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エンジニアの転職は何歳まで ? 資格があった方が有利か ?

エンジニアは何歳になっても転職できるサ !

エンジニアの転職は何歳まで可能でしょうか ?

また、エンジニアは資格を持っていた方が転職に有利なのか ?

 

現在エンジニアとして働いている人、これからエンジニアを目指そうとしている人にとっては将来を考えると気になるところですね。

 

はっきり言って、エンジニアほど転職に有利な職業はありません !

 

(と言い切ってしまいましたが、私自身がIT業界でしか働いたことがないので・・・他にもきっとあると思いますが、とにかくエンジニアは転職に有利であることは事実です。)

 

理由は

身に付けたスキルはどこにいっても通用するから

です。

 

逆に言えばしっかりスキルを付けるまでは転職しない方が良いと言えます。

 

もしも今働いている会社ではスキルが身につかないと思ったら、できるだけ若いうちに技術力のある会社に転職することをお勧めします。

 

さて、ここでは気になる次の2つ、エンジニアの転職は何歳まで可能か、また資格があった方が転職に有利なのかについて、私自身の経験と採用担当者としての観点からじっくり解説させて頂きます。

 

 

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エンジニアの転職は何歳まで ?

プログラマー30歳定年説とか40歳が限界とか言われた時代がありました。

かなり昔のことです。

 

プログラマーやエンジニアの世界は日進月歩で技術の発達のスピードが極めて速い。

だから若いうちしかついてゆけない。そう考えられていたのです。

 

でも、現実は全く違います。

 

40代、50代で現役バリバリのエンジニアはたくさんいます。

 

エンジニアは働ける限り何歳でも転職可能

 

です。

 

理由をご説明しましょう。

 

その前に、ひとことお断りを・・・。

この記事を読んでくださっているのは現役のエンジニアか現在エンジニアを目指している方であることを前提として書いてゆきますので、ほかの方が読めばわかりにくいかも知れません。ご容赦くださいね。

 

エンジニアはひとつに精通すると新しいことも難しくない

ソフトウェアの開発言語はどんどん新しいものが出てきます。

新しい言語についてゆけるか ?

 

開発言語は1つに精通すれば他の言語を理解することは難しくありません。

なので年齢を重ねるほど経験値が高くなって新しい開発言語を習得しやすいのです。

 

新しい開発手法も然りです。

ひとつの開発手法をしっかり身に付ければ新しい手法が登場しても無理なく取り組むことができるものです。

 

ですから、エンジニアとしての年齢制限はないのです。

但し転職に不利になるケースもあります。

 

ご説明しましょう。

 

エンジニアとして年齢が不利になる場合

年齢が高くなって採用側から敬遠されるのは、次の2つです。

・待遇面が合わない
・中年以降で役職の肩書がない

 

順に見てゆきましょう。

 

待遇面が合わない

ある程度の年齢になるとそれなりの待遇を求めます。

そのため、条件面での折り合いをつけるのが難しいことがあります。

 

厚遇に値するだけの実力があることを認めてもらうには、履歴書と職務経歴書の書き方が重要になります。

 

年齢が高くなってからの履歴書と職務経歴書の書き方はこちらをご参照ください。
50代の転職を成功させよう ! 履歴書の書き方がポイント

 

中年以降で役職の肩書がない

また、ある程度の年齢で役職の肩書がないと実力がないか、人望がないか、いずれにしても会社から認められていない人物と思われてしまいがちです。

 

中年以降で肩書がない人は「第一線の現役」でバリバリ開発を行ってきたことをアピールするという手があります。

 

面接で自己紹介などのときに次の一言をそえておくと良いでしょう。

 

「これまで常に開発の第一線に立ってきましたので、現場の方たちとも良い関係を築けると思っています。」

エンジニアは中高年でも転職できることをお伝えしてきましたが、ここで、採用する側から見た理想的な年齢についてご参考までにお伝えしておきます。

 

エンジニアが転職するのに有利な年齢は ?

エンジニアが転職する場合に最も有利な年齢は何歳くらいでしょうか?

 

一般的に転職は30代が有利と言えます。

 

理由は次の2つ。

・仕事をして10年前後で同一職種を続けていればかなりのスキルが期待できる
・若いので給料がそれほど高くない

 

これが採用する側のホンネです。

 

でも、40代、50代の方も転職可能であることは既に述べた通りです。

 

 

技術者なら中年以降営業に転向することもできる

転職は30代が有利とお伝えしましたが、技術者は年齢が高くなると技術職だけでなく、職種の間口を広げることができます。

 

中年を過ぎても技術職で頑張る人は多いです。

 

でも、技術だけでなく、若い人達をまとめる力やお客様との調整力が求められてきます。

そして、技術職から営業に転向することも可能です。

 

なぜかと言えば技術の下地があるのでお客様の要望を理解して適切な提案をするとこができるからです。

 

そういう意味で、技術者は年齢がある程度高くなっても転職の間口が広いと言えます。

 

但しコミュニケーションが苦手だと、若い人たちをまとめたり営業職に転向することは難しいです。

 

そういう方が転職を考えるのなら30代のうちが望ましいと言えます。

 

資格があると有利か

資格がないとできない仕事ならもちろん資格は必須です。

また、経理系の仕事に応募するなら簿記の資格がなければたいてい門前払いです。

それに対してIT系の技術者はあまり資格を重視されません。

 

実力と資格は必ずしもプラスの送還関係にあるわけではないからです。

資格がなくても仕事のできる技術者は大勢います。

企業側はそのことをよくわかっているので資格はあまり重視されないのです。

 

 

役職があれば有利か

前職、あるいは現職で役職についていればもちろん転職で有利に働きます。

特に年齢が40歳以降で役職がついていないと採用担当者に「この人は実力がないんだな。」と思われがちなことは既に述べた通りです。

 

一方で役職者は転職に不利だという人もいます。

 

理由は、

・いろいろ経験が多いようだが何が得意なのか分かりにくい
・待遇面の条件が合わない
・若者との認識のギャップが大きく、浮いてしまう

などです。

 

これらを回避するには自ら第一線で働けるいわゆる「プレイングマネージャー」をやってきたことをアピールすると良いでしょう。

 

第一線に立っているなら若者とのギャップも少なくなります。

 

おわりに

いかがでしたか ?

エンジニアの転職は何歳まで可能か、また、エンジニアは資格を持っていた方が転職に有利なのかを中心に、エンジニアの転職についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

エンジニアという職業は、「ものを作り上げてゆく職人」的な側面から、人をまとめてプロジェクトを完成させてゆく側面、さらにお客様の望みをかなえてゆく側面など、様々な側面を持った創造的な職業なのです。

 

実力さえ付ければ、年齢が高くなっても働ける限り活躍の場はあります。

 

この記事が、転職で次のステージに進もうとされている方の少しでも役に立てば幸いです。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。