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出張に行ったらお土産は必要か ? 経費で落とせる ?

職場にもお土産買おうかな・・

入社して1年位経つと、そろそろ出張の機会があるかも知れません。

そんな時、職場にお土産を買って帰るべきでしょうか ?

細かいことですが、ちょっと気になりますよね。

 

結論を言えば、職場へのお土産は必要ありません。

 

当然ですが、遊びに行ったわけではありません。

仕事ですから、職場へのお土産は不要なのです。

 

ただ、慣れてきたら、切符の手配をしてくれた女子社員の部署に、たまにお菓子なんかを買ってきてあげると喜ばれますけどね・・・。

 

また、おみやげを買った方が良い場合もあります。

 

ここでは、出張に行ったらお土産は必要か、また、お土産を買ったら経費で落せるのかについて、豊富な出張経験を踏まえてお伝えしたいと思います。

 

 

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出張に行ったらお土産は必要か ?

冒頭述べたように、職場へのお土産は必要ありません。

でも、おみやげを買った方が良い場合もあります。

次の2つの場合です。

 

  • 出張でお土産を買う文化があるとき
  • 担当業務を別の人に代わってもらった時

 

順にご説明しましょう

 

 

職場にお土産を買う文化がある場合

職場に、出張の際にお土産を買ってくる文化があるときは、それに従った方が良いです。

 

「つまらない文化は壊した方が良い。」

と考えてお土産を買わないことする人もいるかも知れません。

でも、「ケチな人」とか「職場の和を乱す人」と思われかねません。

 

理不尽なものでない限り、職場の文化に従う方がみんなと仲良くやってゆけますから・・・。

 

 

職場にお土産を買う文化がない場合

日ごろの感謝を伝える意味で、出張でお土産を買ってきたい。

そう考える人もいるでしょう。

 

でも、もし出張に行ってもお土産を買ってくる文化が職場になければ、最初の出張でいきなり職場にお土産を買うのは控えたほうが無難かも知れません。

 

「余計な前例を作った」と言われるかも知れませんから。

 

あなたが職場に慣れ、出張に慣れてきたら、たまにお土産を買って帰るとよいでしょう。

 

そのころには誰も文句を言わなくなっていますよ。

 

 

担当業務を別の人に代わってもらった時

お土産を買う文化が職場にない場合でも、急な出張や長期出張で自分の担当業務を別の人に代わってもらった場合は、代わってもらった人への感謝を表す意味で、職場にお土産を買うのがおすすめです。

 

「○○さん。この度は急に仕事を代わって頂いてありがとうございました。」

「お陰様で無事出張をこなすことができました。」

「これ、皆さんで・・・。」

 

という感じでお土産を渡すと良いでしょう。

 

出張のとき客先へのお土産はどうする ?

では、客先ならどうでしょう ?

 

ちょっとした気遣いとして手土産を持ってゆくと客先に喜ばれます。

 

打ち合わせの開始に先立って

「これ、わずかですけどけど・・・」

と言ってお客様に差し出すとよいです。

 

打ち合わせが和やかにスタートできる小道具になりますよ。

 

 

くれぐれも受付で渡してしまってはいけませんよ。

約束した相手に会ってから渡します。

 

そうしないと相手はあなたがお土産を持って行ったことを、あなたが買えるまで気づかないことになって、お礼を言いそびれてしまいます。

 

かえって相手に気を使わせてしまいますから、ご注意ださいね。

 

 

何がいい ?

では、お土産は何が良いでしょう ?

出張は客先との打ち合わせや挨拶が目的ですから、お土産であまり悩みたくないですよね。

迷わなくて済むように、ご説明しましょう。

 

原則はお菓子

客先へのお土産は「お菓子」です。

他のものはあまり良くありません。

 

お酒とか漬物とか、たとえ自分の会社の所在地がそれらの「名産地」

であっても、客先へのお土産にはふさわしくありません。

 

もらった方が職場で仲間と一緒に食べられるものであることが原則ですよ。

 

果物は ?

たとえば勤務先が「さくらんぼ」の産地なら、客先のお土産にさくらんぼも「あり」です。

これならもらった方も分けやすいですから。

 

でも、イチゴとか桃は移動中に痛みやすいので避けたほうが良いですよ。

 

中身の個数は ?

中身の個数はいくつくらいが良いか ?

客先の職場の人数はたいていはわかりません。

なので10人程度と想定して10個くらい入っているものを選ぶとよいでしょう。

 

自分の会社に買って帰るなら職場の人数のみんなに行きわたる数がよいです。

10人の職場に8個入りのお菓子だと、配る人が困ってしまいます。

「早い者勝ちです。欲しい人 !」と言わせないように。

これも気遣いのうちです。

 

金額は ?

ただ、高価なものは避けましょう。

高価な土産物は、相手に「ワイロ」的な印象を与えかねませんから。

 

この記事を書いている時点の相場では、1,000円~2,000円程度のものが妥当です。

また、最初に高めのお土産を持って行くと、次回から「グレード」を落としにくくなります。

 

 

出張のお土産は経費で落せるか ?

出張で客先にお土産を買ったなら、経費で落せます。

つまり、会社に請求してよいのです。

理由は会社の「交際費」となるからです。

 

売店で領収書を忘れずにもらってください。

領収書がなければ客先へのお土産代を会社に請求できませんよ。

 

ここで、先ほど客先へのお土産は1,000円~2,000円程度のものが妥当とお伝えしたことを思い出してください。

 

会社に帰ってから精算するとき、お土産代があまり高いと、経理担当者に「これは妥当ではないのでは」と言われてしまいます。

 

なにか個人的に特別な理由があって高価なお土産を買って行ったと思われかねませんから、「相場」は大事だということです。

 

なお、精算する場合の申請書の様式は会社によってそれぞれですので、社内の先輩社員または経理担当者に聞いてください。

 

申請書の「理由」とか「目的」のところは、「〇〇 様打ち合わせ時の茶菓代として」くらいでよいでしょう。

 

では、帰りに職場にお土産を買った場合はどうなるでしょう。

職場の人たちには喜ばれます。

 

でも、これは会社の経費にはなりません。

 

あなた自身の「交際費」ですから、自腹ですよ。

出張の時は、出張手当が支給されますから、その中から捻出するしかありません。

くれぐれも「赤字」にならないようにご注意くださいね。

 

 

おわりに

いかがでしたか ?

出張でお土産が必要かどうか、また、経費で落とせるか、どれくらいの金額で、何をか買えばよいかについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

最後にまとめておきますね。

 

・職場にお土産を買う文化がある場合は買った方が良い
・出張の際に担当業務を別の人に代わってもらった時は買った方が良い
・客先へは買った方が良い
・お土産は「お菓子」以外はNG
・客先への土産代は経費で落とせる
・職場へのお土産代は自腹

 

お土産は客先への気遣いのひとつとして心がけるとよいです。

職場へのお土産も、たまにはあるとなごみますよ。

 

最後までお読みくださってありがとうございました。