面接のとき、道に迷ってしまった !
面接を受ける会社の場所は、当然のこととして前もってしっかり調べている。
それなのに、もう着いていいはずなのに、会社が入っているビルが見つからない !!
人生がかかっている大事な面接。
これは相当焦ります。
私自身も方向音痴なので、初めて訪問する先はかなり念入りに地図で確認しておきます。
それでも迷うときは迷う。
目指すビルが中通にあったりすると、番地ではこのブロック内にあるはずなのに・・・なぜ見付らない !? という経験があります。
ここでは、面接のとき道に迷ったときのベストな対処法をお伝えしたいと思います。
あわせて、面接官の立場から、道に迷った人をどう見るかもお伝えしますね。
面接で道に迷ったときのベストな対処法 !
面接で訪問する会社の場所、最寄り駅からの道順は、当然ですがチェック済みですよね。
それでも、面接でああ言おう、こう言おうという方に注意がいっていると、うっかり曲がるところをひとつ間違えたり、通り過ぎてしまったりすることがあります。
目印に気づかないこともあるでしょうし、ビルの名前が小さくて見つけられないこともあります。
面接先に電話で聞く
こんなとき、「もう駄目だ」と諦めてはいけません。
「これは迷ったな」と思ったら、躊躇せずに面接予定の会社に電話を入れること。
単純なことですが、これがベストな対処法です。
「子供じゃあるまいし、そんな恥ずかしいこと・・」ではありません。
何しろ人生をかけた面接に臨むのですから。
道に迷ったときは焦ってしまって、この単純な「会社の人に聞く」と言うことが思いつかない。
ありがちな過ちは、自分で探し続けたり、道行く人に聞くことです。
これは効率が悪い。
時間だけが過ぎて、焦るばかりです。
ますますあらぬ方向に行ったりして、目的地から外れて、もう間に合わなくなる。
これではどうしようもありません。
恥ずかしいよりも、面接に間に合うことが先決です。
会社への道順は会社の人が一番良く分かっています。
会社の人に誘導してもらうのがベスト。
あ、会社の電話番号を控えていないのは「論外」ですよ。
会社に着くまでは、何があるか分かりませんからね。
聞き方は ?
会社に電話したら、こんなふうに聞きます。
「〇〇時に面接で伺うことになっている□□と申します。
じつは、道に迷ってしまいまして、今△△の前におります。
大変申し訳ありませんが、御社までの道順を教えて頂けないでしょうか ?」
無事着いたらすべきこと
無事、会社に着いたら受付でお礼を言うのを忘れてはいけません。
「先ほど電話で道順を教えて頂いた□□です。 お陰様で無事に到着いたしました。大変お騒がせして申し訳ございませんでした。」
たいてい電話を取るのは受付の人ですから、受付でお礼を言えば間違いありませんよ。
受付でのやり取りは、後で面接官に伝わりますから、必ずお礼を述べてください。
ここで注意をひとつ。
道に迷ったことで、気持的に焦っています。
そのまま面接に臨めば間違いなく「不利」。
面接が始まる前に「フーっ」と息吐いて、それからゆっくり吸って呼吸を整えること。
息を吐いてゆっくり吸う。
これだけで、かなり落ち着きますから覚えておいてください。
注意をもうひとつ付け加えておきます。
道に迷ったことを面接で取り戻そうとする必要はありません。
道に迷ったときの対処は会社に無事に着いた時点で既に取り戻しています。
面接まで引きずることはありません。
ちゃんと会社に着いたのですから、あとは面接に集中するのみ。
道に迷ったことがプラスに働く !?
ところで、道に迷って電話で道順を聞いたことで、あなたが面接官にとって印象深い応募者になったことは間違いありません。
しかも、必ずしも悪い印象ではないです。
意外かも知れませんが、良い印象として残る可能性が高い。
理由は、「トラブルがあったけど、臨機応変に対処して切り抜けた」と思われるからです。
「人間万事塞翁が馬」とはこういうことを言うのかも知れませんね ?
もちろん、肝心の面接での受け答えがしっかりできていることが、前提ですよ。
あ、採用されたら後々まで言われるかも知れませんけどね・・・。
「こいつはね、面接のとき事もあろうに道に迷って、会社に電話してきたヤツなんだよ。」
そんなことは大したことではありません。入ってしまえばこちらのものです。
おわりに
いかがでしたか ?
面接で道に迷ったらどうしたら良いか、ベストな対処法をお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
最後にまとめておきますね。
[面接で道に迷ったら]
・会社に電話して道順を聞く
・自分だけで探そうとしない
・道行く人に聞かない
・着いたら受付でお礼を言う
・面接が始まる前に息を吐いてゆっくり吸う
・あとは面接に集中する
対処法は極めて単純ですが、これに勝る方法はありません。
ただ、道に迷うことも有り得ると想定して、余裕を持って家を出ていることが前提ですよ。
就活、うまく行きますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。