就職できない新卒はどうすればいいのか ?
友人や同級生たちが次々に就職を決めてゆくのに、自分は就職できない。
焦りやみじめな思いに押しつぶされそうになっているかも知れませんね。
でも
就職できない = 人生の終わり
ではありません。
あなたの人生はまだまだ先が長い。
大学卒業して即就職
でなくても生きてゆけるのです。
すぐに就職できなくても絶望することはありません。
実は就職できないといっても、新卒には8つもの選択肢があるのです。
ここでは就職できない新卒が選べる進み方についてご紹介してゆきます。
その前に、
あなたには、あなただけの未来が広がっている !
勇気をもって進んでゆきましょう。
就職できない新卒はどうすればいいのか ?
就職できない新卒はどうすればいいのか ?
考えられるのは次の8つの道です。
- インターンシップを申し込む
- 卒業せずに休学する
- 公務員試験を目指す
- 資格取得を目指す
- 大学院に進学する
- 既卒入社を目指す
- 派遣社員になる
- とりあえずアルバイトで頑張ってみる
意外と選択肢があると思いませんか?
もちろん、向き、不向きがありますからどの道が自分に合っていそうかは良く考える必要があります。
それでは選択肢をひとつずつ見てゆきましょう。
インターンシップを申し込む
インターンシップとは「仕事を体験してみる」ことです。
応募者側から見れば、自分に合っていそうな仕事かどうか、会社の雰囲気はどうかなどを入社前に確かめることができます。
一方、企業側から見れば自社に合っている人物か、欲しい人材かを見るチャンスとなります。
インターンシップには、無給のものと給料の支払いを伴うものとがあり、企業にとって扱いが異なります。
既卒向けインターンシップがある
既卒でもインターンシップの募集があります。
採用にお金を掛けたくない企業、特にIT関連のベンチャー企業に比較的多く見られます。
一定期間働いてもらって自社に合いそうな人材かどうかの見極めをつけた上で採用するのです。
「既卒 インターン」などでネットで検索すると応募している企業を見つけることができます。
既卒向けのインターンシップはできれば給料の支給を伴うものが望ましいですね。
インターンシップのほかにアルバイトをしなければいけないとなるとさすがにちょっとキツイですからね。
卒業せずに休学する
卒業せずに休学して就きたい職業をじっくり検討するという手もあります。
この場合も休学中の生活費を稼ぐためにアルバイトやインターンシップに就く必要があります。
休学のメリットは
自分が本当に進みたい道をじっくり検討する
ことができるということです。
ただし、目的のはっきりしない休学は採用担当者に敬遠されます。
採用担当者に受け入れられる休学のポイントは次の2つです。
・休学の目的・理由が明確である
・休学によって学んだこと、成長したことがある
例えば次のように休学の理由を答えられることが必要です。
・ボランティア活動に専念するため
・長期のインターンで就労を経験するため
・留学のため
など。
休学のメリット・デメリットについてはこちらもご参照ください。
休学のメリットとデメリットとは ? 注意点と心構えも解説
公務員試験を受ける
公務員試験は4月頃から秋口まで続きます。
公務員といっても色々と種類があり、また試験の日程も異なります。
そして、試験日が異なる複数の試験を併願することも可能です。
・国家公務員
・地方公務員
・警察官
・消防官
ここでは公務員試験について詳しくは解説しませんが、公務員試験を受けるメリットのひとつをお伝えしておきます。
「公務員試験合格」という目標があればそれを希望としてガンバルことができる
ということです。
アルバイトをしながら公務員資格合格という目標を目指すことで充実感を持って過ごすことができます。
そしてその間に民間企業に縁有って就職できたらそれも良しです。
どうしても公務員になりたいのであれば会社勤めをしながらでもチャレンジすることができますから、まずは生活の基盤を優先させることをおすすめします。
資格の取得を目指す
自分に合いそうな時ごとに活かせる資格にチャレンジするのも良いです。
公務員試験を目指すのと同様に、目標があるので希望が持て、生活に張りを持って過ごすことができます。
その間はアルバイトや既卒向けのインターンシップで生活費を稼ぎます。
もちろん楽ではありませんが、資格を目指すことでひとつ視野が広がります。
資格を取る前に就職できたらそれも良しです。
漠然とアルバイトをして生活する、いわゆるフリーターよりも気持ちに一本心を通すことができます。
大学院に進学する
大学院に進学して、自分の進むべき道をしっかり考えるという手もあります。
ただし、だらだらと学生生活を延長するのではなく、ここで人生の設計図をしっかりと作り上げるのだという意識で進まなくてはなりません。
そうしないと大学院を修了するときに、再びどうしていいか分からなくなってしまいます。
既卒入社を目指す
既卒者の就職をサポートしてくれる機関がいくつかあります。
・ハローワーク
・就職エージェント
・新卒サイト
・母校のキャリアセンター(就職課)
既卒者の就職は楽ではありませんが、可能性は十分あります。
上記の活用についてはこちらに詳しくまとめてありますので、ご参照ください。
派遣社員になる
派遣会社の正社員または無期雇用の契約社員になることを目指すという手もあります。
正社員をあまり増やしたくないから派遣社員で人手不足を補おうという会社が多くなっています。
そのため、人材派遣会社に応募する方が、一般企業の正社員を目指すより採用される可能性は高くなといっても良いでしょう。
ねらい目は、「新卒派遣」を行う派遣会社でます。
「新卒派遣」は基礎教育だけして、後は派遣先に教育してもらう方式です。
これなら経験がなくても採用される可能性が高くなります。
なお、派遣には登録型派遣という形態もありますが、こちらはおすすめしません。。
登録型派遣ではたいていは経験者が求められるので、社会人の経験がない既卒者に声がかかりにくいからです。
それに、仕事があるときしか収入が得られませんので、「新卒派遣」をやっている派遣会社に的を絞った方が良いです。
とりあえずアルバイトを頑張ってみる
私が人事総務を担当する会社にアルバイトに来た学生がいました。
3月でまだどこからも内定をもらっていない学生さんでした。
ところが、ガッツがあって誠実なところが社内で気に入られて営業職として採用されました。
アルバイトもおろそかにできないという良い例ですね。
おわりに
いかがでしたか ?
就職できない新卒はどうしたらよいのかについて8つの方法をご説明してきましたが参考になりましたでしょうか ?
良く言われる選択肢のひとつとして、「起業する」というのがありますが、ここではおすすしません。
起業するのは苦難の道
だからです。
余程得意なことがあって、「これで食ってゆけるのではないか」と思える人以外にはおすすめしません。
起業するにしても得意なことの見極めが付くまではアルバイトなどで食いつなぐ必要があります。
できそうだという目途が立ってからチャレンジするのが良いでしょう。
「就職できない」という辛い状況を乗り越えて、納得のゆく人生を歩めますように !
最後までお読みくださって有難うございました。