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内定辞退はいつまでできる ? 問題とならないための方法は ?

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

内定辞退したいけど、いつまでかな ?

内定をもらって承諾書も出したけど、もう一社の結果をギリギリまで待ちたい。

あるいは、2社から内定をもらって両方に承諾書を出したので、どちらかを辞退しなければならない。

 

人は、どの会社に就職するかで人生が大きく変わる可能性があります。
だから誰だって慎重になりますし、二股をかけざるを得ないことも・・・。

 

そもそも、内定辞退っていつまでできるのでしょうか ?

答えは入社の2週間前までです。

その理由は後ほど詳しくご説明するとして、入社の2週間前までなら内定辞退をしても問題がないかと言えば、じつはそうではありません。

 

ここでは、採用する側の視点から、内定辞退をしたことで問題が起こらないようにするための注意点をお伝えしたいと思います。

 

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内定辞退はいつまでできる ?

冒頭に、内定辞退は、入社の2週間前までできることをお伝えしましたね。

では、その根拠と、入社直前に辞退した場合のリスクについてお伝えしましょう。

 

2週間前の根拠

根拠は、民法627条1項になります。

「労働者は、2週間の予告期間をおけば労働契約を解約できる」となっているからです。

企業が内定を出して、応募者が内定承諾した時点で、労働契約が成立したことになります。

そうすると、企業は労働契約を一方的に解除することができません。

 

一方、労働者からは最低2週間前の申し入れで労働契約を解除できる。

つまりこれは、職業の自由を守るために、定められた法律なんです。

 

入社直前に内定辞退すると ?

ただ、そうは言っても入社の2週間前に急に言われたら会社側はどうでしょう ?

新たな採用をしようにも、できるものではありません。

入社の2週間前では、当然良い人はみんなどこかに就職が決まっていますから。

 

つまり、会社にとってはギリギリで内定を辞退されるのはとても「迷惑」なんです !

辞退するにならできるだけ早くしてもらいたいのが本音。

あと、会社側では受け入れ準備を進めていますから、それが無駄になるのも迷惑なことです。

場合によっては、準備に掛けた費用の賠償請求をされるケースもあることを心に留めておいてください。

 

内定辞退が問題とならないために

内定辞退では、上に述べたように損害賠償を請求されるケースもあります。

それだけではありません。

直前の辞退なら、訴訟される可能性も出てきます。

そうならないためにどうしたら良いでしょうか ?

それは、

・できるだけ早く伝える
・誠意を示す

この2つです。

順にご説明しましょう。

 

できるだけ早く伝える

万一入社の直前で2週間を切った時点で内定辞退を申し入れたらどうなるでしょう ?

間違いなく「契約違反」になります。

相手の会社から訴えられても仕方がありません。

会社も暇ではないので、滅多なことでは訴訟を起こしません。

でも、あなたの対応によっては訴えられることもありますから、くれぐれもご注意ください !

対応の仕方については次でご説明しますね。

 

誠意を示す

内定承諾後に辞退するには、誠意ある対応が求められます。

会社側に迷惑をかけたことを心からお詫びした上で、辞退の意思を伝えて下さい。

そうでなく、当然の権利であるかのように振る舞うと、会社側も腹に据えかねるかも知れません。
その結果入社準備に掛けた費用を損害賠償として請求する可能性だってあるということです。

 

お詫びの言い方、理由の説明の仕方はこちらに詳しくまとめていますのでご参照下さい。

内定承諾後に辞退したら損害賠償 ? 法律の判断は ?

 

学校から内定辞退を止められたら ?

じつは、内定辞退をする上で学校が障害となることがあるのです。

学校によっては、「内定承諾書を出した後は、絶対に辞退してくれるな。」と言うことろがあります。

何故か ?

理由は、「後輩達が困る」からです。

内定承諾後に辞退すると、会社側では「○○校の生徒は気を付けないといけない。 承諾後でも平気で辞退してくる。今後は〇〇校の生徒に内定を出すのは考えた方がいいんじゃないか ?」と取ってしまうことがあります。

つまり、あなた一人が取った行動で、あなたの後輩達がその会社に行けなくなるリスクが出てしまうことを学校は恐れているのです。

学校としては就職率に影響が出る可能性も気にしているかも知れません。

でも・・・。

就職は一生を左右します。

後輩達のことを考えて、あなたが本当に行きたい会社を諦めて、先に内定承諾書を出してしまった会社に不承不承入社しますか ?

あなたが内定を辞退したからと言って必ずしもその会社が二度とあなたの出身校からは採用しないと考えるとは限りません。

後輩達は後輩達で運命を切り開いてゆきます。

私なら、あなたが自分の気持ちに素直に従って、本当に望む道を選ぶことをおすすめしますよ。

 

私は20年採用に携ってきて、実際に内定承諾後に辞退されたこともあります。

でも、その人の出身校を採用対象から除外することはしていません。

内定辞退者が出た学校でも、良い人がいれば、採用した方が会社のためになるからです。

その後も辞退した人の出身校から採用しています。

既に述べましたが、内定承諾後に辞退する場合は誠意を尽くしてお詫びをすることです。

誠意のない態度だと、「あの学校の教育はなってない !」と思われて、それこそ今後の応募者の道を閉ざすことになりかねませんよ。

 

おわりに

いかがでしたか ?

内定辞退はいつまでできるかについて、根拠を示してご説明ましたが参考になりましたでしょうか ?

 

大事なことなので繰り返しますね。

たとえ一旦は承諾しても、入社の2週間前までは内定を辞退をすることが可能です。

但し、承諾後に辞退された会社側には多大な迷惑をかけることになりますから、誠意を尽くしてお詫びと説明をして ください。

そうしなければ、「身勝手に行動した」という気持ちから、心に後ろめたさが残ってしまいます。

誠意を尽くすことが、あなたの母校や後輩達のためにも、そしてあなた自身のためにもなるということをご理解頂ければと思います。

あなたが心に決めた道を真っ直ぐに進めますように !

最後までお読みくださってありがとうございました。