社会人になったら貯金が必要です。
毎月少しずつでもぜひ貯金することをおススメします。
社会人はいつ何時ある程度まとまったお金が必要になるか分からないからです。
例えば、
・お世話になった親類が亡くなった
・友人が結婚する
・病院にかかったら意外と出費が・・・。
そんなとき、親を頼るのは一人前の社会人のすることではありません。
余ったお金を貯金するのではありません。
一定額を貯金するのです。
そして、余ったお金を使う。
これが貯金のコツです。
でも、ケチになると嫌われます。
バランスを考えて、分相応に生活することです。
ここでは、社会人として貯金が必要であることと、そのコツについてお伝えしたいと思います。
社会人に貯金はいくら必要か~目標はあった方がいい
冒頭で、社会人になったら貯金が必要であることをお伝えしました。
ではいったい貯金はいくら必要なのでしょう ?
収入は人によってさまざまです。
なので貯金すべき額も人によってみんなそれぞれです。
そこで、おすすめしたいのは「割合」で決めるこです。
おすすめは、「収入の1割を貯金」することです。
給料が20万円なら毎月2万円貯金に回します。
社会保険料とか、控除がありますから、実際の手取りは17万円くらい。
その中から2万円を貯金に回すのはちょっとキツイと思うかもしれませんね。
でも、冒頭お伝えしたように「余ったお金を貯金するのではなく、貯金して余ったお金を使う」と考えてみてください。
ただし、親に仕送りをしている人は貯金を少し割り引いても良いでしょう。
それでも最低毎月1万円は貯金してください。
そして、ボーナスが出たら5万円とか通常月より多く貯金に回します。。
貯金はいくら必要かは人によってさまざまと言いましたが、目標を決めなくても良いと言うことではありませんよ。
貯金は、目標があった方が良いです。
最初の目標額は、給料の1ヵ月分
現実的には給料の1ヵ月分貯めれば、万一病気やケガでしばらく働けなくなってもすぐに困ることはありません。
なお、病気やケガに対しては、健康保険や医療保険についても知っておくと良いですよ。
こちらをご参照ください。
社会人になったら生命保険に入る ? それより貯金がおすすめ !
給料の1ヵ月分が溜まったら、次の目標額は100万円貯める。
というふうに、段階的にあげてゆくと良いです。
はじめから「1,000万円貯める」なんて大きな目標にしてしまうと、「やっぱり無理」と感じて貯金の意欲がなくなってしまいます。
意外と貯まる500円貯金
ここで私が試した効果的な貯金の方法をお教えしましょう。
500円玉貯金です。
買物をして、おつりに500円硬貨が混じっていたら、使わない。
家に帰ってから専用の貯金箱に入れます。
とにかく500円玉がやってきたら絶対使わないで貯金箱に入れる。
こうするとお札の減り方が早いのでなんだかいつもあんまりお金がない感じがするかも知れません。
でも、効果はテキメンです。
高さ9cmほどの貯金箱をいっぱいにすると10万円貯まります。
意外と早く貯まりますよ。
私が試したところ、およそ6ヵ月でいっぱいになりました。
財形貯蓄もおすすめ
否応なく給与から天引きされる「財形」は確実に貯まりますよ。
でも、これは解約や継続期間に一定制限がありますから、注意してくださいね。
・住宅財形
・財形年金貯蓄
・一般財形
普通の貯金に近いのは一般財形ですが、1年間は引き出しできませんし、3年間は解約できません。
1年間引き出せないので、急にお金が必要になったときは困ります。
なので、別に少しずつ貯金しておく必要がありますね。
貯金がないと結婚できない ?
貯金がないと結婚できないと言う人もいます。
確かに新しい生活に必要な家具や家電をそろえる必要はあるでしょう。
そして、たくさんの人を呼んで結婚披露宴を開くなら、数百万円かかります。
でも、いまの時代は必ずしも披露宴を開かないカップルが増えています。
考え方次第では、その方がシンプルで身の丈にあった新生活のスタートと言えるでしょう。
披露宴を開くと、遠方から来てくださる方々には「御車代」と称して飛行機代や列車代を用意して差し上げるのが礼儀です。
なので、会場の費用と会食の費用、引き出物のほかにお車代を考慮してお金を準備しなければいけません。
それで数百万円かかるのです。
入籍して挨拶状を出すだけでも良いので、貯金がないと結婚できないということではありませんから、ご安心ください。
ただ、全く貯金がないとパートナーに不安を与えてしまいます。
やっぱりある程度の蓄えは必要ですよ。
がんばりましょう !
おわりに
いかがでしたか ?
社会人としての貯金が必要なこと、貯めるコツ、方法などについてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?
最後にまとめておきますね。
・いざと言うときのために貯金は必要
・余ったお金を貯金するのではない
・貯金して余ったお金を使うと考える
・給料の1割を目安に毎月貯金する
・最初から大きな目標にしない
・最初の目標は給料1ヵ月分
・500円玉貯金は意外と貯まる
・財形貯蓄も効果的
あなたが、安心して安定した生活が送れますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。