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社会人にスーツは何着必要か ? 多ければいいわけではない !

スーツは何着必要 ?

社会人ってスーツを何着くらい用意したらいいでしょう ?

 

たいてい最初の年は、社会人になる前にスーツや靴など、必要な衣類は親が整えてくれます。

 

なので、秋くらいまでは何とかなるものです。

 

でも、冬のボーナスをもらったら、そろそろ自分で替えのスーツや靴も少しずつ増やしてゆくと良いです。

 

特に、就職の頃は春もののスーツですから、冬もののスーツはまだ持っていない方もいるようですし・・・。

 

新入社員のボーナスは、冬からまともに支給されます。

なので、冬物のスーツを購入するのに丁度良いタイミングですね。

 

スーツや靴は、同じものを使い続けるとすぐにくたびれてしまいます。

スーツは季節ごとに最低2着、靴も同様に最低でも2足を交互に履くようにすると長持ちして、結果的に経済的ですよ。

 

ここでは、社会人としてスーツをどれくらい揃えたらよいか、あわせて靴についても何足揃えたら良いかについて、筆者の経験からお伝えしたいと思います。

 

 

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社会人としてスーツは何着必要か ?

スーツは1日着たら最低1日は休ませるのが長持ちさせる基本です。

 

それなら、毎日スーツを替える方がいい ?

いいえ、スーツはたくさんあればいいと言うものではありません。

 

理想は3着。収納を考慮しよう

理由は、収納にあります。

 

考えてみて下さい。

 

毎日スーツを替えるとしたら、夏・冬でそれぞれ5着ずつ。

最低でも10着になります。

さらに春・秋ものを別に用意したら・・・。

それに、礼服と冬のコートも必要です。

 

そんなにクローゼットに収納できますか ?

スーツ同士のすき間がなくなってしまいますよね。

 

風通しが悪くなるとカビの原因ともなります。

必要以上に持つとかえって困ってしまいますよ。

 

なので、毎日替えることでスーツが長持ちしますが、決して多ければ良いと言うわけではないのです。

 

クローゼットの大きさを考えて揃えるのがポイントです。

 

そう考えると1シーズンあたり3着が、一度着たスーツを1日以上休ませて、且つ無理なくクローゼットに収納できる限度。

 

そして、クローゼットの扉は開けたままにして、風通しをよくしておくと良いですよ。

 

季節がおわったら、クリーニングに出して、ビニールではなく、通気性のあるスーツカバーを掛けてクローゼットに収納するのが基本です。

 

礼服も必要 ?

仕事用のスーツのほかに、できれば礼服も用意したいところです。

でも新人のうちはリクルートスーツとか、ダーク系のもので代用して問題ありませんよ。

礼服は、社会人になって3年位経ってからでも良いです。

丁度そのころから、友人の結婚式とかに参加する機会が増えてくるかも知れません。

さすがに社会人として3年経ったら、冠婚葬祭は礼服の方が望ましいですね。

 

 

社会人に靴は何足必要 ?

靴もスーツ同様に、毎日同じものを履いていると、すぐに傷んでしまいます。

また、革靴は手入れが必要なところがちょっと面倒です。

それに「濡れた」らダメージが・・・。

 

なので、ここでは簡単に靴の手入れ方法と濡れてしまったときの対処方法にも触れておきますね。

 

靴は最低2足。手入れが肝心

靴は、最低でも2足は揃えて交互に履くことをおすすめします。

 

そして、1週間に一度で良いので、手入れをしましょう。

それだけで革靴の寿命が長くなります。

 

靴の手入れ方法を簡単に説明しておきますね。

 

①ブラシで汚れを落とす
②クリーナー(クリーム)を付けて柔らかい布で拭きとって汚れを落とす
③靴墨を塗って柔らかい布で磨く
④防水スプレーをかける

 

あと、靴は毎日帰ったときにシューズ用の乾燥材を入れておくと良いですよ。

履いている間にけっこう足から汗が出ていますから、湿気を取り除いておくとニオイ防ぐことができます。

 

 

[コラム・防水スプレー]

防水スプレーにはシリコン系とフッ素系の2種類ありますが、革靴にはフッ素系を使います。

フッ素系の防水スプレーは、適度な通気性があるのて、革靴に適しています。

一方、シリコン系防水スプレーを使うと、通気性が失われてしまいますから革靴には適しません。

 

靴が濡れてしまったら

「濡れる」ことは革靴の最大の「敵」です。

 

思わぬ大雨やみぞれなんかで靴の中まで濡れてしまったらどうしたら良いか ?

先ずは応急手当をして下さい。

 

濡れたまま放置すると、靴がダメになってしまいます。

 

カビ、ひび割れ、臭いの原因となるのです。

いったんひび割れてしまったら、回復不能ですよ。

 

[濡れた革靴の応急処置]

・汚れをざっと落とす
・外側の水滴もふき取る
・新聞紙などを靴の中に入れて水分を吸い取る
・こまめに新聞紙を取り替える

 

先ず汚れを落としたら、靴の外側の水をタオルなどの布でしっかりふき取ります。

革靴は外側からも水分が沁み込むからです。

 

新聞紙とか、キッチンペーパーなんかを丸めて靴の中に入れます。

このとき、新聞紙を少し細長く丸めて爪先の方までしっかり押し込みます。

 

注意することは、こまめに新聞紙やキッチンペーパーを取り替えると言うことです。

革靴は意外と水を吸っていますから。

手で湿り具合を確かめながら、3~4回取り替えると良いでしょう。

 

 

この後おススメしたいのは「扇風機」です。

おだやかな風で湿気を飛ばします。

 

ドライヤーが効果的と思うかも知れませんがおススメしません。

急激な温度変化はかえって革靴を痛めてしまうからです。

 

新聞紙などを何度か替えて湿気を吸い取ったあとは扇風機で気長に乾燥されると良いですよ。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

社会人としてスーツや靴はどれくらい必要かお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

最後にまとめておきますね。

・スーツは1シーズン最低2着、できれば3着が理想
・1日着たら1日以上休ませる
・クローゼットに詰め過ぎない
・礼服はリクルートスーツなどで代用可
・靴は最低2足を交互に履く
・靴は手入れすることで長持ちする
・靴が濡れたら応急処置を

 

新入社員にとっては、スーツや靴を揃えるのは経済的にちょっとキツイですよね。

でも、同じものを着続けたり履き続けていると早くダメになってしまいます。

 

そのとき新しいものに交換するより、複数を交互に使った方が、断然長持ちするので、結果として経済的に有利になるのです。

 

スーツも靴も1シーズン2つずつ。

少しずつで良いですから、ガンバって見て下さい。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。