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面接は受付から始まっている ! そして玄関を出るときまで。

面接は、受付から始まってるんですよ。

面接で企業を訪問したとき、最初に会う人は「受付嬢」です。

 

受付嬢は面接官ではありませんから、つい気を抜いて対応してしまうかも知れません。

でも、じつは面接は受付から、いえ、受付の前から始まっているんですよ。

 

なぜかって ?

 

受付から面接官に来訪者の情報が伝えられるのは当然ですが、本人が帰ってから、

 

「今日の子、しっかりしている感じ」

とか

「今日の子はあんまり常識ないかも・・」

 

なとどプラスアルファの情報も伝えられことが多々あるからです。

ここでは、面接の受付で気を付けるべきことを採用担当者の立場からお伝えしたいと思います。

 

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面接は受付から始まっている・ここに注意

受付は、単なる取り次ぎではありません。

あなたは受付から態度を見られているのです。

 

・挨拶ができているか
・玄関でコートを脱いで手に持っているか
・スリッパに履き替える会社なら靴を下駄箱にきちんと入れているか

など。

 

特に面接の場合は、面接官が受付の人に来訪時の様子を聞くことがあります。

 

「○○さんが来たとき、どんな感じでした?」

 

「あら、今日の子は挨拶なしで、いきなり『○○ですが、□□さんお願いします』って・・・、慣れてないんでしょうかね。」

 

なんて言われると評価に影響する可能性があります。

 

では、具体的に注意すべき点を順にご説明しましょう。

 

受付時間は5分前が基本

面接での遅刻は厳禁なのは言うまでもありません。

では、早ければ良いかと言うと早すぎるのもNG。

 

担当者にも都合があります。

前の予定が詰まっているのにあまり早く行くのは迷惑となります。

 

基本は10分前には面接場所である建物の近くに到着して、5分前を切ったあたりで受付をするのがベスト。

 

時間ピッタリというのも、「ちゃんと来るんだろうか?」と、面接担当者を心配させるものです。

そこで理想的な受付時間が5分前

 

ということになります。

 

あと、トイレは受付の前に済ませておきましょう。

面接が長引くこともありますので、困らないように。

 

このとき、鏡で身だしなみもチェックです。

 

玄関編・スリッパのマナー

玄関先や受付の前で、スリッパなどに履き替えが必要なところもあります。

このとき、冒頭に述べたように、脱いだ靴はきちんと揃える、もしくは靴入れがあるならその中に入れる。

 

もしも他の人が脱いだ靴が乱れていたら、こちらも揃えておくくらいの気遣いかあればベストです。

面接中に受付嬢が玄関に行くこともありますから、靴の脱ぎ方やスリッパのマナーも知れるところとなります。

 

玄関での行動までは見られていないと言って、気を抜いていると、すべてその調子になってしまいます。

 

たとえ見られていなくてもきちんとすることで、面接に向けて気持ちが引き締まってきますよ。

 

スリッパに履き替えが必要な場合もあることを考えて、靴下の選択も注意しておきたいですね。

スーツとちぐはぐだったり、踵に穴なんて身だしなみの評価に影響することも考えられますから。

 

また、特に医療系の場合はスリッパに履き替えることが多いようですので、上履きの持参が必要かどうか、念のため聞いておくと良いです。

用意周到ということで、評価が上がることはあっても下がることは有りませんよ。

 

 

挨拶編

受付に着いたら、いきなり要件ではなく、先ず挨拶です。

時間帯によって「お早うございます」または「こんにちは」と言ってから要件を伝えます。

 

「○○大学の□□と申します。

本日xx時の面接で伺いました。

△△にお取次ぎお願い致します。」

 

という感じです。

 

ポイントは次の3つ。

基本中の基本ですが、念のため載せておきますね。

 

・学校名と名前
・時間と目的
・相手の名前

 

受付に人がいない !?

ときどき、受付に人がいない会社があります。

慌ててはいけません。

 

この場合は内線電話かインターホンがあるはずです。

 

たまに、誰か人が通らないかと、じっと待っている人がいますが、通常めったに人は通りません。

 

いたずらに時間が過ぎてしまいますから、内線電話かインターホンを探して下さい。

 

目的の部署の番号かボタンを押します。

 

面接なら、「総務」か「人事」です。

「受付」の番号やボタンが用意されているところもあります。

 

該当の番号かボタンを押して、相手が出たら、言うことは既に述べた、受付で言うことと同じです。

 

帰りの挨拶も忘れずに

帰るときも受け付けの前を通るなら、一言挨拶。

 

軽く会釈をしながら、

 

「ありがとうございました」

とか

「失礼します」

 

一言で良いので必ず声を掛けて帰ります。

 

スリッパに履き替えている場合は靴に履き替えたあと、スリッパを放置してはいけません

所定の場所に戻して帰ること。

 

玄関は会社の「顔」ともなるので、整理整頓は大事。

受付の人はお客様(面接に来た人も「お客様」です)が帰ったあと、玄関をサッと確認しています。

 

次のお客様のために、スリッパの放置などをチェックするのです。

 

なので、面接では玄関に入る時から、出るときまで、すべて「見られている」と思って、緊張感を持って行動してください。

 

後で受付嬢から面接官に

「今日の子、感じ悪い。スリッパほったらかしで、しかもバラバラのまま帰りましたよ。」

なんて言われないように。

 

 

面接では受付のここを見ておこう !

ここまで、面接前後の行動を受付の人に見られていることをお伝えしてきました。

今度は逆に、こちらから受付の人を見るポイントもお伝えしておきますね。

 

受付のチェックポイント

・態度が事務的でつっけんどんでないか
・雰囲気が暗くないか

 

それだけで、その会社の雰囲気や状態が現われていると言っても過言ではありません。

 

受付が感じ悪ければ、会社の程度が出ていると思って下さい。

要注意ですよ。

 

これ、私の転職の経験からのアドバイスです。

 

おわりに

いかがでしたか ?

面接は受付から始まっているとこの意味、お分かり頂けたと思います。

 

最後にもう一度まとめておきますね。

・コートは玄関先で脱いで手に持つ
・スリッパに履き替える場合は靴をそろえる(または下駄箱へ)
・受付では挨拶をする
・学校名、名前、訪問の目的、相手の名前を告げる
・面接が終わったら受付を通るときは一言挨拶する
・帰るときにはスリッパを所定の場所に戻す
・コートは玄関を出てから着る

 

じつは、こんなことは就活のノウハウ本にいくらでも載っています。

でも、心構えはあまり書かれていません。

 

面接は、玄関を入るときから始まって、面接本番が終わって玄関を出るときまで続いていることを忘れないでください。

 

この心構えさえできていれば、おのずと取るべき行動が分かってきますよね。

 

面接の本番以外の些細なことで評価を落としては勿体ないです。

あなたの面接がうまく行きますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。