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面接での自己PRの仕方~新卒ならここがポイント !

私のセールスポイントは・・

面接で自己PRを求められたら新卒の場合何を答えたら良いでしょう ?

 

中途ならこれまでの仕事の実績と結びつけて答えることができます。

でも、新卒には仕事の実績はありません。

 

自分の人柄で勝負するしかないのです。

 

「でも、アピールできることなんてない」と思っていませんか ?

 

大丈夫。

 

あなたもしっかり面接での自己PRできますよ。

ここでは、面接での自己PRの仕方を新卒に絞って、採用担当者の視点からお伝えしたいと思います。

 

 

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なぜ面接で自己PRを聞くのか ?

あなたの人となりを見るためです。

自己PRはあなたがどんな人か知る大きな手かがりになります。

 

誠実なのか、見栄っぱりなのか、ガマン強いのか、打たれ弱いのか ?

 

入社したとして力になってくれそうな人物かを探るために自己PRをしてもらうのは有効な手段なのです。

 

面接官が見るポイントは次の3つです。

・冷静に自己分析ができているか ?
・自己肯定できているか ?
・強みはなにか ? それは仕事で活きるものか ?

 

これらを、面接官はあなたの自己PRのから判断してゆくのです。

 

 

自己PR できることがない! ~見つけ方

自己PRがなぜ重要かはお分かりいただけたと思います。

 

でも、自己PRできることが分からないときはどうしたら良いでしょうか ?

 

自己分析してみることです。

 

自分はどんな人間なのか ?

 

次の点を考えてみてください。

・粘り強いのか、それとも諦めが早いのか ?
・決断が早いのか、それとも遅いのか ?
・初めての人とすぐ打ち解けることができるのか、それとも人見知りする方か ?
・ガマン強いか ?
・責任感が強いか ?

 

これらの判断の中で、良いもの、あるいは良い方向に解釈できるものを取ってゆきます。

 

たとえば決断が早ければ「決断力がある」、遅ければ「物事を慎重に考えるので失敗しない」

というようにです。

 

もうひとつ有効な方法に「人に聞いてみる」というのが有ります。

その方法についてはこちらに詳しくまとめてありますので、よろしければご参照ください。

面接で周りからどう思われているか聞かれたら ? (回答例付)

 

自分のPR点が見つかったら、次はその具体例、つまりエピソードを探してください。

次の章でご説明しますね。

 

面接での自己PRのポイントは 5つ

面接における自己PRのポイントは次の5つです。

・初めに結論を言う
・エビソードをあげる
・仕事に活きるものであること
・1分でまとめる
・1つに絞る

 

順にご説明しますね。

 

初めに結論を言う

自己PRに限らず、人に何かを説明するときは初めに結論を述べるのが鉄則です。

何を言いたいのかを述べて、それから理由を述べる。

 

結論を最後に持ってくると聞いている方は

 

「この人は何を言いたいのだろう ?」

「話をまとめられない人だな」

「説明がヘタ !」

 

と思ってしまいますよ。

 

エビソードをあげる

面接での自己PR は必ず例としてエピソードを示せることを言います。

 

・粘り強いところです。
・最後までやり遂げるところです。
・誰とでも打ち解けることができるところです。

 

などと答えた後で、「例えば、これこれこういうことがありましたが、私はこうしました。」

 

と、具体的にセールスポイントについて実例を示すことで説得力が生まれます。

 

逆に、面接官から「例えば ?」と聞かれて答えに詰まると、「ただのいいカッコしい」と思われてしまいますよ。

 

・自己PR は「エピソード」とセットで答える。

 

これが面接で自己PRするときの鉄則です。

 

 

仕事に活きるものであること

そしてもうひとつ加えるべきことは、

・PRした点は仕事に活きる

ということ

 

つまり働く上でどう活かせるか、ということです。

 

たとえどんなに良い点でも、サービス精神が旺盛で人を楽しくさせることができることをPRしても仕事の上ではあまりアピールしません。

 

「あ、そうですか」

 

で終わってしまいます。

 

面接官は

「この人は自己PRをなにか勘違いしているな」

と思うでしょう。

 

たとえば「粘り強い」点を自己PRとしてあげたなら、

「自分は粘り強いので、仕事で難しい局面に出合っても諦めずにやり遂げることができると思います。」

 

という具合に仕事につなげて締めくくることがポイントです。

 

面接での自己PRのポイントをまとめておきますね。

・「エピソード」とセットで答える
・仕事につなげて締めくくる

 

 

説明は1分で

面接での自己PR はだらだらと話してはいけません。

面接ではコミュニケーション能力を見られています。

 

簡潔にまとめられないと説明力やコミュニケーション能力が低いと評価されてしまいます。

 

理想は1分で話すこと。

原稿を書いて300文字くらいが目安です。

 

あと、面接での自己PR は履歴書やエントリーシートに書いたことと違っていてはいけませんよ。

 

面接官に一貫性がないと思われて、マイナス評価となってしまいますから。

 

 1つに絞る

自己PR は多い方がいいと思っている方もいるかも知れません。

でも、1つに絞ってください。

 

複数あると話が脈絡のないものになってしまい、本当にアピールしたい点は何なのか分からなくなってしまいます。

 

だいいち、PR することが2つもあったら 1分で説明できません。

 

新卒のための回答例

上で例にあげた「粘り強さ」で答えると、こんな感じです。

 

「私の強みは、『粘り強い』ことです。」

「写真部の展示会を行う会場が確保できずに困ってしまい、他の部員たちは開催をあきらめかけていました。」

「私は何としても自分も含めて仲間の成果を発表したかったので、デパートやギャラリーなど6ヵ月かけて足を運び、ついにショッピングモールの広場を借りることに成功しました。」

「電話やメールだけでなく足を運んだのは、展示会に適した会場かどうかを確かめるためです。」

「展示会では2日間で300人もの方たちに私たちの作品を見てもらい、好評を頂くことができてました。」

「仕事で難しいことがあっても、このも粘り強さを活かして乗り切りたいと思っています。」

 

結論 → エピソード → 仕事につなげて締めくくり

という構成になっていることがお分かり頂けたと思います。

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接での自己PRについて、なぜ聞かれるのか、思いつかないときの探し方、説明のポイントについて新卒の方にスポットをあててお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

あなたが面接での自己PRをしっかり行って、目指す会社に合格できますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。