うつ病で休職してから、復帰するのは不安ですよね。
中には復帰できずに退職してしまう人もいます。
医師の診断で、「復職して良いですよ。」と言われて晴れて復職する場合、いくつか対策を講じた方が良いことがあります。
ここでは、うつ病で休職してから復帰する際の注意点について、さらに転職の際の履歴書にどこまで書くか、また、辞めた理由の答え方について、休職者を見守ってきた経験からお伝えしたいと思います。
うつ病で休職したあと、復帰時の対策
うつ病で休職したあと、復帰するにあたってはうつ病になった原因を取り除くことが最良です。
そのためにはどうしたら良いか ?
具体的にご説明しましょう。
職場を替えてもらう
うつ病の再発を予防するには、復帰後は環境を替える、つまり職場を替えてもらうことです。
うつ病になった原因は、パワハラであることが多いようです。
あるいはクレーマー的な客の対応で電話に出るのが怖くなってうつ状態になってしまう人もいます。
いずれの場合も、職場を替えてもらうことがうつ病の再発を防ぐのに効果的です。
復職前に総務・人事担当者に連絡を取って、復職して良いと診断された旨を伝えるとともに、復職後の職場を替えてもらうようお願いすると良いです。
元の職場に戻るとまた上司のパワハラに遭うのが怖くて出社したいとは思わないでしょう。
知っている例では、上司のパワハラでうつ病になって休職した人がいました。
その人は1ヵ月後に復帰しましたが、別な部署に転属させてもらったことで、その後元気に職務に励んでいます。
「部」を替えられなくても、同じ部内に「課」とか「グループ」が複数あるなら「課」や「グループ」を変えてもらうよう頼むのも良いですよ。
要は直属の上司を変えてもらうことです。
そうすれば状況が一変する可能性が高くなります。
上司の上司に直訴する
ただ、復職時に部署を替えられるのは、ある程度大きな会社です。
多くの中小企業では全社の人数構成も知れているので、なかなか部署を変えてもらうことはできません。
その場合は、総務・人事にではなく、パワハラした上司の、その上の人に直訴します。
中小企業なら、それが社長になるかも知れません。
直訴して無理にでも別な上司の下につけてもらうのです。
ある意味「チクる」訳ですから、いやかも知れませんね。
でも、自分のこれからの人生がかかっていることですから直訴した方が良いです。
転職する
乱暴な言い方ですが、配置替えを受け入れてもらえないのなら「辞める」覚悟で臨みます。
それで受け入れられなければ、「辞める」ほうが安全ですよ。
無理の上に無理を重ねて我慢すると、またうつ病が重くなって出社できなくなってしまいます。
それよりも、退職して新たな環境を探すことをお勧めします。
そうは言っても年齢的に転職が難しい人はどうしたらよいでしょう?
じつは、私もそうでした。
ここでご参考までに私の場合どうしたかを書かせていただきます。
良い専門医を探す
パワハラ上司と付き合いながらうつ病を緩和しつつ働き続けるには、良い専門医を探すことです。
うつ病の場合、治療が成功するかどうかは、本人とドクターの相性によるところが大きいですから。
私の場合は、患者の話を良く聞いてくれるドクターに巡り合えたことがラッキーでした。
会社を辞めるにやめられず、上司の罵声を浴びて仕事を続けながら毎月ドクターと30分くらい面談して話を聞いてもらいました。
というより、話を引き出してもらいました。
これが私にはピッタリ合ったのです。
人によってはさっさと薬を処方して診療を終えてくれる方が良いと考えるかも知れませんから、一概には言えません。
でも、自分に合うドクターの治療を受けるのがうつ病から抜け出すひとつの条件だと思います。
では次に、運よく転職できそうな場合の履歴書の書き方や面接のポイントにも触れておきます。
転職の際は休職したことを履歴書に書くか
休職したことはあえて履歴書に書く必要はありません。
休職していても、その間はあくまでも「在職中」ですから。
ただし、転職の理由は必ず聞かれます。
そのために、できれば今の会社を辞める「前向きな理由」を用意するのが望ましいです。
会社を辞める「前向きな理由」とは、たとえばこんな感じです。
「自分は○○のスキルをさらに伸ばしてゆきたいと考えています。」
「しかし残念ながら今の職場ではあまり○○に力を入れておりません。」
「御社でなら、これまでの経験を活かしながら、そのことにチャレンジできると考えて応募させて頂きました。」
応募する会社の特徴と自分が興味を持っていること、さらにできることの接点を持たせるのが理想です。
そのために、応募する会社を徹底的に調べます。
他社にない製品、技術、企業理念など、社会人経験者として魅力を感じる部分を掘り下げる必要があります。
そして態度に期の弱そうなところやおどおどしたところを見せてはいけません。
前職を辞めた理由を勘ぐられてしまいます。
そうは言っても、もしも辞めた(あるいは辞める)理由を黙っているのは騙すようで心苦しければ、上司のパワハラを受けて退職に至ったことを話しても構いませんよ。
見かけを繕うことはかえって精神的に苦痛になるからです。
面接のときにどうこたえるかについてはこちらをご参照ください。
おわりに
いかがでしたか ?
うつ病で休職してから、復帰する場合の注意点について、さらに転職する場合の履歴書に休職を書くか、また、辞めた理由の答え方についてもお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?
あなたがつらい日々を乗り越えて幸せに生きてゆけますように !
最後までお読みくださって有難うございました。