高くなって、良いことは一つもありません。

 

 

面接は終わり方で決まる !?

面接は初め方が大事であることは既に述べましたが、じつは終わり方も大事なんです。

 

始めだけでなく、終わりも好印象を残して締めくくる。

せっかく途中の受け答えがしっかりしていて、最後を曖昧にしてしまうと、印象が薄くなってしまいます。

 

終わりの挨拶の仕方

面接を好印象で終わらせる挨拶のコツをお伝えしましょう。

 

最後に「決意表明」を述べることです。

 

 

たとえばこんな感じで。

「もし採用して頂けましたら、少しでも早く御社のお役に立てるように、一所懸命がんばりますので、どうぞ宜しくお願い致します。」

 

その後で、もう一度お礼です。

 

「本日は、お忙しいなか、面接の機会を頂きまして、誠に有難うございました。」

 

「最後に言いたいことはありますか?」と聞いてくれる面接官もいますが、聞かれなくても最後は是非「決意表明」を伝えましょう。

 

せっかく「最後に言いたいこと」を問いかけられたのに「特にありません」では、面接官としては拍子抜けしてしまいます。

 

「それほど熱意はないのかな?」と思われてしまいますよ。

 

 

最後に決意表明とお礼をハキハキと伝えることで、あなたは好印象を残して面接を終えることができます。

 

途中に多少受け答えの不手際があったとしても、終わり方が良ければ、大目に見てもらえますよ。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接では始めと終わりが大事なこと、お分かり頂けたと思います。

 

と言って、始めと終わりだけ良ければいいと言うことではありませんよ。

受け答えの中味ももちろん重要です。

 

面接の始め方と終わり方は面接の中味をバックアップするために効果的だと言うことです。

 

定番の質問や答えにくい質問にも備えておいてくださいね。

 

とりわけ「志望の動機」は最重要項目です。

数ある会社のなかから、その会社を選んで応募した理由は自分だけの特別な考えや希望があるからですよね。

 

そこを明確に答えられなければ、いくら面接の始めと終わりに好印象を残せたとしても、「形」だけになってしまいます。

 

「志望の動機」をしっかり面接官に印象付けた上で、面接の始めと終わりでさらに好印象を与える。

 

これで合格の可能性はグッと高くなります。

 

あ、「志望の動機」の答え方のポイントについてはこちらに詳しく説明していますよ。

よろしければどうぞ。

 

書類選考は通るのに面接では落ちる ! 対処方法はあるのか ?

 

 

最後に面接の始め方と終わり方をもう一度まとめておきますね。

 

[面接の始め方]

・ハキハキと挨拶とお礼でスタート
・背筋を伸ばしてアゴを引くなど、第一印象を良くする態度を心がける

 

[面接の終わり方] ・決意表明とお礼を述べる
・こちらもハキハキと

 

あなたが面接をしっかり乗り切って、望みの会社に入れますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。