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仕事の目的を面接で聞かれたら ? お金のためはNG ?

仕事の目的ってやっぱりお金 ?

「あなたにとって仕事の目的は何ですか ?」面接のときそう聞かれたらどう答えますか ?

ちょっとテーマが重くて答えにくいですよね。

 

「食べて行くためです。」とか「生活の手段です。」とか答えるのはどうでしょうか ?

確かにその通りで間違っていません。

 

でも、お金のためだけならどの会社でも良いことになってしまいます。

今面接を受けている会社でなくともよいことになってしまうのでNGです。

 

では、どう答えれば良いのか ?

盛り込むべきポイントが3つあります。

 

それは何か ?

「やりがい」と「貢献」そして「志望の動機」です。

 

後ほど詳しくお伝えしますね。

 

ここでは、面接で仕事の目的を問われた時の対処について一緒に考えてみたいと思います。

 

 

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面接で仕事の目的はなにかと聞く理由

 

「仕事の目的はなんだと思いますか ?」

じつは、この質問はしばしば面接で聞かれるものなんです。

どうしてこんな質問をするのでしょうか ?

面接管は何を知りたいのか ?

 

あなたが会社に何を求めているかを知りたいのです。

同時にあなたが目的意識や仕事観を持っているかを知るための質問なんです。

 

言葉を変えると、あなたがどんな価値をベースとして仕事を選んでいるか、もっと言えばその会社に応募したかを確かめるための質問です。

 

価値観は人によってさまざまです。

 

仕事のどんな面に価値を感じるか、いくつか例をあげてみますね。

 

・生活の糧
・やりがい
・社会への貢献
・やりたいことを実現する
・ゆとりのある暮らしをする
・安定した暮らしをする
・理想のライフスタイルを実現する
・自分の人間性を高める
・自分のスキルを高めて自信を持って生きる

 

これらのどこに焦点を当てて答えるかによって、あなたの人柄が想像されてしまうのです。

 

仕事にやりがいを求めることは当然ですよね。

興味の持てない、面白くない仕事は誰だってやりたくありません。

 

ただ、やりがいだけに焦点を当てて答えると、利己的な人物に取られてしまうことがあります。

なぜなら、やりがいとは自分が個人的に満足することだからです。

 

じつは、意外に考えられていないのが「貢献」することなんです。

会社への貢献がそのまま社会への貢献になれば、一層やりがいを持てるでしょう。

 

でも、あまり貢献ばかりに焦点を当てると、今度は優等生の答えになってしまってやっぱり面白くありません。「ええカッコしい」と思われるかも知れません。

 

そこで「やりがい」と「貢献」を盛り込んで答えることおすすめしたのです。

 

もちろん、他の価値観でも構いません。

あなたの価値観に従って答えると良いです。

 

ここでお伝えしたいのは、価値観を持って仕事に臨まないと、長続きしないということです。

 

ちょっと辛いことがあると辞めたくなってします。

 

価値観を持って仕事に臨んでいる人はちょっとのことで仕事を投げ出すことはありません。

 

面接官はそこを見ているのです。

 

仕事の目的はなにかと面接で聞かれたら~回答例

 

仕事の目的はなにかと面接で聞かれて、答えるときのポイントは冒頭述べたように次の3つを盛り込むことです。

 

[仕事の目的に盛り込むべきこと]

・仕事は自分のやりがいである
・仕事で人に喜んでもらう、つまり人に貢献する
・上記2つを志望の動機につなげる

 

それでは回答例を示しましょう。

 

「自分は〇〇に興味を持っていますから、興味のあることで、自分を磨きながら生活できたら、こんな幸せなことはないと思っています。」

(筆者注 : ここで○○とは勿論、面接中の会社で自分が目指している仕事ですよ。)

 

「そして自分がした仕事で、お客様に喜んでもらえたら最高です!」

「つまり、やりがいのある仕事で人に喜んでもらうこととこが仕事の目的だと考えています。」

 

「それが自分の幸せにつながりますから、突き詰めてゆくと、幸せに生きることが仕事の目的です。」

 

「興味のあること」で何にやりがいわ感じるかを述べます。

「人に喜んでもらうこと」で貢献したいという意思を伝えます。

 

ちょっと理想的すぎる答えではありますが・・・。

 

でも、理想を語れる人物は理想に向かって努力できます。

面接官の心象は悪くありませんよ。

 

ここからがもうひとつのポイントです。

 

なぜその会社を選んだか、つまり志望の動機につなげること。

 

上の答えにさらに続けます。

 

「御社は、○○の分野で特に□□に力を入れておられます。」

「御社で働かせていただけたら、自分の目指す○○で社会貢献することができると考えて応募させていただきました。」

 

もちろん、あなた自身の考えをあなたの言葉で伝えることがベストです。

ここに載せた回答例はあくまで「例」として参考にして頂けばと思います。

 

仕事の目的はやっぱりお金 ?

もちろんお金は大事ですよね。

誰だって、できるだけ収入が多い方が良いに決まっています。

 

ですから、面接官が「仕事の目的はお金ではありませんか ?」と聞かれたらどうどうと

「はい。もちろんお金は仕事の目的です。」

と答えて良いですよ。

 

「ただ、それだけでなく・・・」とやりがいや貢献につなげて行けば良いのです。

 

 

仕事の目的が分からない

仕事の目的が分からないときはどうします ?

 

最も良くないのは、答えられずに黙ってしまうことです。

このサイトでは、他の記事でもお伝えしているので繰り返しになりますが、面接官は「だんまり」を嫌います。

 

なぜなら、ピンチになったときに動きを止めてしまう人は、仕事でも同じ反応をしてしまうからです。

 

「使えない人間」と判断されてしまいます。

 

答えられないときは素直に「済みません。分かりません。」とか「済みません。考えてませんでした。」と言ってください。

 

仕事の目的について考えていないのはちょっと評価が下がるかも知れません。

でも、「黙り込んでしまう」よりはマシですよ。

 

冒頭で、「食べて行くためです。」とか「生活の手段です。」とか答えるのはNGですと述べましたが、「だんまり」はもっとNGです。

他の質問でも同じですから、覚えておいてくださいね。

 

 

おわりに

「あなたにとって仕事の目的は何ですか ?」と面接で聞かれたときどう答えたらよいかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

学校を卒業したら社会人になって稼ぐもの、と何となく漠然と考えていませんか ?

 

本当のことを言えば、たいていの人がそうなんです。

ですから、もしあなたが仕事の目的は何かなんて考えていなくてもおかしくはありません。

 

ただ、面接官の立場から見ると仕事の目的を自分なりに考えている人は、将来展望を持った、「しっかりした人物」と映るということをお伝えしておきます。

 

もちろん面接は、ひとつの質問、ひとつの答えだけで合否が決まるものではありません。

さまざまな質問をして、総合的に判断されるものです。

 

基本は、ひとつひとつ丁寧に考えて答えを出してゆくことです。

 

面接官は、自分で考えて落ち着いて答えを返す人に好印象を持ちます。

あなたにとって「仕事の目的は何か ?」

 

これをしっかり持っていれば、これから社会人として長い人生を力強く生きてゆくことができます。

面接のためだけでなく、今後のために、あなたなりに考えてみませんか ?

 

 

最後までお読みくださってありがとうございました。