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アルバイトの有給の条件や日数は ? 金額の計算はどうなる ?

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

アルバイトもゆうきゆうが取れる ? 条件は ?

アルバイトの有給の条件って何でしょう ?

そもそもアルバイトでも有給休暇を取得できることって意外と知られていないようです。

 

正社員じゃないからとか、働く時間が短いから・・・だからアルバイトは有給をもらえないと思っていませんか ?

 

でも、条件さえ満たせばちゃんと有給をもらうことができるんですよ。

 

では、有給を取得したときの給料っていくらもらえるのか ?

シフトによって1日当たりの労働時間が変わると金額の計算はどうなるでしょう ?

 

都合でアルバイトを休まなければならないとき、あるいはリフレッシュしたいときだってあります。

 

そんなときは、欠勤より有給の方が絶対有難いですよね。

 

ここでは、アルバイトの有給の条件について、また、金額の計算について解説してゆきます。

 

 

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アルバイトの有給の条件とは ?

有給休暇に関して、厚生労働省では、正社員とかアルバイト、パートの区別をしていません。

等しく「労働者」です。

 

ですからアルバイトの人も、もちろん有給をもらうことができます。

そして、その条件は次の2つです。

 

・雇い入れの日(勤務を開始した日)から6か月経過していること

・その期間の全労働日の8割以上出勤したこと

 

つまり、半年の間まじめに働いていれば正社員もアルバイトもパートも有給休暇を取得する権利が与えられるということです。

 

これは、労働基準法第39条に定められていますので、ご参考までに条文を掲載しておきますね。

 

【労働基準法第39条1項】

使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えられなければならない。

出典: 総務省 e-Gov

 

 

 

アルバイトの有給の日数は ?

では、アルバイトは有給休暇を何日もらえるでしょうか ?

 

アルバイトは一週間で何日働くか、また何時間働くかは、人によってさまざまですね。

 

じつは、働く日数や時間で、もらえる有給休暇の日数は変わります。

 

週5日勤務で30時間以上働くと、正社員と同じ日数の有給をもらえます。

 

一方、勤務日数が週4日以下の場合は、日数に応じて有給休暇が取得できるようになっています。

これを「比例付与」と言います。

 

そして、勤続年数が長いほど1年間でもらえる日数が毎年少しずつ増えてゆきます。

 

表にまとめておきますね。

 

①週所定労働時間が30時間以上、所定労働日数が週5日以上の場合

 

継続勤務期間付与される有給休暇日数
6か月10日
1年6か月11日
2年6か月12日
3年6か月14日
4年6か月16日
5年6か月18日
6年6か月以上20日

 

②週所定労働時間が30時間未満で、かつ、週所定労働日数が4日以下、又は1年間の所定労働日数が48日から216日までの場合

 

週所定

労働日数

1年間の所定

労働日数

継続勤務年数
0.5年1.5年2.5年3.5年4.5年5.5年6.5年以上
4日169日~216日7日8日9日10日12日13日15日
3日121日~168日5日6日6日8日9日10日11日
2日73日~120日3日4日4日5日6日6日7日
1日48日~72日1日2日2日2日3日3日3日

 

黄色の網掛け部分がもらえる有給休暇の日数です。

たとえば、週3日・1年で121日働く人が勤めてから1年半たったら6日間の有給休暇をもらうことができることが、この表から分かります。

 

週に1日の勤務でも、半年間働けば1日の有給給を取得できるなんて、きっと知らない人の方が多いのではないでしょうか ?

 

出展 : ①、②とも下記を参考に記載
厚生労働省ホームページFAQ(よくある質問)

 

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アルバイトの有給~金額の計算は ?

アルバイトは、シフトによって労働時間が1日8時間だったり、4時間だったり、変わることがあるので有給を取った時にもらえる給料の計算が分かりにくいと感じるかも知れませんね。

 

でも、基本は次の3つです。

・平均賃金を用いる
・通常賃金を用いる
・標準報酬日額を用いる

 

そして、この3つの計算方法のどれを用いて有給休暇の賃金を計算するかは、会社が決めます。

順にご説明します。

 

平均賃金を用いる

過去3ヵ月間の賃金の平均値から日額を計算する方法です。

ある日は8時間、次の勤務は4時間など、シフトによって労働時間が異なる場合はこの方法が適しています。

次の計算方法のいずれか高い方を取ります。

・過去3ヵ月間の賃金合計÷過去3ヵ月間の日数
・(過去3ヵ月間の賃金合計÷過去3ヵ月間の労働日数) × 0.6

 

通常賃金を用いる

所定労働時間働いた日に支払われる、通常の日額賃金を用います。

シフトによって1日の労働時間が変わらない場合に適しています。

 

標準報酬日額を用いる

そもそも「標準報酬日額」って何でしょう ?

 

社会保険(健康保険、介護保険、厚生年金保険)に加入する際に決定する「標準報酬月額」という賃金等級の一覧表があります。

 

この標準報酬月額の30分の1に相当する額が標準報酬日額です。

 

1日の労働時間が決まっている場合は1ヵ月の労働日数をかけて月給を算出します。

その月給が標準報酬月額一覧のどれに当てはまるかで標準報酬月額が決まります。

 

一方、1日の労働時間が決まっていない場合は少しアバウトで、次のようにして定めます。

 

面倒な方はこの囲みの部分は読み飛ばしてください(特にCなんて誰がどうやって知ることができるの ?)。

 

1日の労働時間が決まっていない場合の標準報酬日額

A  月、週その他一定期間によって報酬が定められる場合には、報酬の額をその期間の総日数で除して得た額の30倍に相当する額

B  日、時間、出来高又は請負によって報酬が定められる場合には、前1月間に同じ事業所で、同様の業務に従事し、かつ、同様の報酬を受ける者が受けた報酬の額を平均した額

C  A、Bによって算定がむずかしい場合は、前1月間に、その地方で、同様の業務に従事し、かつ、同様の報酬を受ける者が受けた報酬の額

参考 : 健康保険法第42条 を参考に記載

 

 

アルバイトの人が社会保険に加入するかどうかについてはこちらをご参照ください。

アルバイトの社会保険の加入条件~掛け持ちなら ?

 

おわりに

いかがでしたか ?

アルバイトが有給をもらえる条件、また、もらえるなら何日もらえるのか、さらに有給として支払われる賃金の計算方法についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか ?

 

最後までお読みくださってありがとうございました。