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面接で答えにくい質問をされたら? アナタは試されてます!

なに ?? この質問 ?

 

「雑用を命じられても抵抗ありませんか ?」

たとえばこんな質問をされたら、ちょっと答え難いですよね ?

 

面接では、想定している質問ばかりされるとは限りません。

想定外の、しかもこちらが答えにくい質問をされることって結構多いんです。

 

そんなとき、どうしたら良いのか ?

じつは、「だんまり」さえしなければOKなんです。

なぜかって ?

それは後ほどしっかりお伝えしますよ。

 

ここでは、答えにくい質問を受けたときの対処の仕方、答え方について一緒に考えてみたいと思います。

また、そもそも面接官はなぜ答えにくい質問をするのか ?

その理由も、面接官の立場からお伝えしますね。

 

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面接で答えにくい質問をされたらどうしたらいい ?

冒頭に例として取り上げた「雑用を命じられても抵抗ありませんか ?」は、ちょっと意地悪な質問かも知れませんね。

こ場合は、ためらうことなく、「全然抵抗ありません。」と答えておいて良いですよ。

 

さらに「なぜですか ?」と聞かれたら、「この世に雑用は無いと言いますから、すべて必要なことなので・・・。」

これは、チョット出来過ぎ、いいカッコしいと思われるかも・・・。

「渡辺和子さんの言葉ですが、わたしもそう思いますので」と付け加えておきましょう。

(筆者注 :
渡辺和子さんは、カトリック系の学校法人ノートルダム清心学園の理事長を長く務められた方で、「置かれた場所で咲きなさい」など、著書多数。就活で不安な時に読むと心が落ち着く言葉がちりばめられていますよ。)

 

時間をもらう

さて、即座に答えられれば良いのですが、ちょっと答えが考え付かないこともあります。

そんな時は、「済みません。少し考えさせてください。」と言って時間をもらっても大丈夫です。

ただし、長い時間考え込んではいけません。

面接管は空白の時間を嫌います。

せいぜい1分程度です。

 

宿題にさせてもらう

1分ほど考えて答えが思いつかなかったら

「申し訳ありません。宿題にさせて頂いてよろしいでしょうか?」

と面接官に素直にお願いしてみてください。

 

そして、家に戻ってからメールで回答を送るのです。

宿題として回答する際のメールはこんな感じです。

 

宿題メールの例
「○○○○株式会社
採用ご担当者様

お世話になっております。
□□□□大学の△△△△です。

本日は、お忙しい中、面接の機会を頂きまして、誠に有難うございました。

さて、本日面接の場で即答できなかったため宿題とさせて頂いたご質問につき、
回答させて頂きます。

・・・・についての私の考えは次の通りです。

(以下、ご自分の考えたことを記載。 ここでは省略します。)

以上、ご確認頂ければ有難く存じます。

どうぞ宜しくお願い致します。」

 

「だんまり」はNG

話を面接の場に戻しますね。

面接で最も避けるべきことは「だんまり」です。

 

答えられなくて頭が真っ白。

その時こそ、「宿題にさせてください」と申し入れてください。

面接官としては悪い気はしません。

 

なぜなら、あなたが質問に対して真剣に取り組もうとしていることが感じられるからです。

つまり、面接で大事なことはテクニックではなく心構えなんです。

このことを、心にとどめておいてくださいね。

 

面接官はなぜ答え難い質問をするのか ?

それでは、面接官はなぜ答えにくい質問をするのでしょうか ?

「いじわる」をしたいわけではありません。

理由は次の通りです。

反応を見たい

それは、

・あなたが追い込まれた時にどんな反応をするかを見たい

からです。

特に、それまでの受け答えがありきたりの内容が多いと、面接官としては少し揺さぶって応募者の「地」を見ようと考えます。

そのためにわざと答えにくい質問をするわけです。

 

面接官が意地悪だからではなく、あくまであなたの人となりをもっと知りたいからすることなんです。(ちょっと面接官の立場からの自己弁護です。)

 

チェックポイントはここ

面接官がチェックしたいポイントを具体的に言うと、次のようになります。

・すぐムッとしないか
・物怖じしないか
・冷静に対処できるか
・頭の回転は良いか
・気が弱すぎないか

 

気が弱いと即落されるか ? と言えば、もちろんそんなことはありません。

あくまでも総合的に「あなた」という人物を知るためにあえて圧迫と感じることや答えにくいことを聞いてみるのです。

 

もしこの人を採用して、将来何かトラブルでお客様からクレームを言われたとき、冷静に対処できるだろうか ?

面接官は、そんな目で見ているんですよ。

お客様の前で「だんまり」をしてしまうようでは、会社の信用を落としてしまいますからね。

どんなことを聞かれても、決して慌てないことです。

 

じつは、答えにくい質問に対する正解はありません。

慌てずに、冷静に対処すれば良いのです。

面接管は「答え」そのものよりも、態度や対処の仕方を見ていることを覚えておいてください。

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接で答えにくい質問をされた時の対処について、また、なぜ面接官が答えにくい質問をするかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

私自身が面接管の立場で接するときは、こう見ています。

たとえちゃんとした答えが出せなくても、最後まで真剣に考えて答えようと努力するか ?

その姿勢を見せてくれる人に好感を覚えます。

 

答えにくい質問をして見ているのは「人柄」なんです。

あなたが実際の面接のときにここでお伝えしたことを覚えていれば、慌てずに済みます。

どうか忘れないでください。

最後までお読みくださってありがとうございました。