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上司が怒鳴るのはなぜ ? 回避するには6つの対処法がある。

オマエ ! 分ってるのか !!

上司が怒鳴る。

なにもそんなに怒鳴り散らすことはないだろう・・・。

 

なにか気にいらないとすぐに怒鳴る上司、キツイですよね。

 

部下の人格を否定するような暴言を吐く上司。

こんな上司なんて消えてなくなればいい !

と思いたくなります。

 

でも、上司は消えてなくならない。

 

ではどうしたらいいのか ?

 

ここでは、怒鳴る上司とどう付き合ったらいいのか、私自身の体験から見つけた対処法をお伝えしたいと思います。

 

 

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上司はなぜ怒鳴る

ちょっとしたことでスイッチが入って怒鳴り散らす上司。

なぜ ?

 

その理由はたいてい次のどれかです。

 

・部下は自分に従うのが当然と思っている
・思い通りにならないことでイラついている
・ストレス発散のため

 

 

部下は自分に従うのが当然と思っている

部下は自分の言った通りにやるのが当たり前。

それが言った通りにやっていないと爆発する。

 

なんでもかんでも部下に仕事を投げておいて、

「おい。あれどうなってる ? なに !? まだ終わってない !?」

「いったい何やってんだ !!」

 

そう言われてもこっちはいろんな仕事を抱えていてそんなに簡単にはできない。

ときには上司に言われた仕事が遅れることだってある。

 

「急ぐなら、初めに期限を言ってくれ。」

というところですね。

 

こういうとき、上司は自分が部下に先に投げた仕事のことを忘れて、今現在自分が関心ある仕事の事しか考えていません。

そして、

「コイツはオレの言うとおりに動かない。」

と思って怒鳴るのです。

 

思い通りにならないことでイラついている

自分の言った通りに動かない部下対するイラつき同様に、結果が思った通りに出ていないとやはりイラついて怒鳴ります。

 

上司の思い通りの結果がでないのは、部下の力不足のこともあるでしょう。

でも、お客様の都合が理由だったり、競合他社に負けてしまうことだってあるのです。

そのときに、怒りをぶつけられる相手がたまたま部下しかいなかったということ。

 

 

ストレス発散のため

上司は部下とは違ったストレスが溜まる。

上司のそのまた上司に叱責される。

売上が計画通りに伸びない。

客からのクレーム。

 

そんなストレスを発散させるために部下を怒鳴る。

言ってみれば「八つ当たり」です。

 

当てられる部下はたまったものではありません。

 

上司の言い訳

上司が怒鳴っておいてから言う言葉。
「オレはお前のためを思って怒ってるんだ。」

部下は心の中でこう思います。
「はいはい。分かりました。ありがとうございます。
でも怒鳴らなくても普通の声で言ってもらえれば分かりますよ。」

上司の言う「お前のため」は自分が怒鳴ることの「言い訳」であり「正当化」に過ぎません。

 

いずれにせよ、怒鳴り散らす上司は人間として幼稚な部分があるということです。

そうです。

 

職場では権力があっても精神的に成長していないのです。

 

怒鳴り散らす人格者なんて

いません。

 

人間的には怒鳴る上司に耐えているあなたの方が「上」なんです。

 

上司が怒鳴る理由の根本にあるのは上司の人間性の低さです。

それがが分かれば少しは気持ちが楽になりませんか ?

 

とは言っても、上司が怒鳴る理由が分かったところで対処しなければ何にもなりません。

 

それではいよいよ怒鳴る上司への対処法をお伝えしましよう。

 

怒鳴る上司への対処法

怒鳴る上司への対処法は次の6つです。

・ありがとうございます
・おっしゃる通りです
・言い訳を言わない
・申し訳ありませんでした
・「オレってすごい !」と思う
・もしも耐えられなくなったら

 

ありがとうございます !

上司が怒鳴ったら最初に言う言葉は、

 

「ご指導ありがとうございます !」と大きな声で言う。

 

最初にお礼を言われると、上司は出鼻をくじかれて怒鳴り続け難くなります。

 

反対に、最初に謝ってしまうと一層怒鳴りやすくなります。

なので、謝るのは後。

最初は「ありがとうございます」が有効ですよ。

 

 

おっしゃる通りです

上司が、「これこれはこうだろう !」と言ったら

 

「はい。おっしゃる通りです。」

 

と答えます。

 

上司は意見を求めてはいない。同意を求めている。

 

そのことに気づけば反論などしなくなります。

 

反論すれば余計「火に油」です。

さらに上司の怒りが燃え上がります。

 

 

言い訳を言わない

反論でなくても、言い訳を言うと上司はその言い訳をつぶしにかかってくるから叱責が長くなる。

 

早く終わらせるには

 

「ありがとうございます。」「はい。その通りです。」「申し訳ありませんでした。」

 

これしかありません。

 

 

「申し訳ありませんでした」は大きな声で言う

「ご指導ありがとうございます !」の後に

「申し訳ありませんでした」

 

これも大きな声で言います。

 

萎縮して小さな声になるとますます付け上がって怒鳴る。

しかも長くなる。

負のループに陥ってします。

 

オレってすごい !」と思う。

こんなキツイ上司にひどいことを言われても耐えているオレってすごいよ。

そう思うとがぜん気持ちが楽になります。

 

 

もしも上司に耐えられなくなったら

「これ以上はムリ」と思ったら・・・。

最後の手段はそこを離れることです。

 

大会社なら異動を申し出る。

ただし、移動は希望が通るかどうかは分からない。

その場合は転職する。

 

小さな会社なら異動先もなにもないので転職する。

 

転職先が見つかったら心は軽くなります。

「こんな上司との付き合いもあとわずかだ。」と思えば怒鳴られても平気です。

 

ただし、辞める前に最低限の引継ぎ資料を残しておきましょう。

社規則に辞めるときは「1ヵ月前に書面で申し出ること」などと書かれていますからできるか切りそれに従う。

 

どうしても待てなければ2週間以上前に「退職届」を出す。

「退職願い」ではありません。「退職届」です。

 

許可を得て辞めるのではなく、「辞める」という意思表示です。

 

 

 

落ち込みがひどければ

無理に耐えているうちに「うつ」状態になることがあります。

 

そうなったら診療内科を受診してください。

 

うつ病になって退職せざるを得ないところまで行ってしまったら、次の2つを視野にいれることも検討して良いでしょう。

 

ただし、いずれの場合も会社側が協力することは考えにくいですから、弁護士さんに相談すると心強いです。

 

・労働基準監督署に労災認定を申請する
・上司と会社を相手取って損害賠償請求をする

 

その際、証拠として、メモや録音が役に立ちます。

 

 

録音しておく

上司があまりに理不尽なことを言うならひそかに録音しておくとよいです。

うつ病になって休職。そして退職に至ったときに、労災認定の申請や損害賠償を求める訴えを起こすことも可能でしょう。

その時の証拠として使えます。

 

また、どんな罵詈雑言を浴びせられたか、どんな理不尽なことを言われたのか、メモに残しておくことも有効です。

 

訴えを起こすかどうかは別として、「こちらにはちゃんとオマエを訴えるための証拠がそろっているんだぞ。」と思うだけで、気持ちを強く保つことができます。

 

 

おわりに

いかかでしたか ?

上司がとなる理由とそれに対する対処法についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

あなたの心が壊れてしまわないうちに対処の効果が現れますように !

 

少しでも楽になることをお祈りいたします。