転職先が合わなくて1年もしないうちに辞めたくなった。
どうすべきでしょう ?
短期間で転職を繰り返すと、どんどん再就職が難しくなるということは分かっている。
でも、今のままではストレスが溜まる一方。
早く辞めたい !
ここでは、転職先が合わなくて1年もしないうちに辞めることのリスクと、短期間の転職を成功させるための注意点についてお伝えしたいと思います。
転職先が合わない~1年以内で辞めるリスクは ?
転職先が合わないからと言って1年以内で辞めてしまうとどんなリスクがあるでしょう ?
ズバリ次の通りです。
・社会的信用がなくなる
具体的には、採用してもすぐに辞めてしまうのではないかと思われて、応募してもなかなか面接にこぎつけることができなくなってしまうのです。
今の職場に耐えられないのであれば辞めるのもやむを得ません。
でも、短期間で転職するのは応募先に受け入れられにくく、難しいことを覚悟する必要があります。
転職先が合わない~1年以内で辞める時の注意点
なんといっても早く転職先を見つけて内定をもらうことです。
そのためには、短期間で辞める「だれでも納得する理由」が必要です。
転職の理由
通常、転職のときはネガティブな理由はNGとされます。
でも、実際にすぐにも転職したいなら、ネガティブな理由も止むをえません。
ただし、前職の会社を批判してはいけません。
あくまでも「理由」は自分にあるということです。
例えば「仕事の内容を十分に理解しないまま転職してしまい、入社後に自分の理解が違っていたことに気づきました。」
「そのまま続ければ今の職場にも迷惑が掛かります。そうかと言って引継ぎも必要ですから、時期的には〇〇頃を想定しております。」
「転職するにあたっては、今度こそ誤解の内容に応募先の方によく話を聞いたうえで判断することを肝に銘じました。」
あと、「パワハラ」も転職理由としては理解を得られるでしょう。
ただし、応募書類には「パワハラのため」とは書かない方がよいです。
「事情により」と書きます。
面接のとき必ず聞かれます。
「事情により」とありますが、具体的にどういうことですか ?」
聞かれたときにはじめて答えます。
「じつは、仕事の内容は希望通りなのですが、パワハラに遭ってしまいまして・・・。」
「このまま我慢していると精神的にもたないと判断して転職を決意致しました。」
さらにこう聞かれるかも知れません。
「ご自分に原因があるとはは考えられませんか?」
こんな感じで答えます。
「自分に原因があるのか、思い当たらなかったので周りのかたがたに聞いてみたところ、前任者もパワハラで辞めておりました。」
転職そのものが目的ではない
転職先がなかなか決まらないと焦ってきます。
いつしか「転職すること」が目的になってしまいます。
「転職すること」が目的ではなく、「より自分にあった会社で働く」ことが目的
転職を焦って、より合わない会社に就職してしまっては、辞めたことがかえって「あだ」になってしまいます。
辞めるなら次の就職が決まってから
転職先が合わないからと言ってすぐに辞めるのは少し待ってください。
理由は次の3つです。
・自己都合で辞めると失業手当はすぐにもらえない
・辞めるまでの期間が短いほど敬遠される
・失業期間が長くなると敬遠される
自己都合で辞めると失業手当はすぐにもらえない
自己都合で辞めると失業保険をもらえるのは4ヵ月後からです。
貯金がたっぷりあれば別ですが、4ヵ月も無収入が続くと心細くなってきます。
そうするとどこでもいいから早く就職しようという気になって、前の会社より条件の悪いところでも、意に染まない就職をしてしまいます。
なので、我慢できる限り次の就職先が決まってから今の務めを辞めることをお勧めします。
辞めるまでの期間が短いほど敬遠される
就職してから2~3ヵ月の短期間で辞めると多くの会社は敬遠します。
なかなか面接に進むことができません。
「気に入らないことがあるとすぐ辞める人」「本人に何か問題がありそう」
こう見られてしまうからです。
失業期間が長くなると敬遠される
転職を繰り返したり、短期間で辞めたりすると多くの会社に敬遠さけることはお分かりいただけたと思います。
さらに1年もの間無職を続けるとやはり敬遠されます。
「この人は何か問題があってこんなに長い期間どこにも採用されなかったに違いない」
そう思われるからです。
転職先が合わない~1年以内で再度転職する方法
次の2つの方法があります。
・転職エージェントに登録する
・自分で探して応募する
順にご説明します。
転職エージェントに登録する
転職エージェントに登録すると、自分に合いそうな会社を探してくれます。
なので探す手間が省ける。
ただ、「売り込みにくい人」は相手にしてもらえません。
転職エージェントは手間をかけて企業に転職希望者を紹介しても、採用に至らなければお金になりません。
なのでどうしても「売り込みやすい人」に力を入れます。
年齢が高いとか、年齢の割に見るべきスキルがないとかだと転職先を紹介してもらえないことがあります。
転職エージェントによって登録している会社は当然異なります。
なので、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。
あなたに合った転職先を見つけてくれる可能性は少しでも高くしましょう。
自分で探して応募する
転職エージェントに登録するだけでなく、自分でも転職サイトを探してみます。
良いと思える会社が見つかったら転職エージェントに聞いてみると良いです。
「もし〇〇株式会社がそちらセ透谷されていたら、ご紹介いただけませんでしょうか ?」
応募するならいきなり個人で応募書類を送るより、転職エージェントを介したほうが「売り込み」をしてもらえるので面接に進める確率が高まります。
紹介してもらえないときは自分で会社に連絡します。
そのとき、いきなり応募書類を送るのはNGです。
受け取った方は
「なんだこれ ?」
「今はいいよ。」
とろくに見ないで捨てられるかも知れません。
必ず事前に採用担当者に連絡することです。
メールでも電話でも構いません。
電話なら
「貴社に応募を検討している〇〇と申します。採用ご担当者様をお願い致します。」
「私は〇〇と申します。御社のホームページで中途の募集をされていることを拝見して、是非応募させて頂きたいと思い、連絡させて頂きました。」
「応募書類をお送りしてもよろしいでしょうか?」
メールなら、最初の「採用ご担当者様をお願いします。」が不要になるだけであとは原則電話の内容とおなじです。
ただ、電話とメールでは「御社」と「貴社」の違いがあります。
話すときは「御社」、書くときは「貴社」としてください。
このように一報を入れてから応募書類を送ると「礼儀をわきまえた人」として少なくとも悪い印象は持たれません。
後は応募書類の内容次第です。
おわりに
いかがでしたか ?
転職先が合わないことで1年以内で辞める場合のリスクと再就職方法についてお杖してきましたが、参考になりましたでしょうか ?
あなたが辛い状況から抜け出して、1日も早く納得のゆく転職ができますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。