月並みですが、初任給をもらったら、ぜひご両親に何かプレゼントしてあげてください。
初任給なんて、社会保険料なんかが引かれて、思ったほど手元に残らないものです。
ですから、5,000円くらいのものでもいいんです。
「お陰様でちゃんと社会人になれました」と言う感謝の気持ちを表してあげましょう。
親の喜びは、それはもう大変なものですよ。
初任給で親になにかお返しをして、そこまでで、初めて「就職できた」ことになるのです。
でも初任給では難しければ、初めてのボーナスでもよいですよ。
いずれにしても「初」でプレゼントしてもらうと、親にとってはことのほか嬉しいんです。
ここでは、初任給で親になにをしてあげたら喜ばれるかについて、親の立場からお伝えしたいと思います。
初任給で親にプレゼントは必要 ?
でも、初任給で親にプレゼントすることは、本当に必要なんでしょうか ?
じつは、親としては期待していません。
親として子に望むことは、きちんと独り立ちしてくれることです。
就職した時点であなたは立派に親の期待に応えたことになります。
親としてはそれ以上望むことと言えば、わが子が健康で無事に暮らしてゆくことだけなんです。
なので、初任給で親にプレゼントしなくても、親は「ガッカリ」しませんから
ご安心下さい。
そうは言ってもですよ。
我が子が初任給でなにかプレゼントしてくれたら、正直すごくうれしいものです。
そこで、「気は心」。
安くても良いのです。
あまり負担にならない程度で良いので、なにかしてあげてください。
初任給で両親にプレゼントはなにがいい ?
上で、「気は心」で安くても良いので初任給で親に何かしてあげて下さいと言いました。
では、親にプレゼントするなら何がいいでしょう。
あなたが親と同居しているか、または近くに住んでいる場合と、離れて暮らしている場合では、できることが違ってきます。
順にご説明しましょう。
親と同居しているなら
あなたが親と同居しているか、または近くに住んでいるなら、初任給が入ったら、休みの日に食事に連れてゆくのがおすすめです。
高級レストランではなく、気楽に過ごせるお店が良いですよ。
中華とか、ファミレスでも構いません。
「初任給がでたから、おごってあげるね。」
と言って、ご両親を外食に誘ってあげてください。
我が子に食事をおごってもらえるのは、親としてとても嬉しいものです。
たとえ、ファミレスでも、ラーメン屋さんでも、です。
これは親と同居している人にしかできない親孝行です。
試してみてはいかがでしょう ?
同居なら食費を家に入れよう
就職後に親と同居されている方は、食費を家に入れましょう。
住居代までは入れる必要はありません。
同居のメリットとして有効に活用させていただきましょう。
でも、最低限食費のほかに、電気、ガス、水道も使っていますから、食費プラスアルファくらいを家に入れる。
それではじめて一人前の社会人と言えます。
就職したら親を少し楽にさせてあげてくださいね。
親と離れて暮らしているなら
さて、あなたが就職して親と離れて暮らしているなら、前述の「食事に誘う」ことは難しいですね。
そんなときは、やはりなにかプレゼントを贈ってあげるとよいですよ。
本当に安いもので良いのです。
例えばご両親にペアのTシャツを贈ってあげるとか・・・。
これなら送料をいれても数千円で実行できます。
父母別々に贈るなら、たとえばお母さんにはサマーセーター、お父さんには夏向きの甚平8じんべえ)とか・・・。
ただ、5月、6月に「母の日」、「父の日」がありますから、個別のプレゼントはその時まで
取っておいても良いです。
でも、「母の日」、「父の日」は毎年やってきます。
「息切れ」が心配な方は、無理しない方が良いですよ。
初任給のプレゼントだけにして、「母の日」、「父の日」は何もしないか、メッセージカードを添えたお花にして置くと無難かと・・・。
就職していきなり3ヵ月連続で親に何かを贈るのはさすがにちょっとキツイですよね。
かえって親が心配するかも知れません。
「母の日」、「父の日」に何か贈るのは、就職して2年目以降ても全然かまいませんよ。
おわりに
いかがでしたか ?
初任給をもらったら親に何かプレゼントをしてあげることについて、親の立場からお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
くれぐれも、無理をする必要はありません。
高額な出費はかえって親を心配させます。
親としては、
「親にプレゼントするより、自分の貯金にしなさい。」
と言いたいところなんです。
でも、何度も言いますが「気は心」、「初任給で何かしてくれた」そのことがとても嬉しいものです。
一人前になるまで育ててくれた。
そのことに感謝を表す意味でも、無理しない範囲で、あなたのご両親に何かしてあげると、ほんとうに喜ばれますよ。
あと、就職してから何か親孝行をしたいと考えている方はこちらもどうぞ。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。