就活をしていると、面接官が感じ悪いことがあります。
そんな時は、どうします ?
みんなこんなものだと思って諦めますか ?
それともこんな会社はイヤだと思って、仮に採用通知をもらっても辞退しますか ?
選り好みしていては就職できない。
そうかと言ってイヤな感じの会社にはいきたくない。
というのが本音ではないでしょうか ?
ここでは、私自身の転職の経験と採用担当者としての経験から、面接官が感じ悪い理由と対処法についてお伝えしたいと思います。
面接官が感じ悪い理由は ?
面接官が感じ悪いとき、理由として次の2つが考えられます。
・面接官が低レベル
・わざとこちらが困る質問をしている
順にご説明しましょう。
面接官が低レベル
面接官の中には、態度が横柄だったり、上から目線だったり、中にはこちらの人格を否定するようなことを平気で言う者さえいます。
これは、はっきり言って面接官が低レベルの人間なのです。
採用する側であることで、自分が優位な立場にあると勘違いしている。
本来、面接とは対等の立場でお互いが合うか合わないかを確かめるための場です。
どちらが上、というものではないのです。
それを勘違いしている面接官がたまにいるということです。
わざと困る質問をしている
通常、面接官が感じ悪いと思うのは、こちらが困る質問をされたときではないでしょうか ?
これは、わざとやっていることなので、面接官が特別おかしいわけではありません。
困ったとき、答えに窮したときどういう反応をするかを見るためにしている質問です。
そのことが分かっていれば、慌てることはありませんし、感じの悪い面接官と思う必要もありません。
見分け方は次の通りです。
・態度が横柄ではない
・質問内容がハズレていない
こちらが答えにくい質問をしてきても、意図をもって質問している人は態度が決して横柄ではありませんから、低レベルの面接官と見分けることができます。
「質問内容がハズレている」とは、あなたが目指している人物像とか、あなたの性格とは関係なく、例えば親の職業や経済状態を単なる興味から聞いたりすることです。
家族のことを否定的に決めつけるような発言があればこれはもう面接の範疇を超えていす。
そうではなく、仕事や職業、志望の動機などに関して突っ込んだ質問をしてきた場合はたとえ感じ悪いと思っても、まともな面接官ですよ。
面接官が感じ悪いときの対処法は ?
では、面接官が感じ悪いときはどう対処したら良いでしょう ?
次の3つに分けてご説明しますね。
・面接中
・面接後に辞退する
・二次面接の印象で判断する
面接中
面接官には、当然ですが様々なタイプの人がいます。
早口で次々とまくし立てる人、こっちの話を聞いているのか聞いてないのか分からないような人。
ノウハウ本には「タイプ別の攻略法」なんかが書かれていますが、気にすることはありません。
相手によって「この人にはこう接しよう」とか考えると、自分がブレてしまいます。
相手がどんな人であれ、あなたはあなた。
落ち着いて、今まで準備してきたものを出してゆけば良いですよ。
そして面接中はこちらも相手を観察するつもりでいてください。
面接官が感じ悪くても、この会社を辞退するかどうかは面接が終わってから決めればよいのです。
特に、「わざと困らせる質問をしているな」と感じたときほど慌てずに対処すことが大事。
答えられないことがあっても大丈夫です。
答えられないときの対処法は、こちらにまとめてありますからご参照くださいね。
面接後に辞退する
面接官のレベルが低いと判断した場合は、面接が通ったとしても辞退するのが無難です。
面接官がその程度ということは、会社自体の雰囲気が良くない可能性が高いからです。
でも、その面接官だけの問題であることもあります。
また、面接官の問題かこちらの対応を見るためわざとそう言う態度をとっているが判断しにくいときは、二次面接で再度確認するという手があります。
二次面接の印象で判断する
一次面接は感じ悪かったけど、その会社には魅力を感じている場合は、すぐに辞退しないで二次面接を受けてみることをおすすめします。
二次面接は一次面接とは別の面接官が対応するケースが多いですから、そこで再度面接官の態度を確認するとよいでしょう。
中小の会社なら、二次面接は社長が対応するところも多いですから、会社の性格がよくわかります。
ただし、たとえ一時面接の雰囲気が良くても、社長と合わないと感じたら辞退したほうがよいです。
中小企業は「社長との距離が近い」ですし、ワンマン経営者が多いので、社長と合わないと辛くイヤな会社生活を送ることになってしまいます。
おわりに
いかがでしたか ?
面接官が感じ悪い理由と対処法についてお伝えしてきましたが参考になりましたでしょうか ?
面接官も「人」ですからさまざまです。
面接は対等であることを忘れずに、こちらも相手のレベルをしっかり観察して判断を誤らないようにしたいですね。
あなたが望ましい会社に就職できますように !
最後までお読みくださって、ありがとうございました。