内定後の会社訪問は是非ともしておいた方が良いです。
内定をもらってひと安心という気持ちはわかりますが、まだ気を抜いてはいけません。
面接の際に実際に会社に行ってリアルの面接をされている場合は会社の雰囲気もある程度は見ることができますが、多くの会社ではなかなか社員が実際に働いている姿を見ることは面接の際には難しいことが多いです。
まして、リモート面接なら余計会社の雰囲気は分かりません。
入社日に初めて会社を訪問して社内の様子が分かる。
「えっ !? こんな雰囲気の会社なの・・・。」
「これからずっとこんなところで働くのはイヤだ !!」
そうなってからでは後の祭りです。
これから長く働く場所として自分に向いているかはやはり実際に会社の中を見なければわからないものです。
ミスマッチを防ぐためにも是非とも会社訪問は行っておいてください。
ここでは内定後の会社訪問の必要性と会社訪問のポイント、訪問を断られた場合の対応について解説してゆきます。
なお、ここで対象としているのは、中小企業の内定をもらった方です。
大企業なら会社を見なくてもそれなりにきちんとしていますし、工場見学以外では会社訪問しても社員が働いている現場を見せてもらえる可能性は低いです。
内定後の会社訪問が必要なわけ
内定後の会社訪問が必要なわけは、冒頭述べたように、会社の雰囲気を把握しないまま入社してしまうと、自分に合わない可能性もあるからです。
特に中小企業の場合は、ビルの立地条件やビル内の美観等、ちょっと引きたくなるケースもあるので、事前に見ておくことを強くおススメするのです。
また、社内の雰囲気が暗かったり、殺伐としていては、そこで働いて幸せになれるか疑問ですよね。
内定後の会社訪問のポイント
内定後の会社訪問ですることは、リモート面接や面接官だけしか見ていないリアル面接では分からない「会社を見る」こと。
会社を「見る」とは自分の感性で「イヤな感じがしないか確かめる」ということです。
次の4点について確認することがポイントとなります。
・社員の雰囲気
・社内の整理整頓
・清潔かどうか
・疑問点についての確認
社員の雰囲気
社員の働く姿に活気があるか ?
雰囲気が暗くないか ?
嫌々働いていれば自然、雰囲気は暗くなります。
静かなのと暗いのは少し違うので、感じ取ることができます。
社内の整理整頓
社内が整理整頓されておらずごちゃごちゃと汚い感じがするなら、社員の仕事ぶりも押して知るべしです。
清潔かどうか
社内が清潔かどうかも大事なポイント。
床が汚れていたり、ごみ箱があふれていたりしていたら、社員のやる気の無さの表れと思ってよいです。
そういう会社は発展しません。
人を採用するのは単に人手を補充するためで、会社を成長させるためではないと思って良いです。
疑問点についての確認
疑問があれば、会社訪問のときに聞いておきます。
入社までのイベントやスケジュールなども確認しておくと良いです。
会社訪問を断られたらどうする ?
担当者が忙しいとか、会社自体が繁忙期に入って会社訪問、見学の対応ができないこともあります。
その場合は無理やり訪問するわけにもいきません。
でも、少なくとも現地までは行っておきましょう。
会社が入っている建物の周りの環境や建物の外観だけでも確認しておいた方か良いです。
ごちゃごちゃした環境で自分には合いそうもないとか、逆に人気のない寂しい場所に在って夜遅くなった時に怖いとか・・・。
また、建物がかなり傷んでいるなら、会社の経営が苦しいからかも知れません。
遠隔地でも会社訪問するか ?
内定をもらった会社が遠隔地でも訪問すべきか ?
旅費がかかりますから悩ましいところですね。
でも、可能な限り訪問しておいた方が良いです。
遠隔地だと、リモート面接であることが多いですから、実際に見ておくことをおすすめします。
会社によっては旅費を出してくれるところもありますが、初めからアテにはしない方がよいです。
入社前に自費で会社訪問すると、熱意や真剣さが伝わりますからプラス面だけで、経済的なことを除けばマイナスは有りませんよ。
会社訪問を終えたらするべきこと
家に戻ったら、その日のうちにお礼のメールを出します。
たとえ会社の印象が悪く、内定を辞退しようと思ってもです。
マナーとして是非やっておきましょう。
こんな感じで採用担当者にメールを送っておくと良いです。
××××株式会社
総務人事部
△△△△ 様
お世話になっております。
○○大学○○学部の○○○○です。
本日はお忙しいところ、会社訪問をさせて頂きまして誠に有難うございました。
お陰様で御社の雰囲気が分かり、入社後に自分が働かせて頂くイメージをつかむことができました。
心より御礼申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
取り急ぎ御礼申し上げます。
おわりに
いかがでしたか ?
内定後に開始や訪問をした方が良いこと、お分かりいただけたと思います。
たとえ断られても会社の立地状況や外観は見ておいた方が良いです。
あなたにふさわしい、雰囲気の良い会社だとよいですね。
最後までお読みくださって有難うございました。