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自分が誇りに思うことを面接で聞かれた~例付で答え方を解説

面接で、自分の誇れること話せますか ?

面接で、「あなたの今まででの経験で自分が誇れることはなんですか ?」と聞かれることがあります。

 

この質問の意図はなんでしょう ?

 

正しく自己表現ができるか、また、自己肯定できているかを見るための質問です。

 

ここでは、自分が誇りに思うことは何かを面接で聞かれたときの答え方について、採用担当者の視点からお伝えしています

 

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自分が誇りに思うこと・頑張ったことは何かを聞く理由

自分が誇りに思うこと・頑張ったことは何かを面接で聞く理由は、冒頭述べた通り正しく自己表現ができるか、また、自己肯定できているかを見るためです。

 

なぜそれらが大事なのか ?

 

正しく自己表現ができるということは、自己分析ができているということです。

自己分析ができるということは、仕事でうまくいかないときや失敗したときに、なぜうまくいかないのかしっかり分析できることにつながります。

 

そういう人は仕事の面で成長します。

会社にとって望ましいといえます。

 

また、自己肯定できている人は、仕事面でも意欲的に行動できます。

逆に自己肯定できていない人、つまり自己否定してしまう人は、意欲的な行動にかける傾向にあります。

 

「どうせ私なんか……」

 

と思って何事も消極的になってしまう。

 

会社としては、自己肯定している人物の方が、圧倒的に好ましいのです。

 

これが、面接で誇れることは何かを聞く理由なのです。

 

自分が誇りに思うことを面接で聞かれたときの答え方

自分が誇りに思うことを面接で聞かれたときの答え方には、2つのポイントがあります。

・自信過剰にならない
・仕事に結び付けられる

 

それぞれについてご説明しましょう。

 

自信過剰にならない

誇れることを答えるときは、「これに関しては『絶対誰にも負けません』。」と強い表現はかえって良くありません。

 

自信過剰、つまり独りよがりと取られるからです。

 

職人さんは別としても、ほとんどの仕事は一人ではできません。

いろいろな人が協力し合って会社の業務は成り立ちます。

独りよがりの人は職場の「和」を乱します。

 

なので、たとえ誇れることを答える場合でも、控えめに、静かな自信をもって答えるのが良いです。

 

 

仕事に結びつけられる

誇れることは、仕事に結び付けられることが望ましいです。

 

こんなのはいけません。

・早口言葉が得意
・大食いができる
・早食いができる

 

仕事に何のメリットもありません。

こういうのは「特技」として話してもよいですが、誇れることにはなりませんよ。

 

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自分が誇りに思うことの例~6つを紹介

誇りに思うこととして、仕事に結び付けられるのは、次のような性格をアピールできる経験です。

 

・あきらめずにやり遂げる
・努力を惜しまない
・人の役にたつ
・相手のことを考える
・行動力がある
・チームプレーが得意
・リーダーシップを発揮できる
・人の言うことに耳を傾ける

 

いずれも仕事をする上で大事な性格です。

企業としてはこういう性格を持った人を採用したいと考えます。

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では、どんな経験が面接での答えとして望ましいかのか、いくつか例をあげてみましょう。

 

アピールする性格とそれを物語る経験の具体例をペアでご紹介します。

 

あきらめずにやり遂げる
努力を惜しまない

[誇れる経験の具体例 1]

受験勉強で自分の実力では難しいと言われた志望校を目指し、努力した結果無事合格した。

 

[誇れる経験の具体例 2]

泳げなかったがスイミングの初心者コースに入って苦しみながらも泳げるようになった。

 

人の役に立つ
相手のことを考える

[誇れる経験の具体例]

家庭教師のバイトで子供が理解できるまで、教え方を考えてついに苦手な数学を『できる』子に変えて感謝された。

 

行動力がある

[誇れる経験の具体例]

憧れの南の島フィジーに行きたくてバイトでお金をためてついに実現。
やろうと決めて行動して実現できたという経験をした。

 

チームプレーが得意

[誇れる経験の具体例]

部活でバレーボールをやってきて、チームプレーの大事さを学んだ。 学園祭で模擬店をやろうということになったとき、チームプレーの精神を活かして仲間の得意・不得意を考えて協力した結果盛況を収めることができた。

 

リーダーシップを発揮できる

[誇れる経験の具体例]

コンビニのバイトで先輩社員の手が回らないとき、率先して仲間のバイト生との役割分担 を調整し、最も忙しい状況を切り抜けた」

 

人の言うことに耳を傾ける

[誇れる経験の具体例]

部活で技術的にうまくできずに悩んでいた時、先輩部員のアドバイスを受けたが、これまでの自分のやり方を否定することになるのではじめ躊躇したが、先輩の意見に従ったところうまくできた。

このことで自分の考え違うことも謙虚に聞けるようになった。

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接で、誇れることを聞かれる意図と答え方について例をあげてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

あと、この質問はしばしば「これまでの人生での失敗談を聞かせていただけますか?」と失敗談とペアで聞かれることが多いです。

 

失敗談について聞かれたときの答え方についてはこちらをご参照ください。

面接で失敗談を聞かれた~面接官の意図と答え方は ?

 

あなたの誇れることは ?

人生で誇れることって、結局はその人の価値観で決まるものです。

 

頑張ることに価値を感じる人

心穏やかでいることに価値を感じる人

リッチな暮らしに価値を感じる人

人の役に立つことに価値を感じる人

 

「誇れること」を探ってみることは、面接の準備としてだけでなく、自分がどんな価値観で生きているのかを考えるいい機会だと思いませんか ?

 

あなたが「誇り」をもって面接に臨めますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。