内定通知の連絡を受けたらどう返信したら良いでしょうか ?
返信の仕方が悪くて内定取り消しとなることは通常考えられませんから、あまり気にする必要はないのですが・・・。
そうは言ってもやはり相手にいい心象を持ってもらえる返信をしたいですよね。
内定を承諾するなら、入社前から「しっかりした人物」と思われた方が気持ちよく社会人としてのスタートが切れますからね。
ポイントは2つだけです。
・すぐに返信する
・最初にお礼を述べる
簡単でしょう ?
ここでは、内定通知への返信について採用担当者の立場から望ましい対処法を具体的な例文を挙げてお伝えしたいと思います。
内定通知にはどう返信したらいいか ?
会社が内定通知を出すときは、たいてい初めに電話かメールで
「面接試験に合格したので内定を送らせて頂きます。」
という内容の連絡をします。
内定通知の連絡には、まず初めに「お礼」を返しましょう。
電話なら
「はい。有難うございます。お待ちしておりますので宜しくお願い致します。」
と答えます。
メールの場合も基本的には電話と同じですが、文章は残りますので少し気をつかって書いた方がよいです。
しかも、できるだけ早く返信します。
内定通知に対する連絡が遅いと、採用担当者は
「この人は本当に内定を承諾してくれるかな ?」
と不安に思ってしまいます。
レスポンスを早くすることで、「対応が迅速な人物」としてあなたは入社前から心象をさらに良くすることができますよ。
では、本命の会社の場合と、本命以外の会社の場合の返信例文を載せておきましょう。
あと、辞退する場合も。
本命の会社なら
内定通知を出す旨の連絡をくれた会社が「本命」なら、返信はこんなふうに。
「○○株式会社
□□ 様
こんにちは。
△△大学の××です。
この度は、内定のご通知を頂きまして、誠に有難うございます。
内定通知書が届くのを心待ちにしております。
届きましたら『内定承諾書』を返送させて頂きますので、何卒宜しくお願い致します。」
『内定承諾書』を返送する旨の一文があると採用担当者は安心しますよ。
本命以外の会社なら
もしも、他社の選考結果を待ってから内定承諾をするかどうかを決めたい場合なら返信はこうです。
「○○株式会社
□□ 様
こんにちは。
△△大学の××です。
この度は、内定のご通知を頂きまして、誠に有難うございます。
内定通知書が届くのを心待ちにしております。
何卒宜しくお願い致します。」
ここで、「内定承諾書」を返送するとは書いていないことにお気づきになったと思います。
こうしておくと、後で他社から内定をもらった時に辞退しやすいです。
内定承諾すると返信しておきながら後で辞退すると、ウソをついたようで精神的に良くありませんからね。
内定を辞退するなら
内定の案内メールが届いたけど、その会社には入る気がないのであれば、早めに辞退の返信をしましょう。
その方が、ほかの人が代わりに内定をもらえることになるので人のためになります。
見も知らない人でも、人のためになることをするのは気持ちのいいものですよ。
こんな感じで・・・。
「拝啓
○○株式会社
□□ 様
△△大学の××です。
この度は、内定のご通知を頂きまして、誠に有難うございます。
せっかく内定を頂いたのですが、じつは既に他社さんから内定を頂いて承諾しておりますので、御社の内定は辞退させて頂きます。
面接の機会を頂き、また内定のご連絡を頂きましたことこころより御礼申し上げますとともに、貴社のご発展をお祈り申し上げます。
敬具」
お断りする場合は、少し丁寧に「拝啓」「敬具」を使うと良いですよ。
内定通知書が届いたら
内定通知書が届いたら、内定承諾書を返送しますが、そのとき再度お礼のメールを入れておきます。
無事内定通知書が届いたことを知らせることで、会社側も安心します。
「おっ、この人は行き届いた対応をする人物だな」ということで、あなたの誠実な人柄が伝わりますよ。
文例を挙げておきますね。
「○○株式会社
□□ 様
こんにちは。
△△大学の××です。
本日、内定通知書が届きました。
有難うございます。
早速内定承諾書を返送させて頂きますので、宜しくお願い致します。
ご報告まで。」
承諾書の返送には添え書きを !
さて、いよいよ内定承諾書を返送するところまできました。
その時は、簡単で良いので、添え書きを付けることをおすすめします。
「○○株式会社
□□ 様
お世話になります。
△△大学の××です。
内定承諾書を返送させて頂きますので、ご確認のほど宜しくお願い致します。
何か不備がありましたらご連絡ください。
残りの学生生活を悔いのないように勉学に励み、御社での勤務に備えたいと思っております。
今後とも何卒宜しくお願い致します。」
おわりに
いかがでしたか ?
内定通知を受けたときの返信の仕方についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?
あなたが社会人として気持ちよくスタートをきれますように !
最後までお読みくださってありがとうございました。