スポンサーリンク

面接不合格のメールに返信は必要 ? その意外な効果とは ?

あーぁ。不合格メールかぁ・・返信、どうしようかな・・?

面接の結果はたいてい数日から遅くとも2週間以内には通知されるけど、待っている間は不安で落ち着かない。

 

ところがようやく届いたと思ったら不合格を伝えるメール。

 

ガッカリ・・・。

 

そんなメールに返信なんてしたくないと思いますよね。

 

マナーとしては、面接の結果が不合格を伝えるメールに返信すべきでしょうか ?

もし返信するなら、理由を聞くことはできるものでしょうか ?

 

せっかく返信するなら不合格となった理由を聞いて今後に役立てたいし・・・。

 

結論を言います。

・不合格通知のメールに対しての返信は不要
・返信で理由を聞いても無駄

 

でも、不合格通知のメールに対して返信することには意外な効果があること、ご存知でしたか ?

 

私は是非返信することをおすすめします。

 

理由は後ほど、詳しく説明しますね。

 

ここでは、面接の不合格のメールへの対処と、あえて返信する効果について、採用担当者の立場からお伝えしたいと思います。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

面接の不合格のメールに返信は必要か ?

冒頭で不合格通知のメールに対する返信は不要とお伝えしました。

つまり、不合格通知のメールは「放置」で良いのか ?

 

はい。

放置でかまいません。

その理由をご説明しましょう。

 

不要の理由

企業側は「不採用」であることを伝えればそれで良いので、そもそも返信を期待していません。

 

なので、返信しないからと言ってマナー違反にはならないのです。

 

でも、「返信してはいけない」と言う意味ではありませんよ。

 

むしろ、返信することをおすすめします。

 

面接の不合格のメールへの返信のすすめ

返信不要なのに、なぜあえて返信するのか ?

それは、冒頭お伝えした通り、不合格メールに対する返信には意外な効果があるからです。

 

「意外な効果」とはなにか、ご説明しましょう。

 

効果は2つ

面接の不合格のメールに返信の効果とは ?

じつはこれ、マナーのためでも相手のためではなく、自分のため。

効果は2つです。

 

効果 1 気持ちを切り替えられる

返信を返すことで、自分の中で「けじめ」がつけられるという効果があるのです。

 

返信は当然「不合格について了解しました」という内容になります。

 

自分でそう書いたことで、この会社とは縁がなかったと事実を認めて納得する。

 

返信した時点で不合格となった会社のことはスッキリ終わりと考えることができます。

 

つまり、返信することで「気持ちを次の志望先に完全に切り替える」ことができるという効果があるのです。

 

そしてもうひとつ。

効果2 満足感が得られる

不合格通知のメールに返信することで、相手の会社に対して「礼をつくしたぞ」という満足感が得られるので、「けじめ」をつけたという気持ちを強めることに役立つのです。

 

 

文例

不合格のメールへの返信内容は、面接の結果を受け取ったこと、了解したこと。

この2点だけを返します。

 

たとえばこんな返信で良いでしよう。

 

「○○株式会社

採用ご担当者 様

□□大学の××です。

先日は、面接の機会を頂きまして有難うございました。

また、面接結果の通知、たしかに受取りました。
残念な結果ではありますが承知致しました。

取り急ぎ返信申し上げます。」

 

「確かに通知を受取りました」ということを相手に伝えれば、それだけでマナーとしてOKです。

ただ、こちらからの返信に対して、さらに企業からの返信は通常はないと思ってください。

 

もともとこちらの気持ちの整理と切り替えのために出したメールで、相手からの返信を期待するものではありませんしね。

 

不合格の理由を聞く ?

面接の結果、不合格のメールに対する返信で理由を聞いても無駄とお伝えしました。

なぜでしょうか ?

 

企業は不採用の理由は決して言わないからです。

もし聞いてもせいぜいこんな回答が帰ってくるだけです。

「申し訳ありませんがお答えできません。」

 

良心的な会社ならさらにこう続けるでしょう。

「今後、あなたが望ましい会社様とご縁がありますことをお祈り申し上げます。」

 

ですから、落ちた理由を聞いても無駄なのです。

 

面接で落ちた理由は自分で面接内容を分析して推測するしかありません。

落ちた理由については、こちらの記事がヒントになりますよ。

面接で落ちた理由を知りたい ! 聞く ? 手かがかりはこれ !

 

もっと言うと、不採用の理由をメールで聞かれると、企業側としては何らかの返信を返さなくてはならないので、「ウザイ」のです。

 

既に「落ちて」いるので、それ以上不利になることはありませんが、企業にとっては迷惑なことになります。

 

結局落ちた理由は答えてもらえませんから、誰にとっても聞くメリットはありません。

 

それよりも、早く気持ちを切り替えて次に向かった方がよろしいかと思います。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接の結果、不合格の通知をメールでもらったらどう対処すべきかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

最後にまとめておきますね。

・不合格のメールには返信不要
・それでも返信しよう !
・返信の効果は2つ
①気持ちを切り替えられる
②満足感が得られる
・返信で落ちた理由は聞かない

 

面接の結果が今回はNGでも、いつまでも落ち込んでいてはいけません。

あなたの良いところが出なくなってしまいます。

 

気もちを切り替えて、次にチャレンジするときはどうぞ快活な態度で望んでください。

あなたにとっての就活本番はこれからですよ。

あたなが自分に合う会社に就職できますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。