スポンサーリンク

退職するときに注意すべきこと~これはやってはいけない !

退職するときの注意ってなに ?

退職を決めたのなら、それがスムースにゆくように、万全の準備が必要です。

 

ただ、いくら準備をしっかりしても、退職するときには注意が必要なことがあります。

 

注意を怠ったために、せっかく退職の準備を進めていたのに、次の仕事に悪い影響がでることがあるからです。

 

ここでは、退職するときに注意すべきこと、また、やってはいけないことをについて人事担当者の視点から、また、私自身の転職の経験からお伝えしたいと思います。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

退職のとき注意することとは ?

退職するときに注意すべきこととはなんでしょう ?

それは、やってはいけないことがあると言うことです。

 

具体的にあげてゆきますね。

 

上司などの悪口を言う

上司や先輩が自分勝手だったり、無責任だったり・・・。

とてもこんな人の下では仕事を続ける気になれない。

それでも悪口は言わない方が良いですよ。

 

周りの人もそれとなく分かっています。

 

人の悪口を言えば、自分も後で言われます。

それに、場合によっては回りまわって転職先の耳に入るかも・・・。

 

そうすると、

「この人は面接のときは前向きのことを言っていたけど、本当は上司と折り合いが悪くて前の会社を辞めたんだ」

ということになって、入社後の周りの見る目が冷たくなります。

 

特に送別会など、飲んだ時は要注意ですよ !

お酒の勢いで言ってしまうと取り返しがつきませんから、くれぐれもご注意くださいね。

 

手抜きの仕事をする

会社を辞めるとなるとやる気がしなくなってしまうかも知れません。

そうするとどうしても手抜きの仕事をしがちになります。

 

でも、これは上司や会社の悪口を言うのと同じくらい、退職前にやってはいけないことです。

 

社内での評価や評判が悪くなります。

そして、新しい勤め先は応募者のことをひそかに調査するかも知れません。

 

そのときに、仕事振りが良くないことが伝わると、不採用となる可能性が高くなります。

 

なので、会社を辞めることが決まっても、仕事の手は抜かないこと。

さいごまできっちりとした仕事振りを見せて退職するようにしましょう。

 

 

最後の挨拶をしない

出社最終日には、各職場を回って、最後の挨拶をするのが普通です。

これをしないと、礼儀知らずと言われます。

 

それに、

「やはり、会社がイヤで辞めたんだ」

「だから挨拶をしないでいなくなったんだ」

と言われかねません。

 

最後の最後に評判を落として辞めることになってしまいます。

 

最終日はイヤでもみんなに挨拶して終わりましょう。

その方がスッキリした気持ちになりますよ。

 

 

早くから周りに言う

退職届が受理されて、引継ぎに入るまでは自分からは言わないのが礼儀てす。

会社側も引継ぎの人選や、社内での公表の仕方を考えることになります。

 

その前に自分から辞めることを周囲に言ってしまうと、場合によっては会社に迷惑をかけてしまうこともあり得ます。

 

例えば、辞める理由として勝ってな憶測が飛んでしまう。

「待遇が悪いから」とか、「○○課長がやる気ないからだ」とか・・・。

 

会社としては迷惑な話です。

 

それに、自分も余計な憶測をされて「居心地」が悪くなってしまうことがあります。

会社に居る間は居心地よく過ごしたいですよね。

 

なので、会社側の公表の準備ができるまでは沈黙です。

 

 

後ろ向きの理由を言う

たとえ本当の理由が「イヤなこと」でも、それを前面に出すと禍根を残すことになりかねません。

分かる人には分かっていますから、敢えて自分から言うのは控えた方が良いです。

 

表向きは、別な理由にしておく方が、残る人たちに迷惑が及ばずに済みます。

 

「後ろ向き」の理由も、一種の「悪口」ですから止めておきましょう。

 

「辞める理由」としては、「自分はこういうことをやりたいから」とか、「新しいことにチャレンジしてステップアップしたいから」という「前向き」の理由を用意しておくことをおすすめします。

 

これなら誰も傷つきません。

 

考え方なので、人それぞれではありますが、辞めるときは騒がずに静かに去るのが大人の辞め方ではないかと・・・。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

退職するときの注意点についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

会社を辞めても、同じ業界で働いていれば、何かのきっかけで前の会社と取引することもあるかも知れません。

 

そんなときに、爽やかな辞め方をしていれば、気まずい思いをせずに、良い関係で仕事をすることができます。

 

特に、会社や上司の悪口を言って辞めた場合は、付き合いにくいですよね。

 

なので、「辞め方」には注意が必要なのです。

「円満退社」そして「立つ鳥跡を濁さず」ということですね。

 

そのための辞め方については、こちらに詳しくまとめておきましたのでご参照ください。

会社の辞め方には手順がある ! 無理のない方法を伝授

 

ほかにも、退職するときの注意として、手続きに関するものがありますので、こちらも参考になるかと・・・。

退職で返すもの、もらうものは ? 重要なものは4つ !

 

あと、社会保険の手続きについてはこちらもどうぞ。

退職すると社会保険はどうなるの ? いつまで継続できる ?

 

最後にまとめておきますね。

・上司や会社の悪口は言わない
・最後の挨拶はきちんとする
・早くから周りに辞めることを言わない
・辞める理由として後ろ向きなことは言わない
・手抜きの仕事をしない

 

あなたが会社を辞めるときは、だれからも後ろ指を指されない、大人の辞め方をされて、次の勤め先で真価を発揮できますように !

 

最後までお読みくださってありがとうございました。